世界初、NTTが“痛覚を共有”する技術を開発。「人間拡張基盤」と脳波測定を連携

 NTTドコモとPaMeLaが、相手の感じ方に合わせて痛みを共有する技術を共同開発したと発表した。
 ドコモが開発した「人間拡張基盤」と、PaMeLaが持つ痛みを脳波から測定する技術を連携させることで実現した、世界初を謳う試みだ。
脳波から痛みを数値化し、共有する。
痛覚の定量化の実現へ
 これまで、人が感じる身体的・心理的な痛みを他者に正確に伝えることは難しく、個人の主観に基づく推測で理解するほかなかった。
 今回開発された技術は、痛覚刺激を受けている人の脳波から、その人が感じている痛みを数値化し、定量的に可視化する。
後略