パンツを脱いでない(作品を建前で飾って描いている)って批評の決まり文句があるけど、
山本はこれの逆でパンツを履いて作品を描くことができない作家だと思ってる

ボクが好きなモノは絶対正義
ボクが嫌いなモノは完全な悪
自分以外の価値観を考慮した話は決して作ろうとしない

こういう作家は山本に限らず多いけど、
概して勧善懲悪に見えて独特の違和感や気持ち悪さがあるストーリーを作りがち