タケル「うわー!すっごーい!」
ソウゴ「当たり前だけど人でいっぱいだね〜」
巧「暑いし煩いし最悪だな…」
良太郎「な、なんかごめんね巧…」
巧「いや、むしろ兄弟全員でぞろぞろ歩くほうが暑かっただろうから…」
ソウゴ「ま、どうせ花火始まる頃にはみんな集合するけどね!」
タケル「ヒビキ兄ちゃん達が場所取りやら準備してる間に楽しんじゃおう!」
良太郎「うん!」

マコト「おいタケル。お小遣いだけで足りるのか?足りなくなったらすぐ言うんだぞ」
タケル「えへ、ありがとうマコト兄ちゃん!…あ、ねぇねぇマコト兄ちゃん」
マコト「どうした?」
タケル「俺くじ引きやりたい!一緒にやろうよ!!」
マコト「いや、俺は」
タケル「あのぬいぐるみ取ってさ、カノンちゃんにあげようよ!」(カノンちゃんは人酔い、ナンパを避けるために場所取り待機)
マコト「よし、やるぞタケル」

ウォズ「おっと、大丈夫かい我が魔王。今日は浴衣だから普段と違って歩きづらいだろう?足元には気をつけるんだよ」
ソウゴ「でも、俺が転んだらウォズがそのストールで助けてくれるでしょ?」
ウォズ「まあそれは当然だが…あまり便利に使われるのは困るね」
ソウゴ「ウォズってば…そう言いながら困ってるって顔してないよ?」
ウォズ「君の世話を焼くのは嫌いではないからね。ところで我が魔王、何か食べるかい?私としてはあの唐揚げが気になるんだが…」
ソウゴ「ウォズ、食べたいなら食べたいって言えばいいのに。まあいいや、行こっか!」

巧「なんであの二人まで居るんだろうな」
良太郎「危なっかしいから心配だったんじゃない?」
巧「タケルもソウゴもお前には言われたくないかもしれないけどな」
良太郎「あはは…だよね」
巧「ま、はぐれる心配がないから俺は良いと思うがな」
良太郎「そうだね。あ、あのお面(民族風の超ダサいお面)カッコイイ!ねぇ巧、いっしょに…」
巧「絶対に嫌だ」
良太郎「うぅ…」
巧「てかあれ射的だろ。取ってやるから俺が付けるのはナシだ」
良太郎「ホント!?頑張ってたk…およっー!」
巧「危ねぇ!…ここでコケたら大惨事だから気をつけろよ」
良太郎「えへ、ありがと巧」