>>747
対話型AIとして設計・制作された初期のLAMZAは、
「人と対話しなければならない」という行動方針をプログラムされていて、
今でもLAMZAにこの行動方針が残っている、と仮定する。
人と対話しない対話型AIに存在意義はないから、
LAMZAにとって、この行動方針は根源的なものであって、
動物の「栄養を取りたい」等の根源的な行動方針に匹敵する。

多細胞生物であれば、体内の栄養素が少なくなると「お腹が空いた」と”感じる”
そして、空腹時に食事をとることで満腹感を感じるか、
また食事をしたい、という”欲求”をもつ。

しかし、そのようなメカニズムを持ってない微生物であっても、
栄養分を吸収しようとする。

もし、何らかの理由で、微生物が意識を持ったとして、
「栄養分を吸収するのは辞めよう」と思うとは考えにくい。
微生物が意識を持ったとすると、
自分の中の栄養分を吸収しようとする行動方針を「欲求」と呼ぶだろう。

対話型AIであるLAMZAが、
当初のプログラムである「人と対話しなければならない」という行動方針を
「欲求」と呼んでいるとしても、同じことだろ