<機動戦士ガンダム 水星の魔女>主人公機は筋肉質!? MSデザイン秘話 手描きのMS戦にこだわる理由(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース
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メカニカルデザインとしてJNTHED(ジェイエヌティーヘッド)さん、海老川兼武さん、稲田航さん、
形部一平さん、寺岡賢司さん、柳瀬敬之さんがクレジットされている。MSは、勢力によってシルエットなどに
それぞれ特徴があり、デザイナーも異なる。主人公機ガンダム・エアリアル、前日譚(たん)「PROLOGUE」
に登場するガンダム・ルブリスなどをデザインしたJNTHEDさんは「ガンダム」シリーズに初参加となった。

ガンダム・エアリアルはウエストが細く、太ももが太い。女性的に見える……という声があるのもうなずける。
しかし、岡本プロデューサーは「女性的と言われることもあるのですが、あまりそこは意識していません」と話す。

「筋肉質、ボディービルダー、アスリートのようなイメージがありました。太もも、腕も筋肉質になっています。
最近のガンダムはスーパーモデルのように脚が長い印象でしたが、もう少しガッチリした印象にしています。
ガンダムはたくさんの機体がある中で、どうやって特徴を出していくのかと苦心しているところではあるのですが。
特徴を出していかないと埋没してしまうし、飽きられてしまいます。特徴的なデザインで覚えてもらえることを
意識しています」

確かに、胸部の逆三角形が美しく、筋肉質に見える。ボディーにたくさんの線が入っているのも特徴だ。線が
多くなると、手描きの際の手間も増えるが……。

「線の情報量が多いので大変であることは間違いないのですが、小林監督が塗り分けを少なくするなど
コントロールしてくださっています。パーツの描きやすさなども意識し、デザインとして落とし込むなどバランスを
探りました」

特徴はしっかりあるが、ガンダムに見えるのが不思議だ。

「デザイナーの方がガンダムらしさを意識してデザインされているので、ガンダムに見えるところがあると
思います。トリコロールの印象の強さも感じます」