以上を踏まえて解読を試みると…

安堂 なつみ
NATSUMI ANDOH → 「なつみと『ペンダント』」
7/20/23:36着   → 「出産予定日の前、西に着く」

となります。「海の日」を「出産予定日」と解してみました。
そうすると、なつみは轢死した時に妊娠していたこととなり、当然ながら母子同時に
死に至ったと考えられます。とすると「なつみと『ペンダント』」はそのまま母子と
解せられ、したがってあのペンダントは「胎児・赤ちゃん」であったこととなります。
また、「西に着く」というのはいわゆる「往生・西方浄土に至る」ことでしょう。
いささか仏教的に過ぎると思われる方もあるでしょうが、これには根拠があります。
冒頭の標識、あのモナーの乗った電車の背後に一番最初に見えた「死」の字の標識ですが、
あれは単に「死」の字だけが書かれているわけではないのです。