ゴブリンスレイヤーの場合、ゴブリンが人間の女性をレイプし孕ませることができるという設定は、
この作品を成功させるための重要なつかみだったと理解している。

進撃の巨人でも、巨人が出現し人を食うというシーンは、同じように物語の重要なつかみだった。
ただし進撃の場合は、それは物語のつかみというだけでなく、物語の終盤にまでつながる重要な
伏線のひとつに過ぎなかったという点が、進撃の凄味でもあり、圧倒的な物語の構築力で読者を
ねじ伏せるパワーの源ともなっていた。

ゴブリンスレイヤーも、上の>>673-674みたいな設定が次第に明らかになるのなら、それはそれで
面白そうだけど、どうもこの作品に関してはそこまでは考えていない気がする。