世界初のiPS網膜、10年経過もがん化せず…失明危機で手術受けた女性の視力ほぼ維持

 iPS細胞を用いた再生医療を、2014年9月に世界で初めて受けた目の病気の患者について、手術を実施した神戸市立神戸アイセンター病院などのチームは、術後10年たっても細胞はがん化しなかったとする研究成果をまとめた。
 iPS細胞は、がん化のリスクが懸念されていたが、長期間の安全性を示す根拠の一つになり得る。
 実用化に向けて追い風となりそうだ。
後略