マリーンドルフ伯が器量不足とは思えないなあ。
ラインハルトの意を酌みつつ、動乱期という難しい時期に閣僚を取りまとめた調整型の政治家だろう。
ラインハルトにとって伯を必要不可欠な人材であること考えているのは、娘ヒルダが皇妃になって辞任を申し出たとき強く慰留して留任させたことからもわかる。

胆力も娘がらみとはいえ、皇帝行幸を事実上門前払いしたくらいはある。