海水ウラン抽出に革命か:分子を“積む”新発想で効率1000倍を達成

 枯渇が懸念される陸上のウラン資源。
 その一方で、海水にはほぼ無尽蔵のウランが眠っている。
 この「原子の海」から効率的にエネルギー源を取り出すことは、人類の長年の夢だった。
 この度、中国の研究チームが、分子の「積み方」をわずかに変えるという驚くべき発想で、海水からのウラン回収効率を従来比1000倍にまで高め、回収量でも過去最高記録を樹立する新材料を開発した。
 この技術は、未来のエネルギー問題を解決する切り札となるのだろうか。
後略