電子レンジで死ぬ場合(その1)

体内の血液リンパ液などが一斉に沸騰する。
→即死

電子レンジで死ぬ場合(その2:沸騰まで行かない場合)

体内の血液リンパ液などが一斉に90度くらいまで熱くなる。
→体表面から汗が拭きだすが、汗の温度も90度くらいまで一気に熱せられるので状況は好転しない。
→体内のたんぱく質が熱凝固し始める。
(おそらく神経細胞内に凝固したたんぱく質が出来ることで、全身に激痛)
→脳内に凝固したたんぱく質が出来た時点で死ぬ。

電子レンジで死ぬ場合(その3:熱凝固まで行かない場合)
体内の血液リンパ液などが一斉に50度くらいまで熱くなる。
→体表面から汗が拭きだすが、汗の温度も50度くらいまで一気に熱せられるので状況は好転しない。
→比較的温度の低い外気を取り入れて体温を下げようとして呼吸が激しくなる。
→過呼吸によって体温が上昇し、状況が悪化する。
→過呼吸によって意識が混濁してくる。
→大量の発汗が続いて、最終的に脱水症状で死ぬ。

宇宙に投げ出された場合
→肺から空気が吸い出される。
→肺胞の細胞がズタズタに破壊される。
(胸の内部の激痛を感じる。運が良ければ、この時点でショック死)
→肺からの酸素供給が減ることで、意識が混濁して、最終的に酸欠で死ぬ。

電子レンジその3は、ほぼ拷問だな。
まあ、そこまでピンポイントの温度で留まることはないだろうし、
熱凝固が起こらないなら、何分間か絶えれば自然に治るんだけどね。