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また、丸粒麦茶を使った麦茶の作り方が、この仮説で説明できるかどうか、確かめてみよう。

麦茶の入れ方 - 全国麦茶工業協同組合
http://www.mugicya.or.jp/make/index.html
> 丸粒麦茶

上記のサイトには、「丸粒麦茶」は(要約)「沸騰したお湯に麦茶を入れて5〜10分煮立てる
(=煮てぐらぐらわき立つようにする)」と書いてある。
丸粒麦茶で麦茶を作る場合は、「砕いた大麦が入れてあるティーバッグ」と異なって
5〜10分沸騰させるようだ。
沸騰中の熱湯によって、丸粒大麦の中の(B)「何かすっきりしないものの元」がすぐに「えぐみ」に変化し、
それがすぐに(C)「『麦茶の香ばしい、いい香り』の物質」に変化して、(C)「『いい香り』の物質」が
沸騰によって揺らされて大麦の外に出るのではないだろうか?
{(C)「『いい香り』の物質」の方が「えぐみ」よりも小さい物質なので
揺らされると「ティーバッグや丸粒大麦」の外に出易い}と思われる。
沸騰したお湯に入れて煮立てる訳は、「砕いた大麦が入れてあるティーバッグ」よりも
「丸粒麦茶」の方が、(C)「『麦茶の香ばしい、いい香り』の物質」が外に出にくいので、
沸騰させることによって丸粒大麦を揺らして(C)「『いい香り』の物質」を
どんどん外に出すためではないだろうか?

このように、一応、説明できそうである。
この仮説は説明力が高そうである。
だからと言って、この仮説は絶対に正しいとは限らないので、
注意しておいて欲しい。