【2月2日 AFP】国際自転車競技連合(UCI)は1日、トップ選手も使用して物議を醸していた一酸化炭素吸入を2月中に禁止すると発表した。

UCIは「選手の健康と安全を守るため、2月10日から禁止する」と発表。ダビド・ラパルティアン会長は「きょうの決定は正しい方向への重要な一歩だ」と述べ、大胆だが必要な措置と表現した。

赤血球の量と持久力を増強するとされる一酸化炭素吸入については、昨夏のツール・ド・フランス大会期間中に自転車競技の専門ウェブサイトが、
イスラエル・プレミアテック、ツールの現王者タデイ・ポガチャル(スロベニア)が所属するUTE、ヨナス・ヴィンゲゴーのいるチーム・ビスマ・リースアバイクの少なくとも計3チームが用いていることを報じていた。
後略