宇宙生命の痕跡が検出された件について、科学者に聞いてみた

 先週、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を用いた研究者たちが、遠方の太陽系外惑星「K2-18 b」で興味深い発見をしたと報告。
 その内容とは、ジメチルスルフィド(DMS)の痕跡を見つけたというもの。
 このジメチルスルフィド、地球においては、基本的に海洋微生物によって生み出されるものなのです。
 地球からおよそ120光年離れたところにあるK2-18 bは、赤色矮星の「ハビタブルゾーン(生命が存在可能とされる領域)」内を公転しています。
 また、この惑星は、高温多湿な水の惑星で、水素に富んだ大気を持つ「ハイセアン惑星」である可能性もあります。
後略