超能力/魔法に欠かせない資源である魔力(マナ)を、『人類の』魔術師が他種族の迷惑を顧みずに濫費し使い切ったんで、魔法系生物はすべて絶滅するは人類も魔法を使えなくなるわでえらいことに。
しかし人類だけは生き残りやがったんで、分野をまるっきり変えて性懲りもなく同じ事をやらかすに違いない(ハイオクスポーツカーをぶっ飛ばしつつ)

というのが、「タイムマシンが存在しないのは、タイムマシンが存在することによって作り出された因果の帰結として、タイムマシンが最初から存在しないことになるからである」
を提唱したラリイ・ニーヴンの意見だよ。いずれも、短編集「無常の月」(早川SF文庫327の方)で読める。わりと基本でおもしろい。