「電磁ビーム」で敵を妨害する電子戦システムが公開される

 現代の戦争では、安価なドローン兵器の躍進のため、高額なミサイルを使った迎撃線はコスト的に合理的とはいえなくなって来ています。
 イスラエルの国防も請け負っている「イスラエル航空宇宙産業(IAI)」は、さまざまな脅威を同時に検出して、妨害できる新しい電子戦システムを発表しました。

 「Scorpius(スコーピウス)」と呼ばれる一連のシステムは、ミサイルなどで脅威を迎撃するのではなく、遠距離から電磁スペクトルに干渉する収束ビームを送ることで、敵のレーダー、センサー、ナビゲーション、データ通信など、さまざまなシステム動作を妨害します。
 これは低コストの優れた防衛システムになると考えられます。
後略
https://nazology.net/archives/99818