培養脳細胞で「ChatGPTを超える」AI開発 豪スタートアップが13億円調達
Zinnia Lee | Forbes Staff

 培養した人間の脳細胞とコンピューターチップを組み合わせた新しいタイプの人工知能(AI)を開発するオーストラリアのスタートアップ、Cortical Labs(コーティカル・ラブズ)は19日、新たな資金調達ラウンドで1000万米ドル(約13億円)を調達したと発表した。
 資金は「DishBrain(ディッシュブレイン)」と呼ぶこの生体チップの商業化にあてる計画だ。

 ラウンドは香港一の富豪である李嘉誠の非公開ベンチャーキャピタル(VC)、ホライゾンズ・ベンチャーズ(維港投資)が主導し、オーストラリア有数のVCであるブラックバード・ベンチャーズも参加した。
 このほか米中央情報局(CIA)のVC部門「In-Q-Tel(インキューテル)」、米ライフエックス・ベンチャーズ、豪レーダー・ベンチャーズなども出資した。

https://forbesjapan.com/articles/detail/62585

強い人工知能へ