ここで思い出していただきたいのが、前述の時刻表示の解読です。
なつみの到着点を「西」としていました。少し触れましたが、これは仏教的な世界観と思われます。
とすると、仏教的に解釈すれば、「なつみが自ら地獄に行った」ことを説明できるのではないか?
もちろん、普通の解釈では無理でしょう。仏教だろうがキリスト教だろうが、普通の人は地獄に
なんか行きたくありませんから。では『普通の人』ではないとしたらどうでしょうか?

…ここまではなるべくミステリの範疇で推理してきましたが、ここから若干オカルトがかってきます。
あらかじめご注意を。といっても冥界を論じ始めた時点で既にそうだったような気も。

さて、大幅に解釈の枠を広げて、如来、菩薩の範囲まで検討してみましょう。
そうすると、『罪がないのに、自ら地獄へ行くのを選んだ人物』として真っ先に浮かぶ人物がいます。

ご存知の方もいるかと思いますが、そう、『地蔵菩薩』です。

仏教的に解釈すると「なつみは地蔵菩薩になって地獄に赴いた」となるのでは、と考えます。
そして、FLASHの中にもそれを補強する要素が散見されます。

とここで、またおやすみです。真に眠いです。すみません。また明日(できれば)。