お江戸でござるがやってた頃の
杉浦日向子女史と石川エイスケセンセの対談だと
東京は江戸と言われた頃から、「大阪くだり」が文化技術の最先端で
明治維新以降はそれが「舶来上等」に取って代わり
自ら育んだ豊かな文化が有るにもかかわらず、それをあっさり捨てて
外から来たモノに飛びつく風土が有るんだとか
そのため
昭和の昔から東京の国際的な印象は「最先端の安物」

これを改めるには江戸の町人が育んだ粋の文化や
昔から連綿と続き、今では町工場の人々に息づく職人芸を顕彰すべきだが
それを顧みる人は少ないと嘆いていた