>>761
それぞれの士官学校で敵国語を教えていると言う記述は無い(多分、教えているとは思うけど)。
ユリアンは学校で教わると言ってたが、彼は中級学校しか出ていない。
帝国側については、記述が無かった筈。
あと、前述のスペイン語とポルトガル語は、文法はほぼ同じだが、発音がかなり違うので、会話にはヒアリングの勉強が必要。
日本語と沖縄語(或いは、江戸弁と沖縄弁)の方が、例としては判りやすいかも。
で、エスニック言語が、作中のあの時代には話者を一定数以上持つ言語として生き残ってないと断じる最大の理由は、そんな記述が無いから。
作中に出てくる言語は、帝国語と同盟語しか無い。
次に、エスニック言語が生き残ってないと説明が不可能な事象が、特段は存在しないから。
特に、帝国では、連邦時代まではエスニック文化が多少は生き残っていたとしても、その伝承には極めて冷淡だったろうしなあ。
そして、建国後の同盟が、ただでさえ限られたリソースを公用語以外のエスニック言語復活に注ぎ込むメリットが、どれだけ有るやら。
それも、統一された恒星間連邦国家を作ろうって状況でだ。