のび太たちに野望を阻まれたギガゾンビ、22世紀で投獄される。
以前から付き合いのあったトリホーの助けを得て脱獄、タイムマシンで過去へ。
タイムパトロールの追撃を受け、事故を起こし、異次元に入り込んでしまう。
そこは現実世界の裏側、影の存在である夢の国。
魔族(妖精・精霊)・犬族・竜人族がいる世界だった。
そこでギガゾンビは真に魔法の力を得、妖霊大帝オドロームとして魔族のトップに君臨。

ところが人間族には預言書(魔界歴程)が伝わっていた。
白銀の剣士が現れて、自分を倒すという予言だ。
予言が避けられぬと知ったギガゾンビは、トリホーを現実世界に送り込んだ。
そしてトリホーはドラえもんに「気ままに夢見る機」のカセットを売り込む。
あの少年、のび太というこれまで出会った中で一番ヘタレな少年を白銀の剣士にしてしまえば、
自分が殺されることもないと踏んだのだ。ついでに復讐も出来るし。

さらに、その特注のカセットは、夢と現実を近づける機能を持っていた。
気ままに夢見る機を使ったことで、ついに現実世界は夢世界と繋がった!

そう、ギガゾンビの目的は、現実世界で自分が支配者となること。
ギガゾンビはさらに、夢世界の人間族に攻撃を仕掛ける。
人間族は現実世界とつながりを持っており、彼らが全滅すれば、
夢の国は現実世界を侵食、取って代わることができるのだ。