【沖縄科学技術大学院大学】外部電源を必要としない浮遊する回転円盤を開発

 日本の沖縄科学技術大学院大学(OIST)で行われた研究によって、外部電源を用いずに「宙に浮き回転し続ける円盤」が実現しました。
 直径わずか1センチほどのグラファイト(高純度の黒鉛)製の円盤が、磁石の作る軸対称の磁場によって浮き、しかも回転の妨げとなる摩擦(渦電流の抵抗)を原理的にゼロにできる条件を示し、実験では極めて小さく抑えることに成功したのです。
 摩擦のない世界への扉を開くようなこの発見は、精密なセンサーや量子力学の研究にも大きく役立つ可能性があります
 なぜ円盤は延々と回り続けることができたのでしょうか?
後略