銀英伝の読者はヤンが自分の人望や人気を利用して政権を奪取して権力者になるような人間じゃないと分かっているし
ヤンに近しい人達もそう分かっているけど
ヘンスローを唆して同盟政府に査問会を開かせたルビンスキーやその部下達はヤンの人柄や内心など知りようがないし
フェザーンの高官達という野心の塊達がヤンに猜疑の目を向けないのは不自然だから
ルビンスキー達は「無実のヤンに濡れ衣着せたろ」じゃなくて「ヤンは絶対そのうちやらかすから同盟政府に教えたろ」と考えてたのでは?