のびたVSドラえもん エピソード2
 075小隊がドラえもんを追って行くのを確認した出来杉君は大佐(先生)に報告をする
ために従えていたミニドラと共に席を立つ。
 途中でデッキから戻ってきた静ちゃんと遭遇。
「出来杉さん…、ドラちゃんはドラちゃんは…」
「ごめんよ静ちゃん、僕にはどうすることも出来ない……ドラえもんの原子力電池はもう臨界点に
きている。どういう結末にしろたぶん、ドラえもんは……」
「ドラちゃんは人を殺してなんかいない!それはずっと一緒にいた私が一番よく知ってるわ!」
泣きながら走り去る静ちゃん。それを困惑しながらも追えない出来杉君。
「ここが僕とのび太君の違いなのかな…」
ミニドラが心配そうに出来杉君を見ている。
「行こうかミニドラ」

大佐の部屋にたどり着いた出来杉君。しかし、いるはずの大佐がいない。
ソファーに座って待っていると、完全密室のはずの部屋から風が流れているのに
気づく。
みるとミニドラが壁の周りをうろうろしている。確信に至ったのか出来杉君は席を立ち、
ミニドラがうろついていた壁の周りをチェックする。
「……隠し扉!何でこんなところに」

長い通路を抜けていくとそこには……!
「出来杉君。君は優秀すぎた。ここを見つけてしまうとは、ね……」
「……大さ……」
;y=ー  ターン

次回風雲急を告げる第三話「真実!」