>>11
半村さんは、伝奇小説の王ですがSFを書いてこなかったことに、なにか思われることがあったらしく、ハードSFとして、
「半村良的宇宙論」を書こうと思われたようです。ただ、それがストーリーにからんでないんですよね。
生のまま、論文のように語られる。初期の頃は、「なぜ、地球が妖星と呼ばれているのか?」と言った
SF的テーマが極めて生々しくストーリーに絡めて語られるんです。しびれましたよ…。
だから七巻に失望したんですよね。

>>12
半村さんのエピソード、ほっこりしました。あと

>訳文にも口が肥えちゃう、

これはわかりますね、こなれた文章や格調の高い文体で読みたいですものね。