>>51
どちらにも共通してるのは監督の悪癖が既に芽を出してるんだが
それを掣肘できる脚本家はじめ製作陣営があったことだと思う

ナディアは当然としてテレビ版エヴァの多くも庵野が脚本書いてないんだよな
一応、エヴァは庵野がシリーズ構成的なポストにあるけど
実質的に脚本の大半書いてたのは薩川氏
ナディアではシリーズ構成が故・大川氏だったしな
どっちもガイナの人じゃなく作品のために雇われてきたプロで
まあ例えるなら傭兵みたいな感じだな

他にもキャラデザの貞本、作画の摩砂雪、
作画はじめ色々やってた外部からの雇われの磯氏(立場的には薩川氏と同じ)
みたいな実質、立場が同等だったメインスタッフがいて
彼等もダメ出ししまくってたようだし
(旧エヴァの際は、本人不在の反省会という名の
庵野を半ば揶揄する実質的な暴露本まで出してる始末)

電童も嫁がシリーズ構成の地位にはあるが
賄賂が後から連れて来て据えただけで
実際、碌に脚本の数をこなしてねえ
前任のシリーズ構成が嫁の前にいて
既に作品固めてたのが嫁自身のインタで確定してるし

そういう意味では故・星山氏が既に完成させたサイバーに
嫁がかなり後から来たのと同じなんだよな
ビデオ版なんて続編と言えば聞こえはいいが
実態は当初の予定にない後付け、一種の公式二次創作でしかない

そもそもテレビ版サイバーも賄賂は新人の雇われでしかなく
主導権、大きな実権を握ってなかったのは間違いない

俺が俺がと好き勝手やりだしてゴミを作るようになる
権力は強化されてるので誰も掣肘できず
心ある人は離れる&雇われないようになる
そんな点が見事にクリソツ

まあ庵野はてめーで権利もって社長やってるだけ
まだマシというか一応、筋は通してるがよ
それでも作品は作者だけのものじゃないはずだって点から大嫌いだけどさ

その点でも賄賂はほんと嫌いだわ
好き勝手したきゃ、まずは番台の社長にでもなったらどうだ、と