>>920
是非もなくどう言い繕ったところで、やってる事がかつてから毛嫌いし憎んでいたルドルフと同じ
生まれたばかりの赤ん坊に何の実力もない

ヒルダがしばらくは公平公正な政治をやるんだろうが、身内を切る事が難しい性格が災いして、マリンドルフ家に近い所から旧門閥貴族のように腐っていく
平和な時代、貴族が内側から腐っていく事に変わりないが、ヒルダと息子がオーベルシュタイン的な身内や民を処断する厳しさは持ち合わせていない

ロイエンタールが部下に恵まれてなかったように、ミッターマイヤーもまたその優しい性格が災いし、平和になると部下の失態を処断できず、頭を悩ませるだろう

結局、ラインハルトはオーベルシュタインという毒を敢えて食らい自分の欠点を補った上で、同盟と門閥貴族という敵を使い、部下のやる気を引き出す決断出来る天才、という指導者像を魅せてるが
それ故に配偶者も息子も、後継指導者としてそうではない事で、先行きの暗さを暗示している

原作小説にはユリアンの先が書かてれるのがもしれないが、読んでないから知らない