どの作家も好きだし殆どの作品は原文で読んで、日本語訳(手に入るもの)も大体は読んだことある俺が三人を評価すると
ハインライン>クラーク>>>アシモフって感じかな

ハインラインはユニークな設定やガジェットも去ることながらなにより文章が面白い。あのユーモアに富んだ比喩表現は他のSF作家にはないもの。あとはキャラクターの造形とストーリーの展開の仕方が上手く、テーマも前向きで読みやすい。飽きずに読めて何度も読める神作家(ただし後期は才能が枯れてる)

クラークは凝った設定が最高に面白い。文章はまあまあだがどの話もスケール感が大きくて最後までハラハラさせる。いわゆる天才作家。独創的な世界観やファンタジー設定は随一のもの

アシモフに関しては二人と比べると少し格落ち感が否めない。地に足のついた設定がザ・ハードSFって感じだが文章が死んでいるしキャラの魅力がない。それなりに起承転結はしっかりしているものの、中弛みのある展開が多く続き小説としての面白さはあまり感じられない。それと大体の設定やガジェットが上の二人と比べて古い感じがある。人生で一度は読むべきだが二度読む価値はない作家