>>261
まず前提としてちょっと頭に入れておいて貰えると有難いんだけど、
自分は澤田・草加以外の流星塾生を
「オルフェノクではないし変身もできないけど、記号(因子)を埋め込まれた普通の人間じゃない存在」
みたいな中途半端かつ曖昧な認識をしてない
劇中での扱いから、あくまで啓太郎達と同じ普通の人間という括りだと思ってる

何故そう思うのかと聞かれたら「555が人とオルフェノクをきっちり線引きした話だから」としか言いようが無いが
まぁ本編見た上で筆者(≒井上)の意図を汲んだ程度にご理解頂ければ幸い
少なくとも「真人間(ほぼ1人)と厳密にはオルフェノクでも人間でもない微妙な存在(半数)とオルフェノク(半数)の話」とは思ってないかな

…で、本編の話に戻ると
仮にカイザギアが普通の人間も弾くんだったらそれこそ灰化する設定だの呪いのベルト騒ぎはなんだったのってなる
元々王の護衛用に作られたベルトな事を考えれば、人間が使った際に作動するセキュリティ装置みたいなものと解釈してもおかしくはない筈(実際そういう説明がなされた文献もあるし)
そもそも使用者によっては死ぬ仕様な時点で普通の人間が使う事を想定した設定としか…
後にこれが改善?されてファイズギアで人間は弾く仕様になったとも考えられるしね
まぁこれを推測扱いするかどうかは自由だけど少なくともカイザギアは真人間も弾くって理屈よりかは違和感薄いかな、個人的に

争点になってるパラロスは世界観がTV版と違う上に流星塾云々の出来事すらあったのか微妙だし一概には言いにくいけど、
前述の認識を踏まえて仮定するとDC版は

何も飲まない→TV版同様変身はできるけど死ぬ(少なくともTV版踏まえてたらこう考えてもおかしくないと思うが)
1本飲む→装着者の状態を正しく識別できなかったので弾いた(もしくはベルトがバグった)
2本→変身できるし死なない、ただしベルトが死ぬ
という風に認識してた
そもそもあの薬にまつわる言及がほぼ皆無に等しい上にあの博士の返答も全部あやふやだったからあんま深く考えても仕方ないかと
メタ的に言うと使ったら死ぬベルトを啓太郎が覚悟決めて使うところにカタルシスがあるわけだし、常人は最初から弾くとは考えない方が自然じゃない?
少なくともその前提が無くてもおかしくはない


あーついでに井上が語ろう!の本でこう言ってたのも触れておくか↓
どう考えても「普通の人間が使ったら死ぬ」前提で話してるんだよねこれ
「子供の理解力なんて〜」みたいな都合のいい反論も来そうだけど、井上って基本的に子供見下したスタンス一切取らないから
「真人間じゃないけど記号の度合いが低いから死ぬ、真人間は弾く」って理屈がそんなに重要なら言及してると思われる

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 カイザのベルトなんてのはさ、変身すると灰になるわけじゃない?
でも俺には確信があったんだよね。子供って怖いものが好きなんだよ。
 しかもさ、あのベルトだって変身できるヤツもいるわけじゃない?
子供は「俺は変身できるんだ!」と思って買うわけ。俺は選ばれた人間なんだってさ。
あれは多分、全部白倉が説得したんだよ。
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極力噛み砕いて説明したらかなり長くなってしまったけどこれで伝わるかな?
どっかの資料集の片隅に書かれてる設定文より劇中での扱いや示唆、文脈といった言語化されてない部分を重視してるだけとも言えるけどね
これでも駄目だったらちょっとお手上げだわ、、、君の勝ちだ
わかりやすい説明できなくてごめんね