>>500

(大きな音を立てて、閉じられる居間の扉。 廊下に閉め出されて ドアに縋り付く 影山と蓮華)
(ドアの前で ガックリと肩を落とした影山が 口を開く)

影山 「……お前が 皿を割ったりするからだっ! (八つ当たり)」

蓮華 「先輩だって! (ムッとする)」

影山 「(蓮華を指差しながら、ドアから離れる) 大体、お前、甘いんだよ。
     三島さんに逆らって (蓮華を振り返る) 組織に居づらくなったからって、天道を頼るなんて!」

 (影山が 憎たらしい表情で嫌味を言いながら、右手で 蓮華の肩を小突く)
 (カチン、ときた蓮華も 負けじと言い返す)