あくまで私見だが、ハヤカワ文庫にはそのジャンルの成熟度を計るような作品が、どの時代にも
各レーベルでそれなりに出てきてると思うのですよ(おおっ出版社スレっぽい話題w)

SFなら『2001年』とか『たった一つの冴えたやり方』とかサイバーパンクの諸作とか
NVなら『女王陛下のユリシーズ号』とか
ミステリなら『長いお別れ』とか『ミスティックリバー』とか
往年のミステリアスプレス(なぜ消滅した、ハヤカワのバカー!泣)ならロストーマスとか

で、FTは『奇術師』を読んだ時、これだ!と思った、「FTにもこれが来た!」っていうね
ただFT文庫はほんとシリーズ投げっぱなし症候群は勘弁してくれ