液体金属とバクテリアを融合させた「生きたメタル」を開発

 米ビンガムトン大学(SUNY-BU)の研究チームは、液体金属とバクテリア(細菌)の芽胞(がほう)を融合させた、これまでにない“自己修復型”の導電材料を作り出すことに成功したと発表しました。
 この新素材は、単なる電子回路の材料ではありません。
 まるで「生きている」かのように自己修復し、環境に応じて機能を切り替える柔軟性まで備えています。
 次世代のウェアラブル機器や、人体と直結する医療デバイスを大きく変える存在として期待されます。
 研究の詳細は2025年10月24日付で科学雑誌『Advanced Functional Materials』に掲載されました。
後略