村人は戸惑う。
このあたりの土地の防衛軍のようだ。つまりは味方。
しかし、侵略軍の圧倒的な戦力の前に、やられるのは時間の問題。
かくまっているのが、侵略軍に見つかったとしたら小さな村は簡単に消される。
村人は兵士を村から追い出した。
行き倒れる兵士。
青年は村人に内緒で、彼女をかくまう。
意識を取り戻した彼女と話しているうちに青年は、彼女に恋してしまった。

その夜、村は侵略される。
青年はあせる。
彼女をつれて逃げようとするが、数人の侵略兵に見つかる。
仲間を呼ばれそうになり、青年はいきおいで、彼らを殺してしまう。

もう帰れない。村にも、平和だった自分にも・・・
傷ついた彼女を連れて、青年は平和な村から、外の世界へと飛び出していく・・