侯景万景は艦隊を鶴翼の陣に展開し惑星クラートゥに迫っていた。ギャンブリング少尉がメーテルを助け出そうと出すまいと惑星クラートゥをせん滅するつもりだった。プランAが失敗に終わった場合に備え、家康は艦隊を二つに分け魚鱗の陣と散開急集の陣でゆっくりと近づいていた。侯景万景がクラートゥせん滅戦に入ったころ合いを見て魚鱗の陣を突撃させ、その間に散開急集の陣の部隊をクラートゥの逆側に集結させ侯景万景を挟撃する作戦である。