花咲かず沼の娘簪
江戸時代、この沼で捕れる
ウナギの大量を願って村の長が
この沼の主と言われるウナギ大明神に
美しい村娘を捧げた。
その時、娘は自分の髪から簪を抜き、
恨みを込めて地蔵に投げた。
村娘は沼に沈んだ。以来この沼の
畔には花が咲かなくなり、
「花咲かず沼」と呼ばれるようになり、
簪は不幸を呼ぶ「花咲かず沼の娘簪」と
呼ばれ、人々に恐れられた。


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