仮面ライダーの適合者達
・一条真生(イチジョウ マキ) / 仮面ライダーサイバー
1994年 5月12日生まれ 24歳
早くして両親と死別。以来病弱な妹と自身の生活費を稼ぐために数多くの仕事を転々としていた青年
高収入と引き換えに危険な取材を請け負う雑誌記者として就職後
電脳城への潜入の仕事を引き受ける、同僚達には止められていたが危険を顧みずラギュエルへと突入
天音と出会い仮面ライダーサイバーとして変身し
全人類の命運を賭けたゲームへと身を投じる事となる
基本は直情的で思いやりがあり、楽観的な性格ではあるが
「誰かが死ぬくらいなら俺がその痛みを受け入れれば良い」と自己犠牲の様な考え方をしめす事もある
自らが最初に羽道を救った事により妹が危篤状態に陥った際には自身の正義のあり方や全ての命を守ろうとする考えに迷いを持つ事になる
だがNPCの潜入により自身が過去、勤めていた孤児院が狙われた際に迷いを捨て再び立ち上がる事を決意する

天音 沁(アマネ シン) / 仮面ライダーロディス
1993年 11月21日生まれ 25歳
2号ライダー(本編開始前に変身しているために実質的な1号、及び0号ライダー)
真生が属する事になるギルドのリーダー的存在
元警官であったが影浦による殺人事件の現場へと赴いた際、交際相手であった女性が交通事故に合い危篤に陥ったとの連絡を受ける
警官として職務を全うするか最愛の女性の元へと駆けつけるか苦悩した上に職務を選択
だが直接対決にて影浦に敗北し取り逃がし右腕を負傷、さらには交際相手の最期に立ち会えないといった悲劇に見舞われ警察を辞職
いらい世捨て人のように人生を歩んでいたが仮面ライダーの適合者に選ばれラギュエルで一線級の戦いを繰り広げる事になる
過去の経験から誰かの心に深入りする事もされる事も嫌うが根は善良であり真生の命を救り仮面ライダーサイバーの誕生の一因を担う事となる

・美島蓮慈(ミシマ レンジ) / 仮面ライダー焔魔
1996年 5月7日生まれ 22歳
元は裕福な家庭の生まれだったが中学時代に父の会社が倒産し自殺、母親は夜逃げ
以来複数のアルバイトをかけもちし生計を立てるようになったフリーターの青年
似た境遇にある主人公、真生とは一時期仲良くなる
一見すると社交的な好青年ではあるがヒーローに憧れる等幼さの残った性格でもある
心の何処かで自身の人生を悲観しており
フリーターとしてただアルバイトをこなすだけの毎日に不満を抱きつつも自身は変われはしないと諦めていた
だが仮面ライダー焔魔の適合者へと選ばれ、憧れていたヒーローとしての力を得た事により内に秘めた屈折した正義感が暴走しやがて悲劇的な結末へと向かっていく事になる
自身の中で最悪の悪と見なした影浦を倒す為に周囲の静止を省みずやがては暴走
圧倒的実力差の中もパワーアップフォームに一縷の勝利の可能性を見出すが影浦には通用せず惨殺される

羽道 創(ウドウ ハジメ) /仮面ライダーウイング
1999年 4月13日生まれ 18歳
国内有数の進学校を主席で卒業した後、有名大学に特待生として入学したエリートではあるが
自身の才能に絶大な自負を持ち他者を劣等種としてしか見ようとしないどこが屈折した少年
仮面ライダーサイバーに変身した真生が「最初に救った相手」であるが
自身の命を救った真生の行動に対して「見下された」と異様な復讐心を持つようになり
ベルトを手にして以降は真生を執拗に狙いその親族でさえも手にかけようとするなど狂気的な行動を見せる事となる
その一件は「仮面ライダーとして己を犠牲にしても全ての命を救う」という真生の正義を根底から揺るがした
真生の命を執拗に狙い「自身の才能」を誇示すべく他の仮面ライダー達と敵対、NPCを使役し民間人を襲い真生を誘き出すなど中盤のボスキャラクター的存在であったが
影浦に敗北後、自身が唯一心を開いた友人(女性)を拉致され、プライドを捨て土下座をし救出を真生に懇願
その後は自身の過ちを改め同じギルドで戦うようになり電脳計画阻止のために尽力する事となる