>>614
車輪の下(アンナカレーニナ)はトルストイの作品で
ロシアとヨーロッパの人間なら、小説は読んだ事は無くてもドラマや映画等で内容は知っている
帝政時代を舞台とした不倫メロドラマなので、アレンジや翻案を含めたら何度も映像化されているから
特にロシアだと、トルストイ作品は教科書にも採用されていて
日本で言えば夏目漱石みたく、主だった作品の内容は教養として把握していなけれぼ、な作家だとか
(実際に読まなくてもドラマや映画や舞台で内容は知っている)
日本だとアンナカレーニナは車輪の下とふた通り邦題があるけれど
ヘルマンヘッセの作品と混同し易い上に、ネタバレな邦題だから
アンナカレーニナの方が主流になっているのだが
リプのシンドラーのリストも、歴史教育の一環として
日本の課題図書みたく、学校側から視聴を勧められたり
実際に授業として学校でDVDを見たり
作品の抜粋が教科書に載っていたり
赤いコートの少女のエピソードは絵本にもなっていて
これまた課題図書みたいな扱いになっているから
あのエピソードを知っている人はかなりいるって