セカンド２Aを入れるのが有利に働くのは、３A以上を飛ぶ選手以外に、
・セカンド３Tが苦手な選手
・ルッツ、フリップの跳び分けが得意な選手
というのが該当すると思います。
これまで女子選手の多くは-3Tを２本組み込む構成が基礎点的に有利でしたが、
-3Tが苦手な選手にとって、従来の-2Tを-2Aに置き換えられる分基礎点が高くなるという
メリットができました。
また、Lz、Fの跳び分けが得意な選手でも、これらを2本ずつ組み込む構成には無理があったり
（-3Loや-Eu-3Sが必要）、かえって基礎点が下がってしまう結果になりましたが、-2Aが
可能になったことで、-3Tを２本より例えば、３Lz-3T、３Lz、3F-2A、３Fとかで構成くめるようになりました。
坂本選手は-3T得意、３Lzは得意とはいえない、ので-2Aにするメリットがいまのところないのだと思います。
（長文すみません）
