>>677
クラークの場合、映画2001年のブームがあったけど、それだけじゃなく他の作品はこの先もリバイバルで映像化されるような作品がいくつも控えている作家だと自分は見ている。

『幼年期の終わり』など、小説で読むと最近のエンタメ小説とは違いテンポがおそく魅力的なキャラにも欠けた地味な作品に見えるけど、本質的に内容が古びておらず深い問題に触れているため、映像化すると独特な迫力や緊張感が生み出されたりする。
逆に言うと、いまのエンタメ小説はほぼすべてがキャラクター小説であるのに対し、クラークの小説は特別なヒーローのいない群像劇であることが多い。

下の映像化された「幼年期」の作品紹介動画など見ても分かるよう、クラークの作品には最近の軽いSF映画とは比較にならない、斬新で独特な世界観を孕んでいる面白さがあるんだよね。

未来世界の神が地上に降臨、しかしその姿は誰も思わなかった 【映画紹介】
https://youtu.be/VKs3pOj09q0