仮面ライダーカブト Part236【今こそ 君の気高き友情に応える時】
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ここは「仮面ライダーカブト」の本スレです
2006年1月29日 - 2007年1月21日（全49話）
【天の道を往き、総てを司る】
【テレビ朝日公式サイト】（Internet Archive）
ttps://web.archive.org/web/20070406192637/http://www.tv-asahi.co.jp/kabuto/
【東映公式サイト】（Internet Archive）
ttps://web.archive.org/web/20070323133317/http://www.toei.co.jp/tv/kabuto/index.asp
【東映ヒーローネット】（Internet Archive）
ttps://web.archive.org/web/20080403044041/http://www.toeihero.net/archive/noa/back_kabuto.html
【東映ビデオ】
ttps://www.toei-video.co.jp/special/kabuto/
○天道総司様の有り難いお言葉
◆スレタイは「仮面ライダーカブト Part（数字）【本編または劇場版のセリフ】」
◆荒らし、電波、基地外なんかに俺を釣ることなど出来やしない。
◆それに、下手に相手をすればせっかくの豆腐が崩れる。
◆質問する前に、検索サイトなどで事前に調べないなんて、5ちゃんねらー失格だな。
◆次スレは>>970が立てる、無理な場合はその旨を伝えてくれよ。
◆ただし、おばあちゃんは、こうも言ってた……
◆これらを守りさえすれば、運命は絶えずこのスレに味方する。
前スレ
仮面ライダーカブト Part235【太陽に向かって なぜ輝くと訊くか？】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sfx/1581775353/ >>760
『スカルソルジャー』は、 『傷だらけの天使』や『探偵物語』 OP の、70年代のTV番組の雰囲気が漂ってた
本田さんが演じている悪役も、松田優作系のヤバい感じのサイコパス
その辺りから 影響を受けているんじゃないだろうか？
狂ったようにフェンシングの剣を振り回すのが、カブトと共通しているw >>757
※ デスク上に置かれたノートパソコンには、『立川大吾』 の顔写真
これは、本部からの指令だと言って、田所さんが加賀美に見せたデータと同じ物である >>569
加賀美に命じられた身辺警護の任務は、 エリア司令官の天道には知らされていなかったと思われる
もしも、これが意図的に情報が伏せられていたのだとすると、その目的は……
※ もう一度、 ZECT全チームに 発破を掛けろ！
雲隠れした立川の足取りは、未だ ZECTのエージェント達にも掴めていない様子
現場チームに捜索を急がせる天道の言葉の端々にも、焦りが感じられる >>758
※ 本部に言ってはならん
ZECT本部からの命令で、立川を捜すワームから、立川本人を守るように 加賀美に指示が出ていた
つまり、ZECT本部は 立川大吾の正体、及び、ネイティブの存在を 以前から知っていた可能性が高い
公式には、7年前の渋谷隕石落下後から ワームが現れ始めた事になっている
それ以前から、地球上に生息していたネイティブの存在が 長年 機密扱いだとすれば、
今まで 組織ぐるみの隠蔽が謀られてきた事になる
天道としては、ZECT本部が 立川の身柄を確保して、ひより捜索の手掛かりが途絶える前に、
何とか 情報を訊き出したいところ >>758
（外部へ通じる室内階段に向かう岬。 すると、上階から ZECTの幹部 ・ 三島正人が降りてくる）
（凍り付いたように、その場に立ち尽くす岬）
三島 「ほお、 それは 聞き捨てならないな」
（会話を聞いていたのか、 降りてきた三島は、擦れ違いざまに 岬を睨みつけて 横を通り過ぎる）
（そして、天道の前まで歩いてくると、立ち止まり、口を開く）
三島 「私の了解も得ず、 君如きが 勝手に指示を出しているとは 許しがたい」
天道 「ほお、 なぜ 俺が “君如き” の了解を得なければならない？ （腕組みして挑発）」
（ムッとする三島。 二人共、一歩も退かない 殺伐とした気配を漂わせて 睨み合う）
（すると、 緊迫した その場の空気を破るように、 三島の携帯が鳴り始める）
（天道を睨みながら、三島が電話に出る）
三島 「 ……はい （不機嫌な低音声）」
（カブト 第36話より） >>764
台詞の間違いを訂正
何度も申し訳ない
誤） 三島 「私の了解も得ず、
正） 三島 「私の了解も得ずに、 >>764
※ 凍り付いたように、その場に立ち尽くす岬
岬で この状態なので、三島を裏切って 天道の元に走った間者の蓮華の心境は 如何ばかりか…
画面には映っていないが、天道の すぐ傍に立っていたので、 相当、三島の圧を感じていた筈
過去の おぞましい関係を思い出して、怯えていても おかしくない
※ ほお、 それは 聞き捨てならないな
さも偶然のように 三島は振る舞っているが、タイミング良く、この支部に現れたのは 偶々ではあるまい
実際は、天道が ネイティブ・立川の存在に気付き、嗅ぎ回っているのを、密偵からの連絡で知り、
余計な真似をしないよう、釘を刺しに駆けつけて来た、というところだろう >>764
※ 二人共、一歩も退かない 殺伐とした気配を漂わせて 睨み合う
最前線の指揮を執る現場司令官の天道と、制服組キャリア幹部 ・ 三島正人
立川探索の指揮権が懸かっている為、ここは 絶対に譲れない両者である
そして、指揮系統を巡る小競り合いが耳に入ったのか、三島の携帯に ある人物から仲裁の連絡が入る… >>764
（ZECT本部の ブラインドに覆われた一室）
（部屋の中には、 ZECT総帥 ・ 加賀美陸からの電話で、ZECT本部まで呼び出された 天道と三島がいる）
（用心深い足取りで、陸の前に立つ天道。 三島は 陸が座っている椅子の背後に、直立不動の姿勢で立つ）
（三者の息苦しい沈黙が流れる中、 窓際の椅子に座っている加賀美陸が 重い口を開く）
陸 「君達二人が いがみ合っても、組織には なんっの得にもならん。 以後、慎みたまえ」
三島 「……はっ。 （承諾）」 >>768
天道 「あんたのほうから呼んでくれるとは ありがたい。 ちょっと 訊きたい事がある」
三島 「貴様…。 誰に向かって言っている？ （苛立ち）」
（腕組みをして 陸を見下ろす天道を、恫喝するように 三島が牽制する）
陸 「いいんだ、（右手を上げ、制止） 君は もう 行きたまえ （左手で 出口を指す）」
三島 「（不承不承） …失礼します」
（内心の怒りを抑えながら、三島が 一人、部屋を出ていく）
（カブト 第36話より） >>768
※ 君達二人が いがみ合っても、組織には なんっの得にもならん。 以後、慎みたまえ
この発言からすると、加賀美陸は 以前から、立川捜索案件に関する三島の動きを 正確に掴んでいたようである
やはり、天道に情報を流さなかったのは 三島の差し金だろうか？ >>769
※ 君は もう 行きたまえ
ZECTのTOPである加賀美陸の裁定により、現場での主導権争いは 天道の勝利に終わる
これ以降、天道の作戦立案や現場指揮が ある程度、可能となつて、決定権が天道に委ねられていく
新参の天道の前で、部屋から追い出される屈辱を味わった三島だが、
このまま 大人しく引き下がるような男ではない >>769
（三島が退出するのを待って、口を開く 陸）
陸 「何かね？」
天道 「“ネイティブ” とかいうのは 何者だ」
陸 「（回転椅子を回し、横を向く） さあ？」
天道 「ひよりと 何か 関係があるのか！」
陸 「ひより？ ああ、君の たった一人の妹さんだったね。 （椅子から重い腰を上げ、立ち上がる）
…元気にしてるかね？」
（天道が 矢継ぎ早に質問するが、陸は 決して視線を合わせようとしない）
（あくまで、はぐらかす態度を止めない陸に、天道が激高して 詰め寄る）
天道 「とぼけるな！ 言っておくが、俺が 今 その気になれば、
（逃げるように 窓際に移動する陸を追いかける） ZECTを潰す事も出来る！ （脅し）」
陸 「……君は、“赤い靴” の物語を 知っているかね？ （ゆっくりと 窓際に近付く）」
（カブト 第36話より） >>773
※ ひより？ ああ、君の たった一人の妹さんだったね。 …元気にしてるかね？
第26話の、警視庁での加賀美陸と天道の遭遇時にも、 陸は これと似た様な言葉を 天道に掛けている
「あ！ そうそう。 妹さんは 元気かね？」
「たった一人の肉親だ。 大切にしてあげなさい」
この第26話の時点では 未だ、天道とひよりが兄弟である事実は 劇中で判明していなかった為、
“妹” というのが、樹花の事を指しているかのようなミスリードが 視聴者に対して仕掛けられていた
だが、今回の陸の台詞からも判るように、 実は、ひよりを指していた事が明らかになる
つまり、加賀美陸は 誰も知らない筈の 天道総司と日下部ひよりの本当の関係を 以前から把握していた事になる
とんだ狸親父である >>773
※ 陸は 決して視線を合わせようとしない
※ あくまで、はぐらかす態度を止めない陸
ZECTのリーダー ・ 加賀美陸は、組織を 裏で支配しているネイティブの傀儡でもある
その行動は 常に監視対象となっている可能性があり、彼等による盗聴を恐れているのかもしれない
表向きは ネイティブに従順な組織のトップとして振る舞い、その実、密かに反攻の機会を窺い、準備を調えている
その為の切り札が、“赤い靴” に象徴される極秘計画である
ネイティブと人類の共闘関係は、 共通の敵であるワームとの戦争が終結するまでの 一時的なもの
目の前の脅威が取り除かれれば、 彼等は 人類に対して 牙を剥くだろう
そうなれば、圧倒的に科学力で劣る 脆弱な人類は 一溜まりも無い
唯一の希望は、彼等が生み出したマスクドライダーシステムを逆利用して、ネイティブを殲滅する事
その時が来るまで、 万が一にも、ネイティブには 計画の全容を知られる訳にはいかない… >>773
天道 「赤い靴？ （混乱）」
（意表を突かれて動揺する天道に、陸が 向き直り、右手の指を上げて 語り始める）
陸 「ある少女が！ 赤い靴を履き、（ステップを踏んで、自らの足元を指差す） ダンスパーティーに行く」
（縦型ブラインドカーテンの合間から、部屋に差し込む陽光が、床の絨毯に 長く伸びた人影を映す）
（滑稽で、どこか不気味な 影絵の童話劇場…）
陸 「だが、 靴が勝手に踊り出し、止まらなくなってしまう」
天道 「（右手で 頭髪を掻き毟る） 何が言い… （陸に詰め寄ろうとした天道の動きが 途中で止まる）」
（擦れ違う陸。 だが、天道は 陸が 寓話を通して、何か重大な秘密を伝えようとしている事に気付く） >>776
（振り返って、右掌を添え、天道の耳元に 陸が小声で囁く）
陸 「カブトも ガタックも 履いているんだ。 （天道が 陸に顔を向け、驚きの眼で見詰める）
君達の意志に関係なく、全てのワームを倒すまで 踊り続ける “赤い靴”」
天道 「……全てのワームを…… 倒すまで？」
陸 「（背中を向け、歩き出す） その靴が、いつ 勝手に踊り出すか、それは……、
（両手を掲げて、大仰に 肩を竦める） 誰にも判らない……。 フヒヒヒッ （笑）」
天道 「……… （茫然）」
（陸が 口元を右掌で押さえ、狂気に満ちた忍び笑いを洩らしながら、芝居掛かった動きで 天道を振り返る）
（だが、天道には 最早 それも聞こえていない） >>777
（回想） （森の中、 緑の石の光に包まれて、ひよりの全身が ワームの姿に変わっていく…）
天道 （俺が ひよりを……！？ そんな 馬鹿な！）
（遠くない未来。 無数のワームの死骸で築かれた 屍山血河の大地）
（その中で、自我を失い、狂った殺戮者と化したカブトが、ひよりを殺す光景を想像して、天道は戦慄する…）
（カブト 第36話より） >>777
※ カブトも ガタックも 履いているんだ。
※ 君達の意志に関係なく、全てのワームを倒すまで 踊り続ける “赤い靴”
ライダーベルトの開発者であった日下部総一と 加賀美陸は 古くからの友人だった
マスクドライダー計画の陰で、人体実験をも厭わないネイティブの本質を知る彼らは、ある約定を交わす
生まれてくる二人の息子を ライダーの被験者として差し出す、と
18年前、志半ばで 反攻計画が漏れ、ネイティブに暗殺された日下部総一の意思を引き継いだ加賀美陸は、
ライダーを狂戦士化する “暴走スイッチ” を 密かに マスクドライダーシステムに組み込む
それが、マスカレイド （仮面舞踏会） を ワームの血で染め上げる “赤い靴” の計画 >>778
※ 俺が ひよりを……！？ そんな 馬鹿な！
暴走状態に陥ったライダーは、本人の意思とは関わりなく、無差別に ワーム （ネイティブ） を襲い、虐殺する
全てのワームを地上から根絶するまで、半永久的に戦い続ける 不死身の殺戮マシーンと化す
もしも、ひよりが 暴走状態に陥ったカブトの眼前に立てば、天道は 相手が ひよりだと認識する事もなく、
その首に手を掛け、何の躊躇もなく 縊り殺すだろう…… 仮面ライダーカブトとビーファイターカブトの関連性は？ >>706
さて、弓子店長によるバイト採用試験を経て、
何とか合格を貰えた蓮華は ビストロ ・ サルで 働き始める （まだ試用期間中？）
其処に、 ワームと戦う為の武器、聖剣ディスカリバーを失った >>748 神代剣が訪ねてくる
天道に頼んで、売り払ったサソードゼクターとヤイバーを 何とか返してもらう腹積もりのようである
高鳥蓮華と神代剣
おかしな二人の組み合わせは 今後、お店に波乱を呼ぶことに…なる？ （笑） >>785
（準備中のビストロ・サル店内）
（アルバイトとして働く高鳥蓮華が、楽しそうに笑顔で テーブルクロスを広げて、客用テーブルに掛けている）
（壁際の、まだ布が掛けられていない席には、店を訪れた神代剣が 手持ち無沙汰に足を組んで 腰掛けている）
神代 「俺が わざわざ、サソードゼクターを返してもらいに来たというのに、
天道のやつは 何処を ほっつき歩いてる？」
蓮華 「（別のテーブルに 布を広げて掛けながら） まだ準備中ですよぉ」
神代 「気にするな。（腕組みして 余裕の態度） 俺は 待つ事に於いても、頂点に立つ男だ」
蓮華 「そうだ、（何かを思いつき、剣に駆け寄る） 私が 宿題で作った料理、食べてもらえません？」
神代 「いいだろう （微笑）」
蓮華 「やったあ！ （万歳）」
（課題として出された練習料理を試食してくれる相手が見つかり、蓮華が喜んで飛び跳ねる）
（そのまま、作った料理を取りに、急いで 厨房に駆け込んでいく） >>786
神代 「俺は 味見に於いても、頂点に立つ男だ。 （自信ありげに頷く）」
（そうは言ったものの、 早速、蓮華が運んできた皿に目を止めると、 剣は 訝し気に 眉を顰める）
（皿の上には、黒焦げになったジャガイモが二個、ごろんと転がっている）
蓮華 「芋の二個焦がしです♪ （元気良く、フォークとナイフを 剣に差し出す）」
神代 「（両手で受け取る） 芋の二個焦がし…… 二個焦がし…… にころがし……
（芋をナイフで切り分けようとするが、転がって上手く切れない） にころがし、ね……」
（『イモの2コ こがし』 ⇒ 『イモの煮っころがし』）
（仕方なく、芋をフォークで 一刺しにして 齧り付く剣。 その様子を 真顔で 蓮華が覗き込む）
（咀嚼していた剣の表情が 次第に明るくなると、それにつられて、蓮華の表情も 笑顔に変わっていく）
神代 「……初めての味だ。 （蓮華が微笑む） 今度、芋の三個焦がしを食してみたいなぁ… （小並感）」
蓮華 「やったぁ！ （大喜びで 飛び跳ねる）」
（カブト 第36話より） >>725
第4弾 「勇気や喜び感じる芝居を」 最終回
http://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/01/18/20210118dde012040038000p/9.jpg
『楽しく 弾んで』 本田博太郎
「今は、映画黄金期と違って 「雲の上のスター」 なんて いない時代です。
世の中では、コロナ禍の前にも いろんな自然災害があり、その整理も ついていないから、
映画や ドラマより 見ている人の暮らしの方が 劇的、ということもあるでしょう。
それぞれ そういう状況を耐え忍んでいるわけだから、演じる方が 「ドラマらしき顔」 で やっていたら 負けちゃいますよ。
だれかに気に入られようとして 作為的な芝居をすれば、 それは 画面に 全部 映る。
自分自身が高揚感を持っていなければ、 見ている人との間の 「キャッチボール」 が できない。
針の先ほどでもいいから、勇気や喜びを感じてほしい、 そう思って 球を投げないとね。」 >>786
※ 天道のやつは 何処を ほっつき歩いてる？
今まで 所在地不明だったZECT本部を ほっつき歩いた後、 立川捜索の続きをやっていますw
>>787
※ 俺は 味見に於いても、頂点に立つ男だ
これ以降、 蓮華が創作料理を作り、剣が試食する展開が 何度か シリーズ化され、
腕によりをかけた 数々のダジャレ料理が生み出される事に
（残念ながら、第38話のキャンプでの柿フライは、尺の都合で 本編では カットされている）
イモの二個焦がし… 煮っ転がし…
はい、 蓮華じゃぁー ないとぉー！ m9(`･ω･´)っ ﾄﾞｰﾝ!! >>789
（『カキフライ』 ⇒ 『柿のフライ』）
「料理つながりで 38話、オミット （カット） されたシーン。
樹花の初合宿でのキャンプ料理。 蓮華特製カキフライ―― って、柿のフライ?!
http://web.archive.org/web/20070219203211im_/http:/www.toei.co.jp/tv/kabuto/eps/40/cook/kaki-fry.jpg
これを食べた神代剣が、「今度 カキの かき揚げを食してみたい！」 というのが オチでした。
柿の形を残したまま フライにした装飾部。 しかも 剣 ＝ 山本さんによれば、本当に おいしかったとか。」
（ｓ） >>787
（昼下がり。 保育士として、ネイティブ ・ 立川大吾が勤めていた保育園）
（園舎前の運動場で、子供達が 縄跳びや ボールを使って、思い思いに遊んでいる）
（その様子を 少し離れた場所から、行方不明の立川を捜しに来た加賀美が 所在無げに眺めている）
加賀美 （ﾊｱ…､ さすがに 此処には現れないか……）
（加賀美が溜息をついていると、 園舎から 靴を履いて降りてきた二人の男の子が 急に 地面に躓いて転ぶ）
加賀美 「…！？ （驚いて、男の子達の所に駆け寄ろうとする）」
（だが、物陰から一早く、立川が飛び出してきて、心配そうに 子供達に駆け寄っていく）
立川 「お、 立って。 うい。 うい。 うっ （二人を地面から立たせてやる）。
どこどこ？ （膝小僧を擦りむいていないか、確認して、足に付いた砂を 丁寧に払う）。
頑張れ、頑張れ （激励）。 はい、行っといで （優しく微笑んで、運動場に送り出してやる）」
加賀美 「ハァ……」
（加賀美が 険しい表情で 溜息をつき、 立川に歩み寄っていく）
（立川も 気が付いて、加賀美の方に 視線を向ける…）
（カブト 第36話より）
隔週刊 仮面ライダーDVDコレクション 平成編
https://deagostini.jp/krhmt/
今度は、各ライダー作品ごとの刊行に
おのれ、 ディアゴスティ～ニ！ （鳴滝） >>791
※ さすがに 此処には現れないか
神代邸から逃げるように去った立川を捜して、 立川が立ち寄りそうな場所を捜して回っている加賀美
犯人は 犯行現場に戻ると言うけれども、 立川は ワームの追っ手に見つかる危険を冒してまで、 再び、元の職場に姿を現わす
人間ではない異形の正体を明かしてしまった以上、 もうこの場所には戻れないというのに…
立川が 純真無垢な子供達と過ごした 平穏で 安らかな日々
……これも 未練、だろうか？
※ 優しく微笑んで、運動場に送り出してやる
ネイティブの立川が、人間の子供達を愛おしく感じている気持ちに 嘘はないように思える
『 God Bless America - Irving Berlin (1918) 』
https://www.youtube.com/watch?v=RS2GIhz1K4c
平和を愛し、自由を求める精神よ、 甦れ >>791
（大きな鉄塔が立つ建物の壁際。 人気のない場所に移動して、加賀美と立川が話している）
（加賀美は 逃げられた自分の落ち度も忘れ、つい、不用心な立川を責める口調になってしまう）
加賀美 「危ないじゃないか！ ワームに追われているのに、あんな場所に現れたりして」
立川 「人間とは なんと脆く、儚い生き物なんでしょう。 しかし、それ故に 愛おしい…」
（立川からの 思わぬ心情の吐露に 気勢を削がれて、加賀美の口調も改まる）
加賀美 「お前ら ワームは、人類の敵じゃないのか？」
立川 「私達は 人類の味方です」
（立川の眼を見詰める加賀美。 その瞳は 謎めいていて、立川が 何を考えているのかまでは 読み取れない）
（だが、今までに会った どのワームの擬態とも異なり、立川の眼差しは 深い知性を湛えている）
天道 「やはり、ワームには 二種類いるんだな」
（そこに、天道が 姿を現わし、二人の元まで歩いて来る）
（カブト 第36話より） >>795
※ 天道が 姿を現わし、二人の元まで歩いて来る
天道が この場所に現れたのは、 加賀美が 保育園で 立川を発見した後、すぐに 連絡を入れておいたのだろうか
※ 私達は 人類の味方です
立川は そう言うが、両親をネイティブに殺されている天道の立場からすれば、 その言葉を そのまま 素直には受け取れない
立川個人は そう考えていたとしても、 他のネイティブまで 同じ考えとは限らない
少なくとも 今言えるのは、ネイティブも決して一枚岩ではないという事だろう >>795
天道 「お前ら ネイティブという連中は、俺達の知っているワームとは敵対している。（加賀美の隣まで歩いてきて並ぶ）
…そうだろう？」
立川 「私達は 戦いを好みません！ ……人間とワームとの戦いにも 巻き込まれたくありません。
ただ ひっそりと、（横を向き、歩き出す） 人間の中で 生きていければいいんです」
（その後を追うように 一歩前に出て、天道が訊ねる）
天道 「ひよりは！ （躊躇いがちに） …お前らの仲間なんだな？」
立川 「（二人に背を向けたまま、足を止める） ………」
（迷うような沈黙の後、天道を振り返り、立川が意を決して 口を開く）
立川 「私は……、ひよりさんの居場所を 貴方に伝えねばなりません」
天道 「（激しく動揺） 知っているのか！？」
立川 「……」 >>798
（その時、 注意が逸れている立川を狙って、二体の蛹ワームが 頭上から飛び降りてくる！）
（高所からの急襲に 一早く気付いた天道と加賀美が、着地したワームに体当たりして、通路の奥まで吹き飛ばす）
（同時に飛来する カブトゼクターとガタックゼクター）
（地面を転がり、体勢を立て直した二人が、素早く身を起こしながら、ゼクターを掴む！ ）
天道・加賀美 「変身！」
（二人同時に、ゼクターを ライダーベルトにセット。 各々のマスクドフォームに変身する）
（そこに 更に 三体のワームが加わり、その内の一匹が 立川に掴みかかる）
（すかさず カブトが引き剥がし、己の背後に 立川を庇う）
（蛹ワームの群れを相手に ガタックが乱闘を開始し、カブトも立川を守って 拳を振るう）
（カブト 第36話より） >>798
※ 私達は 戦いを好みません
※ 人間とワームとの戦いにも 巻き込まれたくありません
立川が嘘をついて 誤魔化すつもりではないのならば、この言葉は 真実を捉えていないと言えるだろう
現在、ネイティブと人類は 協力体制を敷き、マスクドライダー増産による戦力拡充も ネイティブの科学技術力あっての物
ワームが地球にやって来て、緑の石を持つネイティブを狙うのも、単に 戦いに巻き込まれただけとは思えない
おそらく、この台詞は 立川個人の考えについて 語ったものだろう
「（自分は） 人間とワームとの戦いにも 巻き込まれたくありません」、「ただ ひっそりと、人間の中で 生きていければいいんです」
と話し、天道の前から立ち去ろうとしている
※ ひよりは！ （躊躇いがちに） …お前らの仲間なんだな？
ひよりは自分の妹であり、あくまで “人間” として見ている天道にとっては、一番、認めたくない真実だろう >>798
※ 私は……、ひよりさんの居場所を 貴方に伝えねばなりません
ひよりが消えた あの日、 渋谷地下のエリアXで 何が起こったのか…
立川は 当事者として その場に居合わせた訳ではないが、同じ緑の石を持つ同族として、何が起きたか、推測は出来る という意味だと思われる
天道に対して 口を開く前、 立川は 伝えるべきか、逡巡し、辛そうな表情を浮かべている
肉親のひよりの行方を 必死に探し求める天道を見て、少しでも 自分の知る真実を伝えなければならない責任を感じているのではないだろうか
第33話にて、ウカワームは ひより問い詰めるカブトに対して、「人間には関係ない、諦めろ」 と言っていた
そして 次の第34話では、ひよりが消えたのは 時空の彼方であると、天道に告げている
例え、立川が 希望を持たせるような推測を話したところで、緑の石を持たない只の人間である天道には、決して手が届かない場所だろう
だが、精神の志向性に影響を受けて、負のエネルギーを放出する緑の石と、カブトのハイパーゼクターを 同時に 巧く使いこなせれば、
場の物理法則を越えて、時空の門が 再び開き、 或いは…… >>802
ひよりは お前らの仲間
まあ、ネイティブの同族なら、敵性ワームとして問答無用で ZECTに抹殺される事は無くなったとも言えるので、
天道としては、ある意味、安心かもしれない >>799
（鉄塔に隣接する建物の屋上に 戦場を移し、カブトとガタックが 立川を庇いながら ワームの群れと戦っている）
（ガタックのダブルカリバーと、カブトのクナイが、蛹ワームを 次々と斬り裂いていく）
（その勇壮な戦いぶりを 後方から見つめながら、立川が思わず呟く）
立川 「戦いの神 ガタックに選ばれし人、 加賀美 新」
（エリアXの地下施設に残されていた古いファイル群。 その中に書き記されていた文言と同じ言葉を口にする）
（ダブルカリバーで、二体の蛹ワームを斬り捨てたガタックが 立川を振り返る）
ｶﾞﾀｯｸ 「何故、それを？ （怪訝）」
（続いて、立川は カブトを見詰めながら、同じように呟く）
立川 「光を支配せし、太陽の神 カブトに選ばれし人、 日下部 総司」
（クナイで斬られた二体の蛹ワームが爆発を起こし、カブトが 立川を振り返る）
ｶﾌﾞﾄ 「何だと？」 >>805
（ワームを残らず退治し終え、戦闘が終了。 立川が 振り返ったカブトに歩み寄っていく）
（ガタックも やや離れた反対方向から カブトの方に近付く）
（すると、立川が カブトの隣に並んで立った時に 異変が生じる）
ｶﾌﾞﾄ 「うっ！？ （身体が揺れる）」
（そのまま、金縛りにあったような不自然な体勢で、カブトが横に倒れる）
ｶﾞﾀｯｸ 「天道！？ （驚） どうした！」
（何か 戦闘でダメージでも受けたのかと、ガタックが慌てて 傍に駆け寄る）
（カブトは 両手で 頭を押さえて、激しく苦しみ始める）
ｶﾌﾞﾄ 「うわあああぁぁっ！！ （激痛）」
ｶﾞﾀｯｸ 「天道！ おいっ！ （倒れたまま、転がって藻掻くカブトに押し退けられる）」 >>806
（何が起きたのか判らず、立ち尽くして見守る立川を尻目に、カブトが屋上を のたうち回る）
ｶﾞﾀｯｸ 「どうしたんだ… （茫然） 天道っ！ しっかりしろ！」
（暴れる身体を抑えるカダックを、カブトが激痛の余り、突き飛ばす！）
ｶﾞﾀｯｸ 「どうした！？ 天道！ おい！」
（カブトの苦しみ方は尋常ではなく、また突き飛ばされて ガタックが後方に倒れる）
（すると、急に痛みが治まったのか、 荒い呼吸を吐きながら、カブトが ゆっくりと身を起こす）
（頭を上げたカブトは 異様な殺気を放っていた……）
（カブト 第36話より） >>807
打ち間違いを訂正
すみません
誤） カダック
正） ガタック >>805
※ 戦いの神 ガタックに選ばれし人、 加賀美 新
※ 光を支配せし、太陽の神 カブトに選ばれし人、 日下部 総司
マスクドライダー計画書 ファイル no.1 に書かれていた定型句を知っていた事からすると、
立川大吾も マスクドライダー開発計画に関わっていた者だったのではないだろうか
（『加賀美 新』 の名前に関しては、加賀美陸が記した物である）
各ゼクターを操作し、ライダーフォームを身に纏う事が出来るのも、ライダーシステムの開発者であったのなら合点がいく >>805
※ その勇壮な戦いぶりを 後方から見つめながら、立川が思わず呟く
〝神〟 の名を冠したライダーの固有名詞は、
ネイティブに伝わる創世神話や伝承の類から取られ、命名されたものなのだろうか？
だとすれば、カブトとガタックが勇猛果敢に戦う姿は、この時の立川には、
まるで 神話の再現のように見えたのかもしれない
日本神話で例えると、太陽神は アマテラス、
戦いの神である武神は、タケミナカタや タケミカヅチ、或いは、スサノオ、といったところだろうか
太陽神の対となる月神としてなら、ツクヨミ
他にも、剣の神であるフツヌシ、 黄泉 （あの世） 神としてのイザナミ、などがいる >>806
※ 立川が カブトの隣に並んで立った時に 異変が生じる
※ カブトは 両手で 頭を押さえて、激しく苦しみ始める
ついに発動する カブトに秘められた“暴走スイッチ”
その発動条件は 何なのか？
まず、ネイティブの立川が カブトの至近距離にいた事
だが、これだけでは ネイティブのひよりが カブトの すぐ傍にいた事があるので、条件としては 十分ではない
おそらく、立川が直前に唱えた言葉が 発動のキーワードとなっていると思われる
そして、ガタックが発動しなかったのは 何故か？
この理由については 、三者の立ち位置 （距離） 等が その理由として考えられる
ちょうど、カブトを挟んで、立川とガタックは反対方向にいた為、多少、距離が離れていた
或いは、マスクドライダーシリーズとしてのリリース順が関係している可能性もある
一番最初に完成したカブトに対して、言うなれば、ガタックは 五号機
戦線に投入された時期の違いが、発動条件を分けたのかもしれない >>807
（繰り返される荒い呼吸が 徐々に 獣の唸り声に変わっていく）
ｶﾌﾞﾄ 「ｳﾞｳﾞｯ…（唸り声）」
ｶﾞﾀｯｸ 「天道…… （様子がおかしい事に気付く）」
（ゆっくりと、ガタックから目を逸らし、立川の方に目を向けるカブト）
立川 「（目が合う） ………」
ｶﾌﾞﾄ 「ヴウッァ！ （視界に入った立川を標的に定め、いきなり飛び掛かる）」
（危険を感じ、立川が 寸前で 身を躱す。 すぐさま、擬態を解き、ネイティブの姿に戻る）
ｶﾌﾞﾄ 「ヴワァァァッ！（尚も殴りかかる）」 >>814
（二発、殴った後、カブトが荒々しく立川ワームに掴みかかり、連続して 膝蹴りを 腹に叩き込む）
（普段のカブトの 錬磨された無駄の無い動きからは考えられない、野生の獣じみた戦い方である）
ｶﾞﾀｯｸ 「やめろぉ！ よせっ、殺すつもりか！」
（ガタックが 二人の間に割って入って引き離すが、強烈な右ストレートで カブトに殴り倒される）
（カブトは 尚も 立川ワームに真っ直ぐと向かっていき、パンチとキックの猛攻を繰り返す）
（蹴り飛ばされた立川ワームは 背後の壁をぶち破って、建物内に転がり込む）
（その後を追い、カブトも建物内に侵入、飛び掛かっていく）
（ガタックも 二人の後を追う）
（カブト 第36話より） >>815
※ 背後の壁をぶち破って、建物内に転がり込む
ここまで、 西東京市の 『スカイタワー 西東京』 の敷地内でのロケでしたが、
室内に移動する この場面は、 いつもの 薄暗い工場を思わせる お馴染みの場所に変わるようです
（茨城県 ひたちなか市 那珂久慈流域下水道浄化施設） >>815
※ 野生の獣じみた戦い方
叢に潜んでいた獣が一気に駆け抜け、本能のままに獲物を狩るような 野獣の動きである
まさに、 “ビースト” モード >>815
（立川ワームに向かって距離を詰めながら、殺意の塊と化したカブトが ベルトのゼクターホーンを反転させる）
電子音声 『 ﾗｲﾀﾞｰｷｯｸ! 』
（ベルトから身体の装甲を伝って、頭部のカブトホーンまで 青白い電光が走る！）
（エネルギー充填と共に、獣のように吠えながら、ライダーキックを放つカブト）
ｶﾞﾀｯｸ 「やめろぉ！ （立川ワームとの間に立ちはだかる）」
（カブトの右ハイキックを、咄嗟に飛び込んだガタックが 両手で受け止める）
（ライダーストンパーから 波動に変換されたタキオン粒子が ガタックの全身に流れ込み、スパークする）
ｶﾞﾀｯｸ 「ううう、 ううぅぅ、 うぅっ！ （必死に耐えて、強引に キックを押し戻す）」
（更に、執拗に襲いかかろうとするカブトの腰に ガタックが喰らい付き、抑える）
ｶﾞﾀｯｸ 「天道、 しっかりしろぉ！ （揉み合いながら 引き離そうとする）」 >>818
（しがみつくガタックの背中に、カブトが拳を 何度も連続して落とす）
（堪らず 一旦離れたガタックが キックで応戦）
（不意を突かれたカブトは 後方に吹き飛び、 床から壁に伸びている空気ダクトに激突）
（破壊されたダクトは 火花を散らして へし折れ、 カブトは バランスを崩して 後方に倒れる）
（ガタックは 足元をよろめかせながらも、何とか立ち上がり、背後の立川ワームを振り返る）
ｶﾞﾀｯｸ 「逃げろ。 （建物の奥の方へ 押しやって 逃がす）」
（ゆらりと立ち上がったカブトが また立川ワームを追って駆け出すが、急に頭を押さえて倒れる）
（床の上を転がり回りながら 藻掻き、 立ち上がって、また苦しむ）
（カブトの中で、相反する二つの心が争っている…）
（カブト 第36話より） >>818
暴れ狂うカブトのライダーキックを受け止めるガタック
http://pbs.twimg.com/media/EAjnTGYUYAABFsQ.jpg
ガタックは、劇場版でも コーカサスのハイパーキックを受け止めたタフネスぶり
防御力は かなりのものである
昨年末の舞台での弓削智久さん
http://pbs.twimg.com/media/EspOEDRUYAIod_L.jpg
カブトから 15年が経過し、 円熟味が増した 渋かっこいい チョイワルオヤジに >>819
※ 逃げろ
立川の正体を知った時は、今まで敵と認識していたワームを守る事に 抵抗を感じていた加賀美
「この俺に ワームを助けろっていうのか」 と、戸惑いを見せていた >>587
それが 今は、任務とはいえ、身を挺して ネイティブの立川を庇い、逃がそうとしている
加賀美も少しづつ、変わってきているようである >>819
（ZECT本部の一室。 小型のガラステーブルの前に、加賀美陸が膝を折り、古びた一冊のファイルを捲っている）
（ファイル名は 『マスクドライダー計画』 ）
（窓が僅かに開かれているのか、外から吹き込む風で ブラインドカーテンがそよぎ、 床に映る細長い影を揺らしている）
（陸が カブトゼクターとライダーベルトの設計図が描かれている 一枚のページを ファイルから破り取る）
（破られたページの左側には、 人間の脳幹の図解と、その下に 見慣れないワーム文字が びっしりと書き込まれている）
陸 （君の壮大なる計画は 我々の息子達が 完遂してくれるだろう…）
（陸が 破り取った紙を 両手で持ち、今一度、真剣な表情で 眺める） >>823
（ジッポーライターの蓋を開き、ホイールを回して点火、 用紙の右端から 火を点ける）
（すぐに 炎がメラメラと燃え広がっていき、 陸は 炎上する紙から手を離して、ガラステーブルの上に そっと置く）
（これで 日下部総一が計画した暴走装置の秘密は闇に葬られ、 作戦は次の段階に移行する）
陸 （安心したまえ、 日下部君……）
（道半ばにして亡くなった 親友への想いを胸に、 徐々に灰になっていく図面を 陸が静かに見詰めている……）
（カブト 第36話より）
仮面ライダーバトル ガンバライジング
http://pbs.twimg.com/media/EstOHubUYAIQquZ.jpg
『仮面ライダードレイク ライダーフォーム』
仮面ライダードレイク ＝ 風間大介役、加藤和樹さんが新規アフレコ
http://pbs.twimg.com/media/Estxf23UUAA_RiF.jpg
裏面
「風は どんな奴にも吹く… 例え、どんな嫌な奴にも」 >>823
※ 古びた一冊のファイル ＝ マスクドライダー計画書
「● 19年前 暴走システム 「赤い靴」 の完成！？」
「1987年の日付の ファイル18 には、ライダーシステムの設計図がファイリングされているが、
この設計図には、ワームとネイティブを殲滅させる暴走システムが組み込まれていた。
これは 踊りだしたら止まらない 童話 「赤い靴」 に 例えて 呼ばれており、
ネイティブと手を組みながらも、最終的には ネイティブをも倒して 人類を守るために、
加賀美陸と 日下部が 秘密裏に 計画したものだった。」
（仮面ライダーカブト超全集より） >>824
※ 君の壮大なる計画は 我々の息子達が 完遂してくれるだろう
※ 安心したまえ、 日下部君……
天道総司の本名は、日下部 総司
18年前に ネイティブに擬態されて殺された父親の名前は、 日下部 総一
「天道の父の真意」
「天道にベルトを託した父。 彼は ネイティブであるにも関わらず、 なぜ 陸と結託し、
自らをも滅ぼしかねないマスクドライダーシステムを開発し、さらに それを 息子に託したのか？」
「擬態によって 記憶を引き継ぐことで、彼の中で ネイティブと 自身の心が葛藤するんですが、 彼は 天道の父。
だから 人間としての意識が打ち勝って、 密かに ネイティブを裏切り、 陸との信頼を得て…… と 考えていました。
ですから 最初に ネイティブと戦っていたのは 天道の父親で、 天道は 彼の意志を継いだんです」 （米村）
（特撮ニュータイプ 2007年 3月号より） >>816
※ 茨城県 ひたちなか市 那珂久慈流域下水道浄化施設
2006年当時の 「茨城県 那珂久慈流域 下水道事務所」 のホームページのアーカイブに、
9月に行われたカブトロケの特集記事が残されています
これが 第36話 （10月8日放送） の撮影だと思われます
□ 「ＴＶドラマ 仮面ライダーカブト」の撮影が行われました。 ［ 平成18年 9月15日 (金) 掲載 ］
https://web.archive.org/web/20070528063835/http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/doboku/01class/class34/topics180915.htm
「ＴＶドラマ 仮面ライダーカブト」 の撮影の一部が， 当 下水道事務所の敷地内で行われました。 >>824
ｶﾌﾞﾄ 「ウウゥッ！ ウゥゥーッ！！」
（両手で頭を押さえて苦しむカブトが、 壁に背中をあずけたまま、ズルズルと膝を折って 床に沈み込んでいく）
（傷付いて倒れているガタックは 頭を上げ、 その様子を見詰めながら 苦しそうに呟く）
ｶﾞﾀｯｸ 「天道……。 どうしたんだ、天道…… （悲痛）」
（その時、 白色灯に照らされた通路の奥から、忍び寄るような足音が聞こえてくる）
ｶﾞﾀｯｸ 「……！？ （通路に顔を向ける） 誰だ…？」
??? 「ｸｯﾊｯﾊｯﾊｯ…」
（黒い人影が笑う。 その後ろから、更に もう一人の人影も現れる）
（背後の白い照明の輝きが 逆光となり、はっきりとは見てとれないが、 見覚えのある二人組、 影山と矢車である） >>830
矢車 「（腕組みしたまま、通路を歩きながら） どうせ、俺達は 日なたの道は歩けない」
影山 「汚してやる！ 太陽なんて！ （右手に嵌めた指輪を 入り口横の壁に押し当てて、憎々しげに振り下ろす）」
（建物内に、金属を引っ掻く 耳障りな不協和音が響く）
ｶﾞﾀｯｸ 「（よろよろと身を起こしながら） 影山……さん？」
（陽が射さない薄暗い通路を抜け、 暗闇の中から 姿を現わす 影山と矢車の二人）
（影山は 矢車の服に似た 黒いレザージャケットに身を包み、 別人のような外見に変貌を遂げている）
（顔を上げた影山の右頬には 大きな切り傷が残されており、狂気に染まった双眸で、ガタックを見下ろす）
（カブト 第36話より） 平成仮面ライダーシリーズ第7作目（主役仮面ライダー第22号）・仮面ライダーカブト放映の15周年カンパ～イ。
・今年で、仮面ライダーシリーズも放送50周年おめでとう。
・放送当時に自分が二十を迎える年だった。 >>832
「さて、 石田組 衣裳合わせ。
内山さんは これまでの枷が外れて、ピュアな衣装をイメージしていたようなのですが、
石田監督の手によって 最終的には このようなものに。
http://web.archive.org/web/20070220213604im_/http:/www.toei.co.jp/tv/kabuto/eps/37/cloth/kageyama.jpg
よりによって 二人とも やさぐれてます……。
一体 どんな地獄を見れば、このような服が着たくなるものなのでしょうか。
石田監督 「あと これだ！ （メイクの） 今仲！ ここから ここまで、ぐーーと 傷 作っといて」
こうして いま、田崎監督の想いが、繋がりました。
それにしても こうして 二人並ぶと、かなり 狂気です。
これからも 子ども番組の領域を外れないよう、盛り上げていってください！」
（ｗ） >>830
※ 天道……。 どうしたんだ、天道……
ZECT本部での加賀美陸との会談で、“赤い靴” の存在について知らされた天道
だが、その後、間を置かずに、行方知れずだった 〝立川〟 を 加賀美が発見、
天道が駆けつけた後に すぐにワームとの戦闘に突入した為に、加賀美には その情報を未だ伝わらず仕舞い
加賀美の現状は、天道の身に何が起きたのか、全く理解出来ていないまま、混乱の極みにある 矢車さん（中の人）の39歳誕生日おめでとうage♪ >>831
※ 影山と矢車
※ どうせ、俺達は 日なたの道は歩けない
ネイティブの重要人物 ・ 立川大吾を暗殺しようとした影山瞬と、それを助けた矢車想
組織から追われる身となった二人に、安息の地は無い
そんな彼等が、カブトが謎の暴走を始めた現場に姿を現わしたのは、只の偶然ではない
これも 加賀美陸が企てた計画の一部であり、 冥府魔道を往く 二人の修羅の旅の始まりであった >>831
※ 汚してやる！ 太陽なんて！
これは単純に、太陽の神 カブトの事を指していると思われる
余談だが、 日本神話によれば、 イザナミが住む地の底にある死者の国から逃げ帰ったイザナギ神は
禊を行い、黄泉の死の穢れ （気枯れ） を祓う
そうして誕生したのが、黄泉の禍より生まれし 荒ぶる神、 大禍津日神 （おおまがつ ひのかみ） である
闇の世界の住人である地獄兄弟が、太陽に生じた翳り （呪い） を祓う
（影山の場合は、多分に 天道に対する これまでの私怨が混じっているようではあるが）
いざや、いざ往かん… >>831
（二機のホッパーゼクターが床を跳ねながら、大きく跳躍し、二人の手に飛び込む）
（ベルト上部のボタンを押して、バックルを前面に開き、 セットアップレールにゼクターをセットする）
影山 「変身。 （右側からスライドさせる）」
（影山が ﾆﾀﾘと薄気味の悪い笑みを浮かべる）
矢車 「変身。 （左側から 手の甲で押し込むようにスライドさせる）」
（矢車は 溢れ出る闘争本能を抑えるかのように、せわしなく視線を動かしている）
電子音声 『 ﾁｪｰﾝｼﾞ､ﾊﾟﾝﾁﾎｯﾊﾟｰ! 』
（緑と朱の 異なる光に包まれて、矢車と影山の姿が 〝精霊飛蝗〟 を模した 二体のライダーに変わっていく） >>842
ｶﾞﾀｯｸ 「あぁっ…！？ （驚）」
（初めて見るホッパーの姿に、ガタック ＝ 加賀美は 驚きを隠せない）
ｷｯｸﾎｯﾊﾟｰ 「（歩き出す） いくぜ、相棒」
（キックホッパーが 軽く肩を叩いて、パンチホッパーを追い越していく）」
ﾊﾟﾝﾁﾎｯﾊﾟｰ 「兄貴となら 何処までも」
（初陣のパンチホッパーも すぐに その後に続く…）
（カブト 第36話より）
山本裕典ちゃんねる
https://youtu.be/egqeKsvd20c?t=555
仮面ライダートーク （13分過ぎ辺りまで）
当時、わりと有名な水嶋さんとの逸話ですが、そこまでキレていたとは >>843
（床に両手をついて倒れ込んでいるガタックを無視し、キックホッパーが その横を通り過ぎると、脇目も振らず、
暴走状態に陥って苦しむカブトに向かって 一直線に突き進んでいく）
（その後を這って追いかけようとするガタックの肩を、 背後から パンチホッパーが掴んで 引き留めると、
強引に その場に立たせて、いきなり 右の拳を浴びせる）
（壁際まで吹き飛ばされるガタック。 そこに、左フックで パンチホッパーが 追撃を掛けてくる）
（ガタックが 両腕でガードすると、 続いて 右フックが飛んで来るが、ウェービングで躱す）
（パンチホッパーに、的を外れて打ち抜かれた背後のコンクリート壁が、音を立てて 吹き飛ぶ！）
（更に、大振りの左フックが振り下ろされ、 凄まじい破壊力で 壁が粉々に粉砕される）
（パンチホッパーの猛攻に押されて、ガタックは 壁沿いに退がるが、
その後を追って繰り出される 強烈なボディブローが、ガタックの腹部を抉る） >>846
（別の壁際では、カブトが壁に もたれかかって 苦しんでいる）
（其処に接近してきたキックホッパーが、床に放置されていた空のオイル缶を カブトの方へ蹴る）
（缶は 派手に音を立てて転がり、 攻撃本能の塊と化したカブトの注意を引く）
ｷｯｸﾎｯﾊﾟｰ 「来い」
（聞こえているか判らない相手に 声を掛け、油断する事なく カブトとの間合いを詰めていく）
（頭を押さえるカブトが 傷付いた獣のように 左の拳を振るってくるが、キックホッパーは 難無く躱す）
（また襲いかかって来るが、 再び ダッキングして躱すと、今度は 左右のミドルキックで 反撃を開始）
（更に 大振りの右パンチを見切って、右のサイドキックで カブトを蹴り倒す！）
（カブト 第36話より） >>846
※ カブトに向かって 一直線に突き進んでいく
この行動は、 矢車の目当ては 最初からカブトだけだった事を示している
その為に、暴走していないガタックの足止めは パンチホッパー ＝ 影山に任せていると思われる
破壊衝動に突き動かされる暴走モードのカブトをいなすのは、影山には荷が重いとの判断だろうか
適材適所、というやつであろう >>846
※ 的を外れて打ち抜かれた背後のコンクリート壁が、音を立てて 吹き飛ぶ！
※ 大振りの左フックが振り下ろされ、 凄まじい破壊力で 壁が粉々に粉砕される
影山のボクシングを基本とした戦闘スタイルも、ザビー時代より、荒々しいものに変化している
闇堕ちした事で、かつての自称 『パーフェクトハーモニー 第二章』 は 捨ててしまったようだ
もうパーフェクトも、第二章も無いんだよ！ >>847
※ 缶は 派手に音を立てて転がり、 攻撃本能の塊と化したカブトの注意を引く
※ 頭を押さえるカブトが 傷付いた獣のように 左の拳を振るってくるが、キックホッパーは 難無く躱す
人としての自我を失っているカブトは、 缶が立てた音に反応して、キックホッパーに襲いかかっているように見える
獣の習性に似た感じだろうか
全てのワーム （ネイティブ） を殲滅する為の暴走装置が、ネイティブ以外にも攻撃を仕掛けているのは何故か？
普通の人間達の中からライダーに選ばれし者は、クロックアップに対応する為に、
変身時、限りなくワームの体質に近づくのだろうか？ それにしても水嶋ヒロさんはライダー
だけでなく東映無関係の番組にも出れない
のだろうか？
天道はもうあきらめるからせめて
テレ東のラブパトリーナに主人公の
パパ役で出てほしいな
特撮といえども東映無関係だし研音の圧力
かかってなさそうだから >>851
今は、子育て最優先の生活みたいだからね
二人の娘が成人して独立し、手がかからなくなるまでは無理かも？
去年、映画 『しまじろう』 の応援アンバサダーとして、映画の宣伝をやっていたので、
娘さんが 『ラブパトリーナ』 にハマって、 パパ、出てって頼めば、もしかしたら あるかもしれない （笑） >>847
（パンチホッパーが ガタックを連打しながら 前に出る）
（堪らずガタックが避けると、勢い余った拳が 通路脇に伸びたガス管を破壊し、中から白煙が激しく吹き出す）
（それでも、パンチホッパーは 攻撃の手を緩めずに、拳の雨を降らせ続ける）
ﾊﾟﾝﾁﾎｯﾊﾟｰ 「ハァッ！」
（渾身の力を込めた左右のフック連打が ガタックの顔面に入り、大きく吹き飛んで 後方の壁に激突）
（割れた瓦礫と共に、床に崩れ落ちる）
（キックホッパーが 何度も カブトの防御を掻い潜り、的確に急所を射抜く蹴りで ダメージを与えていく）
（防戦一方のカブトは 勢いに押されて、真っ直ぐに 後方に下がっていく）
ｷｯｸﾎｯﾊﾟｰ 「せぇい！」
（裂帛の気合いを放って、キックホッパーが跳躍し、高速で上体を回転させる）
（カブトは トルネードキックを まともに喰らって 吹き飛ばされ、 後方の床に積まれたブリキ缶に激突する） >>855
（勝機と見たパンチホッパーは、ゼクターのレバーを反転させる）
電子音声 『 ﾗｲﾀﾞｰ ｼﾞｬﾝﾌﾟ! 』
（高く飛び上がったパンチホッパーが 獲物を狙う猛禽類のように 頭上から急降下して 襲いかかる）
電子音声 『 ﾗｲﾀﾞｰ ﾊﾟﾝﾁ! 』
（チャージアップされたタキオン粒子の波動が、ライダーパームを通じて ガタックに叩き込まれる！）
（壁際まで吹き飛んだガタックは パイプ管に激突。 管が圧し折れた衝撃で 激しく火花が上がる）
電子音声 『 ﾗｲﾀﾞｰ ｼﾞｬﾝﾌﾟ! 』
（同じく、ゼクターレバーを操作したキックホッパーが 助走して 宙に舞う）
電子音声 『 ﾗｲﾀﾞｰ ｷｯｸ! 』
（鋭い呼吸音を吐きながら、左足のストンパーで、狙い澄まして カブトの頭部を蹴る！）
（後方に吹き飛ばされたカブトは 通気口のある壁に激突し、周囲に 火花が飛び散る）
（カブト 第36話より） >>855
※ パンチホッパーが ガタックを連打しながら 前に出る
ガタックは 既に 蛹ワームと戦い、 暴走状態のカブトと戦い、 三連戦となる
ここまでに かなり体力を消耗しているという、極めて不利な状況である
更に、相手は 初めての対戦となる未知の能力を秘めたライダー ・ パンチホッパー
ガタックが 防戦一方となるのも無理はない >>856
※ 狙い澄まして カブトの頭部を蹴る
キックホッパーの狙いは カブトの頭部だろうか
下手をすれば殺す事になるが、暴走を止めるには 其処しかない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
