このギリシャ神話説の場合、「動機」及び「犯行可能性」はどうなるだろうか。
まず「動機」についてだが、モナ男による「略奪婚」が最大の動機といえるようになったわけであり、
必ずしも「妊娠」の有無にこだわる必要は無くなったようだ。もちろん、他人の子を妊娠していたことは
動機を強めることになり、あった方が物語的には望ましいと言えるが。
問題は「ペンダント」の意味付けである。ギリシャ神話のペルセポネーは妊娠していなかったはずで、
そうなると、他の解釈、特に聖書的解釈のように、妊娠を前提とした解釈はできないからだ。
とはいっても、「ペンダント」の意味をもっと広く、彼女の「現世に対する何らかの想い」とすれば、この
問題もクリアできそうだ。この場合それに当たるのは、「母への想い」、即ち「デーメーテール」もしくは
ローマ名の「ケレース」への想いであろう。それまで仲良く暮らしていたのに引き離されたわけだから、
またギリシャ神話においても春が来るたびに会いに行っているわけであるから、無理ではないと思う。
また「ケレース」は「小惑星セレス」だから、星を意味するであろうペンダントの形状にも合致する。
いずれにしても、主たる動機は「略奪婚」、ということにして問題はないと思う。
【本当の】 なつみSTEP!【ストーリー】
2009/06/26(金) 02:14:16ID:37vXxLPp
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