筒井は今読むとつまらない
ああなるほど面白いわかるよという面白さ
実は時事性が多いし本質的な権力諧謔なんてない
そこまで考えてないせいか何かしら浅い
ギャグが笑えない
不適切を意図してるはずなのにだ

さらに文芸まで気取っても当時の意図が今では安いそれみたいに
みんなにわかる分に下手だと思う

カネや名誉なんて考えずに
そういうのが嫌いとばかり今カッコつけられるのにさ

てんかん協会のときも思ったけども
対応が素直で真面目に優しいオトナじゃなかった気がする

社会性で思想を考えない悪い意味での自我ばかり出た形しか覚えてない
ああだからフロイトやハイデガーになっちゃうんだろうな

今回も単にサブカル的な経緯の屈託や悲哀の承認なんだろうが
まあ人生終わる老人なんだからそれでいいんだろう