「素敵詩的すくりぷと」の終盤に流れる歌って?
ホンさんのFlash、素敵詩的すくりぷと
ttp://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/shiteki_02.html
以前、「win限定、音入りバージョン」というのがあって
ttp://web.archive.org/web/20050125090311/http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/shiteki_02.html
そこには、最後の方で、洋楽(?)の歌が流れていました。ハーイハイとか言ってたかな?
とにかく、幸せを音にするとこんな感じになるのかなぁ、と思うくらいに心温まる歌でした。
今は聞くことが出来ません。
無くなってしまった。
誰か歌名や歌手名を知っている方、どうか教えてください。 ・Prison Crusher
ttp://2nd.geocities.jp/ez_uhp/swf/work/flash17/PrisonCrusher.html
イベントの趣旨について、10秒なのか、15秒なのか、そこらへんが曖昧だなぁ。
どちらかに統一したほうが、よりコンセプトが明確になるんじゃないかと思っていた。
だけど、このFlashは、この作者は、このルールの盲点を巧みに利用している。
Startから10秒を強く意識させ、それを10〜15秒で裏切る見事な構成。
ドキドキさせるクリッカブルな始まりから、画面枠を飛び出す鮮烈なオチまで、Flashならではの大仕掛け。
ひねくれていながらも、よどみがない。
この閃きは、凄いものだ。絶賛ものだ。
ただ唯一、惜しむらくは最後、リプレイ画面。
画面停止するなり、ブラックアウトするなり、なんなり、僕は余韻に浸っていたかった。もう少し驚いたままでいたかった。 :・「鯖区2丁目」第3話
ttp://flash.zzz.heavy.jp/?day=20120225
砂漠だぁ。水も草木もない。荒涼としている。ドライさ。
「もちろんよ」で吹き出してしまった。
ドライさは3D映像と加工音声で、湿っけというか艶を消したことによる賜物だろう。
それにより、色気や下世話さを感じるはずのネタに、全く興奮が沸かない。
感情移入へと入り込ませずに、淡々と15秒が通り過ぎていく。
表現とネタのこの相殺に、個人的にたまらないものがある。だから笑える。
天然なのなら、センスある。計算の故なら、感服。
支持者は決して多くはないかもしれないが、僕がいる。突っ走っていって欲しい。 おお、こんな辺境を訪れる方がいましたか。いやー、嬉しい。
そりゃ、この非生産的な文字列が、一つの視点を照らし出してくれたら幸いだけど。貴方だけが持つ視点も奪っちまわないかと、ちと心配。
的外れだなぁ、このバカヤロウ、俺ならこう思う、とでもしてください。でござる。
そして、素敵詩的すくりぷとで流れる歌って、なんなのでござりますか?
・かえ玉食べたい。
ttp://www.a.zaq.jp/yabezumu/kaedama.htm
クリア出来ず。何度やっても、どうすればいいのか、わかんなかった。あう。
でも、背景と色使いと音楽がマッチしていて、全体に柔らかい雰囲気が出ていて、イライラは無かった。
食べ物粗末系として下品になりそうなネタを、その方向にぴくりとも傾けさせないこのまったり絵は、うん、いい。
麺をすする何気ない動作、失敗のオチのクスリとする感じ。
とてもとても、ほんわかとしていて、楽しい。 ・タイトル:0015
ttp://www.geocities.jp/tr_v4/0015.html
一枚の絵として、丁寧にシンボルが配置されていると思う。
好き勝手にやっているように見えて、視点を混乱させないようにとの配慮も感じる。
特に白の使い方が巧い。
構成は押せ押せっ!
画面奥から手前へと迫る表現が多用されている。
初見でのインパクトは大きかった。言葉を紡げないほど。
何回も繰り返すってのは、野暮ったい見方なんだろうね。ちょっと疲れた。
中毒性を感じるっていうより、インパクトどーん、って感じ? なんだろうね。なんだろうくん。 ・the first measure
ttp://sukimastudio.com/movie/01/hirameki2012.html
本家は重かった(画面サイズが大きい?)ので、youtube版から。
ttp://www.youtube.com/watch?v=O9x6CBFb8Nc
何というか、カオスっぽい。
デジタルな洋の骨格に、敢えて和の要素を組み込んだようだけど、和洋折衷というより、分離を来たしている印象。
軽やかな音楽に日本復興、なんて、とても浮いている。
ただ、それらを繋ぐ後半の場面の切り替え方や、扇子を広げたような終わり方に、センスを感じる。
何だろうなぁ。作品に込められた熱さは伝わってくる。しかし、熱さゆえに15秒内での構成や筋立てへの冷静さが沸騰しているようにも思える。
うーん。心の中には、こういうハッチャケたお祭り感が好きだという感情もあるし、ちょっと熱暴走しすぎで統一感が薄くワケワカメという思考もあったり。
ここらへん難しいけど、思うがままにやって、面白いのが出来たら、それが一番じゃないかな、と僕は思う。 ・GrangE
ttp://freett.com/grayground/grange.html
音との同期、光の使い方、共に効果的に用いられていて雰囲気がある。
色彩が少しずつ足されていく鮮やかな蝶に心奪われた。
これは手間がかかっている写真加工ものだと思うが、そうした労苦を感じさせずにすんなりと入っていく感じが心地いい。
一つ思うのは、何でこんなチョイスの英単語を使うんだろう。
オサレ系には多い傾向だけど、重みのある実写系の今作品では尚更異質感があるというか。
incident caos dirty noise accident distress grange
読み取れたものを列記してみたが、どうも一貫した意味というよりも見慣れたイメージ優先で。深いというよりも既視感があり、薄い感じがする。
いや、僕の中の印象といっちゃあ、それまでなんだけど。Tシャツのように記号的だったりファッションっぽくてカッコイイのかもしれない。そこんとこ夜露死苦。 ・Break Block
ttp://www.geocities.co.jp/m3685jp/flash/hirameki2012/
total 4503
ブロック崩し。
うん、ブロック崩しだ。ブロック崩し。
ただ、重い。マイパソだとスローモーション気味。けど、それが味になっていると言えば、独特の味になっている。
ボーナスアイテムが大量に降りかかってくるので、高スコアを狙うとなると、待ちではなく、忙しい操作が必要とされる。
これと時間制限で、長時間だと集中力の持続が求められて、消耗しがちなブロック崩しに、緊張感があって面白いと思う。
40個というノルマは達成したが、クリアしたのかイマイチわからず。失敗した場合との差が、分かりにくいのかな。
難易度は、意外と、と言っては失礼だろうが、絶妙。
易しすぎず難しすぎず、4、5回やってるうちに攻略できた。
初見では無理かなぁと思っていたパーフェクトも、やっている内に、上手くいけば出来そうな手応えもあった。(46個まで破壊)
間口が広く深みのあるブロック崩しに、この難易度が、とにかく僕には嵌った。楽しませて貰った。
隠し要素は何だったんだろう。 ・トレンチコートの男
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm17274953
何か、大きな奇妙な後味が残った。
女側から見たら凄惨な印象を与えられそうだが、ひたすらに奇妙。
これは「トレンチコートの男」というタイトルの巧みさにあるのではないかと思う。
最初の画面で、タイトルから露出狂を想像させられる。そして思ったとおり、と直感した次の瞬間、これはより過激な形で裏切られる。
音楽や言葉がないのも全体をすっきりとさせ、終部の効果音を際立たせる。
凄くシンプル。シンプルだから、ジメッとせずに、印象に残りやすい作品になったのかな。
ただ、だからと言って密度が薄い訳ではない。
女性の目線や動きの変化、歩く→気付く→早足なんて、とても自然に演出されてるし、バッグを落とすなど芸が細かい。
15秒ものとは思えない、一つのシーンが作り上げられている。ショートショートのような。
この作品はオススメです。 ・メイドインラビリンス
ttp://lionz.from.tv/flash/10m_maze.html
単発ネタにしては勿体ないくらいの設定とゲーム。
迷路だけど、簡単すぎず複雑すぎず、マップを記憶すればまずクリア出来るので、程よい手応えだと思う。
画面スクロールが、けっこう意外で、楽しい驚きがあった。
全体に漂う雰囲気は、なだらか。
ファミコン、ファミリーコンピュータのように、広く受けそうな感じ。ドットっぽさがいい。
ネタそのものはオタクっぽいのだけど、尖った個性や癖は控えめで、すんなりと入っていける柔らかさがあるんじゃないだろうか。
オマケは、むしろこっちの方に労力をかけていると思えるほど、手が込んでいる。
秒数制限が命のこのイベントでは、反則ギリギリなんじゃないかと邪推してしまうが、それでも見ていて和んだ。
ちょっとデジタル漫画っぽい感じで、絵もかなり丁寧に描き込まれてるし、ゲームとも調和している。
とてもバランスのとれたflashだと思う。 ・card
ttp://chigari1.web.fc2.com/card.html
音とシンボルだけで勝負するってのは、とても潔く、且つ難しいことだ。
それに成功した本作を、一杯の拍手で称えたい。
まず音を電話という効果音にしたこと。
これは15秒内で使える楽曲では出しにくい、物語性と緩急とメリハリを与えている。
次いでシンボルをトランプのカードにしたこと。
これで、作品全体が具体的なものになって、一本の大きな幹ができた。
そして驚くべきは、その電話音とトランプカードを一つの作品に融合させたこと。
これは凄い。僕にはとても思いつかない。
だって「電話」と「トランプ」だよ。余りにも遠い二つ。どうやって連想して、くっつけたんだろう。
頭の中、どうなってるんだろう。この取り合わせはどうすれば導き出せたのだろう。
電話のprrrrr(プルルルルル)とカードがシャッフルするスピード感のある場面。
ここに凄く、めまいをすると言うか、陶酔するというか、とても心地よい刺激を受けた。
何回も観ても、それは色褪せることはなかった。ここは作者が魅せたい山場だったとしたら、見事に術中にハマったことになる。
出来れば、この発想力を発揮した別のアプローチでの作者さんの長い作品も観てみたい!
あー、クレクレ厨になってしまった。ごめん。 ・戦え!閃華−センカ−
ttp://www35.tok2.com/home/syatineko/flash_senka.html
これは全年齢向け。かなり低年齢の人もターゲットにしたのかな。
分かりやすいアクション活劇、易しい難度のクリッカブルな要素、親しみやすいキャラクタ、戦隊もののような音楽。
抵抗なく味わえた。カットも多彩だし、色使いもクッキリしていて、細かな動への配慮もある。髪の毛を動かすなんて、凝ってる。
ただ、ちょっと僕は、今作のターゲットからは外れているようで、余り多くを語るのははばかられるのだけど。
敢えて感じたことを言うと、全体的に既視感が。「何処かで見た感」が心に積もるというか。
ダンバンvsムムカ とか。 ・ジュウシマツ住職
ttp://www.geocities.jp/sumi_flashpage/juushimatsu.html
思わずニンマリした。凄くまっとうな、自然な形での、笑みがこぼれた。
エンターテイメントって感じ。
一見目でのわかりやすさというか面白さは、真ん中。
最初は勢いでよくわかんなかったけど、見ているうちにツボにハマって笑ったのが、右側。
その中間が左側。
ってのが、僕の印象。
中身は鳥肉系やバーカ系が被っているけど、けっこうバラエティがあって幅広く扱っていて、ヒット率は高かった。
多分、この数秒の為に、かなりの数の中から「面白い」ネタを選出したんじゃないだろうか。
ネタは三種類と思いきや、意外なところに意外なオマケがあって、嬉しかった。あの音楽はヤバイ。
こういうの、大好きです。
ジュウシマツ和尚。やっぱガキの使いは、面白い。初めてテレビで観たときはとっても笑った。
そして、あの一発ネタを、ここまで広めた2chの名無し達の、職人芸にはホント感服する。
今作の、面白いところに敏感な嗅覚、というか着眼点や、一般化する切り取り方や加工の仕方は巧い。
僕は、元ネタを知らない人にも、気軽に勧めることが出来る作品だと思う。
ああ、年末。毎年、「笑ってはいけない」シリーズ、楽しみにしている。
やっぱ大晦日は紅白歌合戦じゃなくて、ガキの使いだよね。え? ・Meaning
ttp://grayafether.otogirisou.com/hira2012/h2012.html
ゆったり目の曲やシンボルの動かし方に、いい意味で緩さを感じた。白黒に統一したことで圧迫感がなく、目に優しく、シックな雰囲気さえ漂う。
中身は。
Meaning Decide By で「ん?」となり
Myself で「おお!」となると、思えた。
思えたっ、てのは。
事前にこれを見たから。
****
参加コメント:
ギリギリまで思いつかなかったのですが、綺麗にまとまったと思います。
どんなものでも意味は自分で見つけるものだと思います。
****
作品の紹介コメントで『作品の内容、メッセージそのもの』をずばり言っちゃうと、凄くモッタイナイ感が残る。
英語だけど、中高生なら習っている平易な単語だと思うし、親切すぎるのも考えもの。
自分探し、って感じもするけど、余計な装飾なしに健やかに提示されてるので、自然と共感できる。
一文に全てを賭けるなんて、俳句や短歌のようにすっと記憶に残り、いい感じだと思う。
というのが、僕がこの作品から考えた意味。
表面を感覚的に眺めてみると、滑らかなシルクを撫でているようで、快い。 ・Aqua BLUE
ttp://hyoehyoepa.web.fc2.com/clips/hirameki_2012.html
やあセバスチャンじゃないか。あの日以来だな。
雨がごうごうと降っていて、潜水艦が容赦なく攻めて来て、トビウオが水中を泳いだ日さ!えっ? 脈絡がない? これがMGってやつだ。もーしょんぐらふぃっくってヤツだ。
うふふふふ。そんなに気張らないでいいのよ。楽になってみて。そしたらわかるわ。
嗚呼! そうだ! もーもーぐらびてぃしょんだ。
そうそう。あなた、何時もFrashにストーリー性や統一性を求めすぎなのよ。そんなもの要らないの。感じるのよ。
けど、だけど 俺だって、求めるよ! 感動を!
見たことのない熱帯の景色や、気付かなかったレンゲ草、ラッシュアワーの車窓、夢見がちなあの子。
だけど、余りにも平凡すぎないか。セバスチャン。あのベトナムは、何だったんだ?
あなた何もわかってないわ! 人生は驚きの連続よ! あなたは何も見ていないだけ。苦しまないと先に進めないのよ。
苦しむ? 何を? 表現できない自分をよ! 何も感じなくなった自分の感性と戦うのよ!
あなたとわたしだから、出会う意味がある。出会いは争いよりも難しく、苦しく、孤独なものなの。だから、逃げないで。
ああ、そうだな。見えた!見えたぞ!
潜水艦だ。潜水艦が180度ターンしたぞ。何の予備動作も無くだ。何てエナジーだ。この技術があればセバスチャンは。セバスチャンは、ミネソタで沈まなくて済んだんだ。
Frashは死んだと思ってた。
でもこのFrashを観ていて、俺が12歳だった頃のことを思い出した
夏休みの真っ只中、冷えたチョコミルクシェイク
世の中のことなんて何一つ心配してなかったあの頃のことを
それとあの魚。妙だぞ。あの質感、不自然な動き。あれは魚じゃない? 疑似餌だ! 何てトラップだ。もう少しでお前と同じ海の底に引きずり込まれるところだった。
セバスチャン、もうキミと楽しいトビウオフィッシングができないのが寂しいよ。でも別れなきゃいけないんだね。
ええ、サヨナラは必然よ。苦しいものよ。でも、別れは出会いなのよ。わたしのいない世界とあなたが出会うの。だから泣くよりも、笑っていて。いいのよ。泣きながら笑っていて。
ああ、最後の赤い線が昇っていく。あれは、きっとそうだ。希望。 命日
ttp://nrf-flash.sakura.ne.jp/flash/meinichi.html
雨上がりの平日での、墓地のような印象。
居並ぶ墓石と対照的に、他に誰もいなく、たった一人で祈り続ける。
寂しくも、何処か決意を感じさせた。
しかし、重いっすね。
もう、凄くスローモーション。マイパソでは耐え切れず、外に行って観てきた。
それに比するだけの密度があれば、納得できるのだけど。
うーん、これは楽をした代わりに失ったものも大きいのでは、って思う。
何か、さらっと見れれば余韻を受け入れられそうなのだけど……
僕は初見での印象に引っ張られるところが大きいので、そこでイライラってしたのが勿体なかったかな。
高性能パソコンを持つブルジョワジーだったら、この作品の真価を味わえたんじゃなかろうか。
僕は、ただそれを見守るのみ。本音を申せば、おーい、気楽に楽しめるところに戻ってくれって感じ。 VIA C3 400MHzで全作品見れませんでした
作り直してください
みたいな不毛さを感じる >>43
うへー、そんな低性能だったんすか、マイパソコン。そりゃあ、古いし安かったからなあ。ショック。
そうですね、ただひたすたらに不毛ってことで。経済的にも心にも、余裕がない。ごめんね。こんなんで。
ところで素敵詩的すくりぷとの終盤に流れる歌を教えてください。これだけ願ってるのに! みんな! スルーするんだよ!
・plus
ttp://autumnleaves.lilect.net/hirameki2012/
横長の画面サイズでの、幅のある演出。+以外、抽象的に徹したデザインセンス。後半に連れて、盛り上がる構成。
どれも自然に流れ、見事なものだった。
個人的に、+が粒子のように消える箇所が素敵。
作ってもらったというだけあって、曲との同期や雰囲気との合致、制限時間内での収まりの良さは、静かで確かな後味を残す。切なくさえある。
途中での昔の映画のような縦線は、うーん、僕には余計に思えた。作品全体の透明感と、ちょっと外れた装飾な気がしたので。
前書き
一発ネタとしてクスリとしてしまう。
先が気になる感じだし、足の指が片方だけ4本など、妙にうまく出来てる。僕が思うに、センス、あるよ。
適当に描いたのだろうけど、意外と絵が上手いのもミソ。オチも無理やりすぎて、予想できなかった。
ってこれでいいのかな?
僕は本当に駄目でどうしようもなく、やるせないくらいに底辺を這っているしょーもない作品に触発されたかった。
僕以外、需要はないかもしれないけど。
以下、本文。 ・notitle
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm17279315 ・ぼくのみたせかい
ttp://rainbowc.biz/flash/nikosworld.htm
見れなかった。それだけでは何なので。
作品解説 から妄想してみよう。(これは作品を十分に堪能した後に眺めたほうが絶対にイイです。すげー的外れだろうから)
ttp://blog3.rainbowc.biz/?p=88
絵は適度にデフォルメされていて、でも狙いすぎていなく、綺麗な感じ。
これがアニメーションするわけだから、見栄えのよい作品になっていたんじゃないかと思う。
内容は、15秒?(×3?)では、伝えきれないと確信する。直感だけど。
これを丁寧に伝えようとしたら、5分、いや10分は掛かるんじゃないかな。
もしも短い間に、文字なしで、作品解説にある作者の意図を僕に伝えることが出来たのなら、それはまごうことなき傑作だと思う。
作者のダイレクトな文章を読むだけでも、話の枠組みを理解するのに、僕には5、6分掛かったくらいだから。
だから本編を見れなくて、僕はむしろよかったのかもしれない。未知のものを妄想するのは、それだけで幸せだ。
物語の転換点となる、外部からの介入という、二つの山場も不明瞭。
>外から大量のビー玉が降り注いできたのです。
>部屋が突然暗闇に覆われてしまったのです。
この二つの要因が明示されていないのが、気になる。後者は何とか想像できるにしても、前者はもう余りにもファンタジー過ぎないか。
ビー玉を「希望」と解するのだけでも難しいし、余りにも突飛な展開だ。映像で見れば、説得力があるのかもしれないけれど。むしろ説明不足にならないか。
ビー玉って、昔の子供のお馴染みの遊び道具って、既存のイメージもあるし。
phase3 なんて、行き方が余りにも難しすぎる。解説が無かったら、まず辿り着けそうもない。
でも、こういう強引さ、アクの強さ、商業ではなく趣味だから出来るエッジの効いた部分は、面白い。是非、残して欲しい個性だ。
ただ、僕の方に、もうちょっと歩み寄って欲しい。
僕は、あなたが思うほどに、素直に感慨を受け止められるほどの、自然に好意的な解釈に達するほどの、超能力者やエスパーじゃない。
ってflash観れてない、独りよがりなボヤキでした。なので、こんなん真に受けず、各々が自由に作品を作ったり、観たりしてね。
チャンチャン。 メモメモ。
FLASH★BOMB'05 オープング
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm18588024
ああ! 諦めていただけに、こうして観れてすごく嬉しい。
スキマ産業、楽園シリーズの三部作の三作目です。flashbomb03、04オープニングと連続してみると、とても感慨深い。
静と動を巧みに繰った作品。少し寂しく、でも終わりは実に爽快。気持ちのいい突き抜けかた。
僕の中でのもう叶わないだろうなと痛感させられた、flash板四大心残りの一つが解消された。
あと三つは「公共料金さんのミナミノホコラ完全版」「fbオープニング系最後の砦、天国さんの再起」「ホンさんの素敵詩的すくりぷとの終盤にかかる曲」。
特に三番目です。
それと
ちびせみ 第一話(ぷちリメイク)【オリジナルアニメ】
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm18645167?via=thumb_watch
普遍性、共感性、独創性に富んだ作品。
期待をいい意味で裏切る展開でありながら、わかりにくい部分が殆ど無い。
観客を意識しつつ、好きなことをやっているような楽しさ、ほんわかさが作品全体に優しいムードを付加している。
文字の出し方も独特だけど、自然としっくりくる。
あー、嬉しいリメイク。 〇パラフラ祭
ttp://parafes.web.fc2.com/2012/sakuhin.html
ネタバレ注意
このスレを見ている人なんていないだろうけど。
・ASTRO_PEN v4.0
ttp://fujiformat.s333.xrea.com/?page=astro_pen
面白い。
絵心が全くない僕にも、そう思わせるのだから、かなり良い感じのツールだと思う。
線の太さの調整が、中々上手くいかない。でも、やってるうちにそのもどかしさが楽しくなる。
それプラス書道って感じ。僕は書道も下の下だったんだが、落書きでも楽しい。
絵の上手い人はどんな絵を書くのだろう。達筆な人はどんな線を描くのだろう。
何か両方共みたくなるなあ。どういったアプローチで描くのか、書くのか。
だから、ほかの人が書いた絵や文字が、それらができるまでが、とてつもなく見たくなるツール。
コミュニケーションにもなるし、上達する機会にもなるし、これは保存機能とか、見せびらかし機能とか付けて
大人数が集まる発表の場で投下すれば、かなり面白くなるんんじゃないかなぁ。
(これは無理な注文なのかもしれないけど) ・部屋配置
ttp://180.2.147.134:60000/parafla/room.htm
整理整頓系は苦手、と痛感。
取り敢えず、今いる部屋を再現しようと四苦八苦。
立体機能は嬉しい機能。上手く配置できれば、再現性があってとても達成感があると思う。
僕のを省みると、結構、部屋がごちゃっとしているのに、でも立体機能で見るとその割に自由な空間がかなり残っていて、
収納技術と要領の悪さが如実に反映されているのに気づかされ、凹む。
秋に備えて、模様替えしないといけないかなぁ。
手先が不器用だと、お手軽に楽しむことは難しいかもしれないけれど、
こうした実用性を重視したFlashって貴重だと思う。 ・RGB game
ttp://mogera.jp/gameplay?gid=gm0000001576
947/6(10)=157
このスコアのように僕は色とは無縁なんだけど、こんなのを遊ぶと色の楽しさ、神秘さってのが、凄く心に響く。
何だろう、ゲームという入口のおかげで楽しく色彩の魅力に触れることが出来た。
ワンパターン化していないでバリエーションも豊富。何度でも遊べる。
この発想はユニーク且つかかる手間が少なそうなだけじゃなく、わかりやすさと知的好奇心を刺激する喜びを、提供しているんじゃないだろうか。
図工の授業でこういうのが出ていたら、と願う。なんでも実践じゃなくて、下地になる知識も必要だと思うんだ。
よかった。楽しかった。 ・第8回ParaFla!感謝祭 オープニング
ttp://runagate.dyndns.biz/flash/parafes12op
こうやって作品名を並べられるだけでも、圧倒的物量、時間の重みを感じた。
読む、には無理なスクロール速度だが、感じる、には十分。
ただ背景には疑問符が。
星と少女が途中で切り替わる、二場面構成になっているのだけど、どうも中途半端感が残る。
一場面に絞るか、それとも、これは無茶な要望なのかもしれないけど、1〜7回大会それぞれに専用の背景を用意するなどなど。
もっと、作りこめばどうにか出来たんじゃないか、感はある。
それでも作者のメッセージを押し付けたり、自己主張せずに、祭りそのものを蔭から応援しようとする心意気は、無言の中から伝わってきた。
発展性は残しつつ、土台はしっかりしている感じ。 ・癒しの金魚たち
ttp://www.eonet.ne.jp/~yumeko326/kansyasaiN12/kansyasai12.html
上からの目線で、金魚を金魚として識別できたってことで、かなり絵は上手いと思う。
動きも尾ひれの揺らぎが本物っぽいし、良く見ると影なんかついてる。
あー、暑い夏での一滴の清涼剤として、ほんと気持ちいい。タイトルに偽りなし。
ただ、そのストーリーは。うーん、これは、微妙。余りに色が違いすぎてシュールすぎて、それまでの雰囲気を中途半端にぶち壊してしまっている。
或いはそれが狙いなのかもしれないけれど。その中途半端さが。個人的には好きなんだけど、それでも。
うん、時間が足りなかったんだろう。きっと。 ・ナナメ叩き
ttp://www.geocities.jp/rs_life/flash/mogura/
これはモグラたたき「ゲーム」としては成立していない。
僕がそう思うのは、スコアがどれぐらいだと平均なのか、成長して伸びたのかを、確認できないのが一つ。
もう一つは、10点に対し100点という余りにも大きなターゲットの得点の格差にあると思う。
でも「インタラクティブなFlash」としては、十二分に面白く出来ている。
こう叩くとこう反応するのかって、動きや効果音や音声が見事に演出されているので、驚きと面白さがあった。
曲が無いのも、一つ一つの音を際立たせていて、作者の確かな判断力を伺わせる。
前述の得点格差もそうした視点で見れば、思わず吹き出すような材料になっている。
ゲームの皮をかぶったギャグとでも言うか。 ・誰も詩的素敵すくりぷとの終盤に流れる曲について教えてくれないのでブチギレマシタ。(誰も見ていないだけ) 叩きたいだけ叩けよ!
NNSJよー。たけはらみのる(藁)よー。
あんた、もう輝いてないよ。
「しぃの歌」と「なつみSTEP」の預金で、かろうじて食いつないでいるみたいだな。
いや、ま。Flashを「食」にしちまったのか。
アグカル。なんだ。教育TVでも流れそうもない、面白みもへったくれもない優等生的作品だな。はいはい、よくできました。
みのぷうと手を組んだこと自体、間違ってたんだ。俺はそう思うよ。
公共料金(神)とホン(大統領様)でさえ、お前の才能を生かせなかったんだ。お前の才能は、お前が一人ぼっちの時に輝くんだよ。
俺は、独りで、寂しくても雄々しく道なき道を進むあの背中が、好きだったんだよ。たとえお腹ペコペコだとしてもさ。
マトモな感想もなくて、仲間内の賛辞ばかりで辛かろう。次の小規模オフ会でも、更に小さな小規模二次会でも、拍手で迎えられ、お世辞を言われ続けるだろうしな。
そこで俺がにこにこぷん番付けしてやるよ。
・ふくろこうじ・じゃじゃまる→たけはらみのる
・ふぉるてしも・ぴっころ→みのぷう
・ぽろり・カジリアッチ3世→俺様
なぁ、NNSJ、もう別の名義で活躍してるかもしれないけどさ。
何時か、俺は元気だよ! 「なつみSTEP」を超える名作を作ってやるぜ! AAものでも版権ものでもオリジナルものでもさ!
って気概でFlashを作ってくれよ。
まぁ、ノイズだな。ノイズ。お前は驚きのコラボレーションでも、「あぐかる」の続編でも作ってろよ。収穫の直前で、放射能に汚染される話でもさ。 ビールの味は分からないのに
このビールは苦みが強いから弱めた方がいいですねぇと語りだし
ビール職人の成長を邪魔しているのがお前だよ 自分はビール通だと勘違いしちゃってる所が終わってるね 今日の俺は攻撃的だぜ!
というより、比喩が変じゃね?
ビールなんて大人のアルコールは、今のたけはらみのるには似合わないよ。
最近やってるのは子供のママゴトみたいなもんじゃん。
世にも奇妙な漫☆画太郎、もコケたし。 あっ、でも。
>ビール通
それはそうかもしれん。
今まで500作以上(既に1000作超えてるかもしれん)のflashの感想書いてるんで、そのぶん「通」の気分になっていきがっていたかもね。
だけどよー、お前さん。こんな匿名掲示板の一粒である俺を否定する労力があるなら、少しはたけはらみのる(藁)の最近の作品を擁護してみたら、どうかね? お前にイラつく所は
仮にAVを1000作以上感想書いてたとして
スカトロに興味が無いのにも関わらず
AV作品ひとくくりにして書いてしまう所
興味無いジャンルに首突っ込んで濁らせるな
お呼びじゃないってことが分からないのか? つーか、ビールとかAVに例えるあたり、思いっきりFlashを馬鹿にしてない?
俺を馬鹿にするのは構わないけどさ。
それと興味あったから、失望したんだよ。 FLASHで作られた創作物ってだけで
感想述べるお前が一番ふざけてるよ あーあー、よくわかんない。
もっと具体的に、書いてくれよ。
感想は要らないの? だったらもう止めるよ。
ただ、お前が俺のこと大嫌いだってことだけはわかったよ。
それでいいか?
後は勝利宣言でもして、たけはらみのるは偉大だった、ってことで自己完結してくれよ。
俺は俺でたけはらみのるは、昔と比べて今は誤った道を進みつつある、って思ってるからさ。 じゃあ、グッバイ。
グッバイレイニーデイ(堀下さゆり)
結局、素敵詩的すくりぷとの曲について、誰も教えてくれなかったのが心残りだけど。
中々、充実した時間を過ごせたよ。この喧嘩も含めて。
parafla祭、中途半端に終わっちまってごめんな。
では、また、何時か、何処かで。 好みか好みじゃないかだけの話なのに
>>55みたいに無理やりレビュー書こうとするから
抽象的な表現を並べただけで終わる
何が面白くないかの本質も理解出来ていない いきなりまともなレスが来て驚いたなー
あぐかる。
1変身ものを狙っているのに、トランスフォームの効果が今一。変わったほうが可愛くないように見えるし。
2約束されたハッピーエンド。商品を売りたいとの大人の事情もあるのだろう。だから問題が起きてもスリルはない。
3更新期間のスパンが長すぎる。みんな飽きた頃に次話とか。
4メロンを売り出したように、迷走気味に拍車がかかった。
5完結していない。たけはらみのるらしいが、これだけのスタッフと期待させる予告OPがあるのだから、これはNG。
たけはらみのると「あぐかる」
1定番にはまりきった登場人物。なつみSTEPでのしぃぎこカップルに見せた、微妙な羨望の表情など、表現の中にそうした細やかな心の揺れを感じない。
一応6点。観てみればもっと詳しくかけるのだろうけど、農業豆知識とか入ったり、アクションが少ないので見るのに疲れるで中毒性がない。これが7点目か。 おいおい、ID変わってるが、同士打ちだぜ。
サヨナラ言っちまった手前、俺も去るよ。 レス読み返したが会話が噛み合ってないので補足すると
俺のレスはあかぐるじゃなくて>>54以下に対する話ね
全ジャンルレビューとか好きが安売りされてて嘘臭いなと思っただけ あかぐるとナナメ叩きが、どうかした? もっと落ち着いたほうがいいぞ。俺も。
自分は文章系とAA系が主な守備範囲なんで、こういうのよりもMG系はもっと酷いっすよ。
>>41 なんて見てごらんなさい。
目も当てられない。
でも好きなFlashばっかり書いても、表現の幅が鈍っちゃうんだ。
文章力、表現力を高めたい目的で書いてるので(あと素敵詩的(rya)、こういう貴重なイベントでは出来るだけ食わず嫌いはしないようにしているよ。
結局は俺には合わなかった、って言えばいいだけだしね。
まぁ嘘臭いってのはショウガナイ。力不足だった。 久しぶりに来てみたらレビュー打ち切りだなんて(´・ω・`)
あぐかるだけじゃないけど55の言いたいことは分かるよ。 あー、中途半端はイカンなー。区切りよく。
もう、見返りは求めないことにしました。
うん、自分でも55は余りに酷い煽りだと思う。共感しちゃあ、いけません。 ・AmanojaQ
ttp://www.ku-da.net/flash/games/amanojaq.html
おお! タイトルから凝っている。目が動く。こういう無駄っぽい拘りが、その無駄っぽさから言って好きだ。
好きなんだからショウガナイ。
中身はマウスを効果的に使ったゲームが十数種類。
マウスで円を回らせるのなんて、とても良くできていると思う。
クイズは周期的に被るが、パターン化していないので、退屈に陥ることがなかった。
むしろなまじ慣れてしまうと、アマノジャクの罠に引っかかってしまうので、結構ハラハラする。
ルールから言って、複雑になって難易度高めになるかと思ったが、どれも初見で直感的に分かる問題となっていて、とてもやり易い。
その直感に一捻り加えたのが、本作のミソかな。
ただ若干、問題のバラエティーが少ないようにも思えた。
種類を増やせば、flash版メイドインワリオみたいな感じで、文句なしの出来になると思う。
でも、到底、敵いそうもないスコアランキングを見る限り、やり込みの度合いは深いようで、周期的に問題を解いていくことに、中毒性があるのかもしれない。
ただ僕は、そこまでやれなかっただけだ。でも、ライトユーザーの僕でも、面白いと思ったよ。
ここまで作りこんでるなら、アマノジャクを外した王道でも遊んでみたくなる。
オススメ。 ・16ヒーローズ
ttp://ichikuro.com/production/16heros.html
バーコードバトラー、AAバトラーに通じる面白さがある。
それだけでなく、友人、知人、芸能人、何でも好きな名前を入力して、キャラが出来るまでのワクワク感。
名は体を表す。受け皿の広さを感じさせた。
LVアップやアイテム所得によるキャラそのものの能力アップが無く、
本当に名前だけで、職業、アビリティ、アイテム、ステータス全てが決まるというのが、潔い。
戦闘もオートだし、セーブもオート。
RPGの醍醐味でありながら、作業っぽくなる部分を、排除したのは、とてもチャレンジスピリットを感じる。
発表当時にふれてみた時に感じた不満点。
闘技場がランダム対戦で、今一つどれだけ強いキャラやチームを作れたのかが、わかりにくかった点。
これが、今やってみると、改良されている?
闘技場の敵がレベル性になったことで、やり込み要素に達成感が加わって、スキの無い作りになったと思った。
でも、重くて、僕のヘタレパソコンでは遊べなかったっす。ごめん。
遊べる人は、またトライしても面白いかもしれない。
最初、バランスが悪いと思ったのが、毒?のダメージやリジョネ的回復の速度が、早すぎて強力すぎるところ。
でも、そこも改良されてるかもしれない。
これは力作っすね。注いだエネルギーは半端ないだろうし、それに加えてゲームベタな僕でも楽しませようとする親切心も感じた。
十分に遊べないのが、悔しくもある。そんな出来。 ・弾かせてみた
ttp://nanos.jp/joojoo/blog/3/34/
全体的に作りは荒いけど、楽器を演奏する動きと音の同期は、きちんとしている。
そっち方面に造脂が深いのかなとも、思わせた。
画面を固定して、始まりから終わりまで統一感を持たせて、短めの尺で終わらせたのには、好感。
雰囲気に浸れた。
ストーリーや絵の上手さで勝負するというより、左側の女の子の手のような、ささやかな動きで勝負してるって感じ。
うん、それで正解だと思う、かな。
ただ、最初の「静かになるまで……」の文字の箇所は少し蛇足ぎみっぽく感じた。 ・鳥獣ギガバイト(全8話)
ttp://www.youtube.com/watch?v=X7-_w3JFdnM
チープな感じ。
紙芝居的で、間や緩急が余り機能していなく、声も字幕の方を先に読んでしまうし、何処か感情が篭っていない。
うーん、これは映像でやる意味があるのかと思った。漫画とかの方が、合っているんじゃないだろうかと。
それが第一話、第二話で感じた印象。
でも、話が進むうちにトリ語やセリフなしで絵だけで魅せる演出が増えていき、音楽も入っていき、Flashアニメとしてだんだん見易くなっていくのを実感。
でも独特の雰囲気は変わらない。
そしてこの下らなさが、他にはない個性になっているようにも思える。
これはこの塩梅で、このままでいいのかも。
下手に上手くなり過ぎると消えてしまう旨味があるんじゃないだろうか。
気を構えて観るというより、暇つぶしに観るほうが自分には合っていた。
大笑い、というより、脱力系って感じで。
個人的には第3話がツボ。
・ばらの花
ttp://www15.plala.or.jp/Notebook1/baranohana.html
寂しい? 虚しい? 何か閲覧後に心にぽっかりと穴が空いた感じ。
短篇集、なのかな。日常の一コマ一コマを覗いたような。
最初のエレベーターや中盤の電車など、ディティールに凝った画は、強く印象に残る。
「ワレワレハ宇宙人ダ」とか、涙を滲ませる青年の顔とかのミステリアスな感じも。
うん、シーンごとの間がやや長め。
精緻な背景などで、飽きを感じさせなく、そして寂しさを備えた読後感もそこにあるのだろうけど。
前半は許容できたけど、後半は少し退屈してしまった。
だからと言って緩急をもっとつけたり間を切り詰めるのは、持ち味を殺してしまいそうで、いい打開策ではないと思う。
何か背景の書き込みや動きやカメラの使い方とか、別の解決策があるんじゃないのかな。僕には余り思いつかないけど。
「ばらの花」というタイトルだが、僕はタンポポを見ているような印象を持った。
地味でささやかだけど、都会の日常にも咲く、風に揺られる花。 ・もさもさマーチ
ttp://parafes.web.fc2.com/2012/sakuhin.html
柔らかな色使い、細やかなアニメーション、背景の書き込み、そして音との同期。
どれも凄く丁寧に作られていて、安定感抜群。ひとしきり和む。
イントロ部分、一番も二番も、こだわりを魅せていて、一気に引き込まれた。
中盤部分を削ったのには好感。癒し系の宿命だが、それでも少し間延びしたように思えたので。
個人的に巨大モサモサや馬飛びなど、作品中に溶け込んでいるのかそれほど突飛じゃないのだけど、かなり好み。
オチは、うん、「そこまで行くのかよ!」っていうツッコミを入れたくなるほど、驚きの展開を見せる。
ただ大オチは、何のために左へ左へ、マーチしたのかが結局、不明瞭だったので、やや消化不良感も。
ストーリーじゃなく雰囲気で魅せる作品だとはわかってるんだけど、僕の悪い頭は、それでも鮮やかなストーリー性を期待してしまい、
そしてこの作者さんならそれを実現できるんじゃないかと思ってしまう。 ・習作
ttp://yg10.floppy.jp/parafla8.html
こういう掲示板ベタ張り関係は、アニメ化や叙情的な音楽をつけるなど、そうした演出に陥りがち。
例)「結婚してよかったな」 堀下さゆり 君と笑った
ttp://www.youtube.com/watch?v=xUpM590VCgE
今作はそのアプローチじゃなく、時報ごとにテンポ良く短くネタを見せるという、
中々、元ネタを大切にしながらも、作者独特のセンスが光っている作品だと思う。
えと、こういう作品は語るよりも見るほうがいいと思う。
それでクスリとしたら、作者の勝ちって感じで。僕は負けました。 1みたいな人がいなくなった時がFLA板の本当の終わりだと思う。 778 :最低人類0号:03/08/25 21:50 ID:???
職人の分類と同じようにアンチの方法を分類してみよう。
・印象批評タイプ
別名脳内モデラー。脳内に自分の理想のモデルを作り上げ、そのモデルとの差という形で
批評を行う。脳内モデルがバランス良く、一定である場合には、その批評自体が
評価の基準として信頼を得るタイプ。
モデルを意識することなく、「なんとなく」印象で批評する者も多いが、それは感想文だ。
脳内モデルが日替わりであったり、文句を付けたいだけの場合はコロコロと基準が
変化するため、糞の役にも立たない。
「〜のようで○○だ。」「〜でないから糞だ。」という言い方を好む。
神のように幅広い知識を持った人物がこのタイプの批評を行うと、
その分野では神格化・カリスマ化される傾向にある。
書きやすく。モデル次第で何にでも文句を付けることができるため、安易にこの手法に走る
者が後を絶たない。
神以外のこのタイプの言うことを真剣に聞くと、その一貫性の無さに振り回されるばかりなので注意。
馬鹿にはお勧めできない評価方法 779 :最低人類0号:03/08/25 21:50 ID:???
・比較批評タイプ
別名優柔。印象批評が脳内モデルが絶対の神であるのに対し、こちらはもう少し砕けている。
2つ以上のモデルを比較し、その異なる点を述べ、差異によって作品を整理しようとする。
優劣を付ける場合もあれば、比較を通じて問題提起を残すだけの場合もある。
「○○はこうだが、××はこうだ、それは△△だろう」という言い方を好む。
いろいろな分野にまたがった知識を持つ人物がこのタイプの評価を行うと、
知識の拡散と集約が起こり、組織としては大変便利な人物となるタイプ。
しかし、意識的に比較となるモデルを提示しているのではなく、単に自信が無いために
2つを提示しているだけの場合も多い。見ていてイライラするアンチや。
結局何が言いたいのか分からないアンチはこのタイプが多い。
提示しているモデル自体が意図がわからないものだったり、痛い場合は目も当てられない。
気を使いすぎの馬鹿にはお勧めできない評価方法。 780 :最低人類0号:03/08/25 21:51 ID:???
・構造分解タイプA
別名マニア。作品をパーツパーツごとに細かく分解して考え、個々のパーツに対して
自分の得意分野に関して何かしらの評価を行う。
「このアニメーションは…」「この絵のパースは…」「この概念は…」という言い方を好む。
自分の好きな分野はとことん極めているタイプの人間が行うと、その分野の人間に
とっては神のような扱いを受ける。また、専門分野の知識の入り口として有効に機能する。
反面、興味がないものにとっては非常にウザイことも。空気が読めない場合には
本人は荒らしているつもりはなくても、反感を買うタイプ。
また、エキスパートになりたいワナビー君が評価を行おうとすると、気が付けばこの形となる罠。
周りが見えない馬鹿にはお勧めできない評価方法。 781 :最低人類0号:03/08/25 21:52 ID:???
・構造分解タイプB
別名コマ送り。作品をパーツパーツごと、特にFlashでは時系列にそったシーンごとに
分解して考え、個々のパーツに対して何かしらの評価を行う。
「このシーンは…」「先程からの流れで…」という言い方を好む。
作品を分解して考えるため、個々のパーツを洗練させるような技術を持つ者がこの評価を行うと、
作り手にとっては非常に役立つ評価となる。
反面、個々のパーツに執着してしまい、全体的な流れを見失った評価を行いがちでもある。
全てを真剣に検討しようとすると非常に根気の要る方法。
製作スキル途上中の製作者にとっては、評価というよりもむしろスキルを吸収するために
有効なノウハウでもある。
ただし、あまり分解しすぎると、作品うを作品として楽しむことができなくなる諸刃の剣でもある。
作り手以外が読む文章としてはつまらない場合も多い。
また、自分は構造分解タイプBのつもりであるが、結局タイプAに行き着くこともしばしば。
いつまでも一般観客でいたい馬鹿にはお勧めできない評価方法。 782 :最低人類0号:03/08/25 21:52 ID:???
・記号タイプ
別名キバヤシ。作品をひとつの素材として捉え、一般的な解釈とは違った解釈を作り出す
評価方法。評価というよりは、むしろネタである事も多々ある。
「一見○○だが、実は××というテーマが隠されている」
「俺達は何か重大な(略」という言い方とメガネを好む。
製作者にとってすら、思いもよらない解釈を生み出すため、はまると非常に「面白い」 評価となる。
妙な知識とバランス感覚を持つ人間がこの評価を行うと、その評価は
作品を超えて新たな作品に昇華する事すらある。
反面、中途半端な知識やバランス感覚の無い人間が行うと、非常につまらない、質の悪い
パロディや妄想として扱われる。
また、作品が作品を生み、その妙なエネルギーの連鎖から、どこか遠いところまで
行ってしまう事も多い。
面白い反面、製作者のスキルアップには何の役に立たないとこもしばしば。
しかし、ネタに走ってさえなければ、感受性の強い製作者が、自分の作った作品の解釈の
され方について悩んだり、新たな表現の方法を受け取ったりするのは、この手法が多い。
前しか見れない技術馬鹿にはお勧めできない評価方法 文芸ナイフ
ttp://homepage1.nifty.com/shimada_lisa/knife/index.htm >>85
どうも、お気遣い頂き、ありがとうございます。
でもごめんなさい。わたしは>>1本人ではありません。
1の妹です。
兄は、太郎兄さんは、昨年、生を終えました。
思い返せば、まだコートを羽織っていた春先に、
「花ちゃん、もしもの話だけどさ、僕の葬儀に絶対、流して欲しい曲があるんだ、まだタイトルも知らないんだけどね」と熱く語っていました。
そして先月、糖尿病で、足が黄色く腐り、切断してから、とても弱っていきました。床ずれをおこし、顔にシミが点々と付いていました。
ジョークだったら、良かったのに。
でもでも、最後の最後に、
「でも僕の記憶の中に最後まであの曲は寄り添ってくれる。何か思い出を独占した気持ちで嬉しいんだ」
とか
「走馬灯ってあるだろう? あの時にあの曲、思い出せないかな。
時代をさかのぼって僕たちが産まれた意味を知るとか、一度きりのこの世にアリガトウサヨナラすることよりも、それが最高の楽しみなんだ」
とか
掠れるような声でささやいていました。きっと、兄は幸せ者だったのだと思います。
わたしの名前は山田花子です。
兄の名前は山田太郎です。
わたしゃ、ウソつきです。 日刊19時、スローペースで紅白かんそー。メモ代わり。ネタバレ前提。
☆紅白FLASH合戦2012
ttp://flash-rw.com/
ちなみに、わたしゃ、こんな奴です。
ttp://dall.nobody.jp/menu/special2.html 荒削りの宝石
・紅白FLASH合戦2012 オープニング
-LeadGrimStarEon-
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19696902
あぁ! これは力作。
光の当て方が綺麗、というだけじゃなく、奥域や立体を意識した重厚なシーンの連続が、情感のある歌声とマッチ。
比較的スローテンポで進むのに、時間が短く感じられた。緩急、時の制御も流れるように自然で、心を揺さぶる。
前半部分。緑の壁の光沢や紙吹雪が星に変わるなど、さり気なく流してるけど、うん、とても魅かれるものがあった。
2分20秒辺りから、作風が変化した?
というか弾けるように、立体を効果的に使った映像になっていると思う。波の入れ方がヤバイ。
その代わり、ちょっとそれまでのメッセージが、途切れているような。
最後らへんは文字が重なってゴチャっと感。
合作だったのかな。
立体的な映像とバラード的な音楽。その壮大な舞台ではAAが少し浮いてしまった。
前半のイラストも後半の3Dも。(でも、AAそのまま、文字記号そのままだったのは、溶け込んでいたっぽい)
メリハリに為ってると言えば、そうなのだけれども。 ファンシーなAAとミクロへの拘り
・オープニングその2
ttp://flash-rw.com/rw2012/02.html
可愛いAAがずらずらっと。
FlashでAAが頻繁に題材にされ、2chでも沢山のAAスレが賑わっていた頃を思い出させた。
本当に多数の種類を起用していて、その特徴をしっかりと掴んでいる。オデンマンやコケモモなんて覚えてるというか知ってる人っているんだろうか。
これだけ旧知のAAに詳しいFlash作者は、あの人しか居ないのでは? と思って観ていたが、なるほど、やっぱりあの人だ。
心惹かれたのは、メッセージを前面に出さなかったことと、パレードに台詞を使わなかったって点。
語らないことが、作品のほんわかとした空気とイベントを応援したいという意思を、実直に映し出す。
一本調子にどうしても為ってしまう構成だったので、1日目、2日目の間に長目の沈黙をいれ、曲を変えたのは、優しい工夫。
更に1日目のドラム、2日目のシャンシャンと、細かな音とキャラの歩様が同期している。さり気ないけど、音との一体感がある。
おかげで最後まで流し見になることなく、作品を見終えることが出来た。
粗探しをすれば、冒頭のステッキが色のせいか見分けづらいのがちょっと勿体ない。
今年はオープニングが2種類あるけれど、それぞれ本当に素敵。甲乙つけがたい。
美と愛らしさ、迫力と和み、対極にありながらも、どちらとも、とてもその先をワクワクさせる。 突進系、玉砕ギャク?
・マグカラ3
ttp://2nd.geocities.jp/ice00yah/mag3.html
アニメや絵だけでなく、音へのこだわりにも、凄まじい執念を感じる。
かなり感情が篭っていて色分けがされている声優、さり気なくも話を盛り上げるバックミュージック、展開にキレを与えている効果音。
どれも、とてもイイと思う。まー、わたしは見識が狭いんで、当てにはなりやせんが。
特に声は、綿密な打ち合わせをしたのか、キャラの特徴を立たせるほどに、抑揚がついている。
「モテない女の」は、妙にツボった。
1A ネタ的にちょとターゲットから外れて爆笑って程じゃないんだけど、テンポ良く進むので、くすりと軽快な笑いがやってきた。
1B グダグダな雰囲気が、笑いへの警戒心を解いて、とてもストレスレス。
2A どこか早いリズムで流されているというか、平べったい感じが残った。沈黙の間が少なくて、常に何かしら喋ってるって感じが忙しいって印象かなー。
2B ラストはちょっとキレに欠けるかな。
1と2。何か正反対。掴みどころが無いというか、このニョロンとした感じが、この作品の味なのかも。
えと、比較してみると。
こっちの方が途中に副音声とアクションっていう山場があるんで、入ってきやすかった。
ttp://2nd.geocities.jp/ice00yah/mg2-1.html
でも、演出面はずっと上手になっているし、旬のネタを貪欲に取り入れてるし、シリーズものだけど、お約束すれすれの設定のおかげで初見でも違和感ゼロ。
『夕子』: 台詞
のような発言主の記載は、字幕だけなら必要だろうけど、個性的な声優で十分に声の主がわかるので、うーん、余分っぽいような。
わかりやすさ最優先で入れたのならオッケーだろう、でも、親切すぎるような、これは、よう、わからんっす。 ナポリタンにタバスコを!(って本場のイタリア人は怒るだろ←自分ツッコミ)
・郷愁カフェ
ttp://hyoehyoepa.web.fc2.com/clips/rw2012.html
うん、雰囲気が伝わってきた。
少し背伸びしたい時期に飲み始めるもんだよね、ブラックコーヒーって。何だか共感してしまう。
ただ刺がないというか、何というか。
余りに当たり障りのない文章なので、ちょっと引っかかる所を見つけにくかった。
写真とのギャップ、隠れ家と言う時にちゃぶ台を出す辺りに、新鮮さが感じられるけど。
後半になるにつれて写真が、かなりテキトーっぽく感じてしまった。
それとゆったりとした曲や文に対して、ややテンポが早すぎて、駆け足ぎみっぽくないか。特に最後辺り、曲も中途だし。
追記:
でも考えてるうちにこの刺激の少ない感じ、落ち着いた感じは、軽食で午後3時辺りの時間を潰す
馴染みの喫茶店そのものの雰囲気なんじゃないかと、思えてきた。
タイトルからして、作者の狙いもそこにあるような。
あーダメだ。わたしは、刺激やドラマ性を求めすぎていて、飢えていたんだと実感。
こうした自然体で等身大の作品って、もしかすると、淘汰されていて、却って絶滅危惧種、というか貴重な作品なんじゃないだろうか。
そう思った。駄目だな自分。でもでも、もうちょい、ゆるゆるしたかったかな。 イヤホンやヘッドホン。なんて愛おしくて、儚い響き。
・noise
ttp://www.youtube.com/watch?v=kqc5c-cmzcY
ごめんね。普通にスピーカーで聞いちゃって。
構成はかなり好き。「何だろう?」と思わせておいて、少しずつ展開を読ませ納得させていく。
それをオチで綺麗に収斂する。投げやりっぽくも前向き。短い中にも、キレを。
絵も素敵。
キャラをかなりシンプルに省略しておきながら、
部屋の小物を五月蠅すぎず寂しすぎず配置していて、アパートの住民の行動原理や、画面の賑わいへの面白みを感じた。
絵上では盛り上がりながらも、混乱しないで、すんなりと入ってくるデザイン。
後半での人間像と対照的でメリハリにもなっている。
個人的に「ゲンキデスカー」がキタ。
こういう遊び心は、眺めていて心をくすぐる。
うーん、でもさー、最後の最後で文字に頼っちゃだめだよー。Aちゃんさー。
最低限の文字情報で、音と絵と記号で表現しようと志したんだろうからさー。貫いてくれよー。少々わかりにくくても、勢いがあるから気にしないよー。
ってのが唯一の不満と言えば不満。ちょい高望み。 糞フラ、ボンジュール!!!!11111
・ひでびっちの冒険!
ttp://www.magurogaeshi.com/hbt001.html
酷い。
まず声が聞き取れない。色気が全くない。「きゃー だれかー たすぅけぇてぇ」(棒読み)
その上、字幕がない。よくわからない。でも、よくわからない方が健康的な気がする。
最初の地球のシーンなど、ミスリードの仕方は上手。
カメラの動きや構図、大胆なアップの仕方や胸を開いたら「ひでびっち」など、見所もある。
でも、予想を超えたナナメ下の展開に、もう、どうしようもない笑いが。笑いすぎて、泣けてきた。
エロって言っても、ここまで個人的趣向を、媚びずにダイレクトに、しかも手間ひまかけて、発露するってのは凄いことだと思う。
それでも羞恥心や嫌悪感を与えられなかったのは、作品のエロの方向がオープンであけっぴろげだったからだろうか?
ひでびんの「ひでびっち」、ネーミングから突き抜けている。
やや後半は失速というか、無理やり終わらせた感が。
もっときちんと締めれば作品の質は上がる気がするが、それではこのフラッシュの底抜けの馬鹿らしさが落ちる気がする。
何というか、走りきった感に、自然と敬意が。王道のC級グルメって感じ。
ただ、パンツを食べられた後に、何故かパンツ履いたままの箇所があった。うん、野暮ったいな、そんなツッコミ。 ムズイ
・瞬殺王女パール 〜戦場の娘は前線で怒り、血に飢えた狼となる〜
ttp://nrf-flash.sakura.ne.jp/flash/pearl_okami.html
いやー、これは難易度高め。
ヘタレな自分は2面で諦め。
なので、まともな感想は書けないっす。ストレスが溜まってしまうし。
自キャラが敵に比べて大きい、ってのがイライラを増幅させてるのかも。自機のダメージの当たり判定が敵より広いってのは、ちょっと理不尽に感じる。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19592987
でも、3面までの動画が、あるのは、凄く親切で面白い試みだと思う。
見てるだけでも、ケッコウ楽しい。
追記
屍を重ねた末の上達感
剣のみの攻撃に開き直ったら、何とか4面、次いで6面まで行けた!
剣はかなり使える。見た目よりも射程範囲が一段広い。届かないと思ってた敵にも当たる。
これを演出ミスと取るか、癖と取るか。けっこうやっている内に、馴染んできたので、癖の方かな?
剣での弾返しも、少し出来るようになった。というかこれが出来ないと、至近距離でモナーに弾を撃たれた時に、打つ手が無くなってしまう。
死にまくりながら進むゲームは、わたしにはちょっと合わず、やはりストレス。
でもステージクリア時のやり遂げたー感は、大きかった。
憎らしい銃モナーも惑わされるステップを踏む剣ギコも、ステージ毎の特徴も、公園を抜け出した後のあの感じも、楽しかった。
結構ハマった結果のギブアップなので、後悔はない。 あれ?
・死んだあと
ttp://takeumac.6.ql.bz/RW2012/rw2012.html
一面のボスを倒して魂を交換したあと、先に進まない。何でだろ? ボロパソだからかな。
面白いと感じてただけに、うーん、もう少しやりたいんだけどな。
アクションは分かりやすく、難易度も手ごろで、取っ付き易く、導入部分は成功していると思う。
ストーリーとの融合、雰囲気は単体のアニメ並みに醸し出されているし、邪魔ならスキップも出来るようになっていている。
ただ、ストーリー進行のテキストでのzのピッ音はケッコウ大きめで、やや過保護かな。 :追記(いやー、手早く対処できるのが、イイところっすね。やれたー)
ゴリ押しでいける難易度がありがたい
面白かった。よかった。
最初のボスはヒットアンドアウェイで隅の方の足場まで攻撃し、追い詰められたら上段へ二段ジャンプで乗り越える。それでイケた。
後は敵を出来るだけ多く倒しスコアを稼ぎ、アイテムを貰えば、無敵時間を利用してダメージを受けながらでも攻撃や包丁連打でラスボスまで倒せる。
多分、ノーダメで行けるコツとかもあるんだろうけど、何だろう、この易しめの難易度がとても好き。
それは先に進みたくなるストーリーと、雰囲気のある地獄の世界という魅力と、途中の意味深の選択肢が、ゲームへの動機を増加していたから。
肯定ED、 否定ED の分け方に、凄く刺激を受けた。
現実逃避ED 、現実直視EDにも変えれるんじゃないかと思うくらいに、否定EDへの進行を好意的に受け止めていたので、とにかくオチに衝撃を受けた。
えっ? だって、仮に地獄に行ったとしても、今が過去になったとしても、今生きている自分を大切にしたいじゃん。たとえ醜いものでも直視したいじゃん。
ていうのが俗世から解脱をしきれない、わたしの中の弱さなのだろう。
この作品のストーリーに、納得したって訳じゃない。
でも、共感を呼ぶストーリーとは別で、ああ、こういう考え方もあるんだ、って実感することは、とても記憶に残り頭の中をくらくらさせる。
ただ終わり辺りは寂しいかな。ちょっと真っ黒だったので、余韻が欲しい。
後はダメージを受けたとき、後方に吹っ飛ばされるのは味だけど、キャラの方向までダメージ主とは逆方向を向いちゃうので、ちょっとイラっとした。
でも二段ジャンプ後でもダメージを受けるともう一回ジャンプできるってのが、上手くリカバリー出来てすごく嬉しい。
要望を送るとしたら、それくらい。ジャンプで髪とかなびかせたり、ストレスを感じさせない操作体系とか、凄く凝っていると思う。
細かいとこだけど
>否定EDのラスボス前の台詞で、「消える」が「き得る」に。 ほのぼのアクション系
・これが悪バスターの日常だ!
ttp://www35.tok2.com/home/syatineko/flash_nitiaku_nitijou.html
テンポ良く進むコメディ活劇。
高揚感のある曲に、効果音が映え、かなりイイ。
随所でセリフの中に絵や記号を取り入れていて、テンポアップと分かりやすさに一役買っている。
メリハリのある線と色彩が目を楽しませ、最後まで疾走感が続いた。
悪を倒した後の店内への切り替え方が、面白い。
戦闘はもろドラゴンボールだったけど、迫力がありニヤニヤして見れた。かめはめ波とか打ちたくなるよね。
取り入れ方として、良いエッセンスを抽出しているなーと思う。
中身はありふれた、くだらないものかもしれないが、そのくだらない日常をオーバーに演出すらからこそ出る面白みが本作では、くっきりと。
一話完結型の為もちろん単体でも楽しめるけれど、
シリーズを通して観てみても、明らかに丁寧になりテンポが良くなり、上達していく腕前やさり気ないクロスオーバーやネタを追う楽しみがある。
とりあえずな本編の終わり方は、ちょっと無理やりさを感じたが、おまけできちんとオチテイル。
と言うか、おまけはそのまま本編に組み込んでもいいくらい。 炭酸飲料水的な
・書き手語り部逃避行
ttp://3rd.geocities.jp/gyom4/escape_writer_teller.html
わからない。多分、わからない、と思わせるのが、魅力なのだろう。
線画が印象的。それとひらがなで埋まるシーン。こういう場面が幾つかあると、他の部分も妄想したくなる。
不気味一辺倒じゃなくて、くねくねするマネキンや、読めそうで読めない文字情報などに、チャーミングな部分も残っていて、混沌としている。
どちらかというと断片集的で一個の世界としての統一感は余り伝わらなかったけど、何というか瑞々しい感性の全力突進って感じを受けた。
サービス精神旺盛な、そうした諸部分が感情を揺らし、リプレイを押してしまった。
後半、何処か息切れ感というかパンチに欠ける部分が。
特に終盤、モララーが回転する所は、尺を引っ張りすぎたか。穏やかに流れる感じがあった。
やや曲との相性が悪い?
カオスミックスとあるけど、原曲にはサビに爽やかさや前向き感があって、このアレンジ曲はそれを打ち消していない。映像も意図したのかつられてしまっている。
だからか、最後には不安よりも爽快感を受け取った感じ。
ちょっと悲しい話かなとも思ったんだけど、もしそうだったのだとしたら、
不安や悲しさを煮詰めるにはあと一周半くらいもがき続ける必要があると思う。勝手ながら。
今の作風も大好きなんだけど、ね。 土台しっかり
・『DOGMATIC JUSTICE』
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19696752
アニメのOPみたいだ。丁寧に描き込まれてるし、安心して見れた。
草の表現の仕方が、好きだな。
淡々と進む、分かり難い所がない。というのが良さでもあり、ネック。
見慣れてしまっている展開や設定。新味をあまり感じられなかった。
こういうアニメPV系だと、何か戦闘シーンとか迫力ある場面を期待しちゃうんだ。
また青ギコ桃しぃを主軸に、短い時間内で手堅く纏まっているのだけど、黄色キャラには消化不良感が。
続編仕立てなので、後々からんでくるのかもしれんけれど。
悲劇っぽい予感を徹底的に与えていて、さぁ次はどうやって展開するかって、期待感は確かに。
走っている箇所。丁寧に動いているが、やや遅めのアクション。背景の動きに比しても。 余韻が切ない
・覇王樹 『Lossy Compression』
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19685430
冒頭、非常に掴みがイイ! ドッドの波紋が鮮やかに広がる。非日常に一気に連れてかれた。
数式、四角からの派生の四角の緩が長すぎたためか、少しだけ中だるみ感があったが、次の空と少女の登場シーンで盛り返す。
アニメとモーショングラフィックのイイとこどり。ストーリー性と映像美と音同期が重なって、消えていくラストが儚げで見終わったあとジーンとする。
ジャンルの垣根を越えて映像に命を吹き込んだからこその、それが散る切なさだと思う。
はじめ興味をそそられる違和感が、最後の方で馴染んでいくところが凄くしっくりとした。
複数回の鑑賞に導かれる、耐えられる流れがあるように思う。
展開がイマイチわからなかったのだけど、初見だけでもモヤモヤじゃなくスッキリ感というかカタストロフィー感を味わえた。
ノスタルジックでゲーム音楽を思わせる曲と、丁寧なドット絵の相性は抜群。
既に他作者によって使われていた曲だけど、新鮮でしっくりくる印象。選曲センスあるなー。 ・日常の中の非日常。雰囲気が好き
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19590496
派手なアクションがある訳ではなく、比較的、扱いにくそうなストーリーなのに、サイレントにしたのはいいね!
それでも成り立つのは、キャラクターの表情と細かに動く仕草やジェスチャーが巧みだから。
画面から感情が溢れてくる、滲んでくるっていうのかな、作品の行間を共有できた感じ。
そして言葉が露出されないのが「秘密」っぽさを、倍加。
妙に「エロス」を感じる。エッチとか百合っぽいとかじゃなく、深い高揚感とドキドキ感。短い中にも確かな余韻が。
表情? 音楽? トータルのバランスの良さ? よくわからない。だけど、その「秘密」が分かったときもう一段階、高みに行ける気がする。
何気に止まっている場面、動かす場面が効果的に散りばめられていて、静動や緩急も意識して作られている。
表情など魅せるところではアニメを使い、止まっている箇所はカットを多く使い、飽きるのを妨げている。
オチは幽霊なのかなー、とか一捻りすると思っていただけに、ストレートだったのが却って鮮やか。
感情の揺れも、想像の中で補える程、意外性もありながらの納得感。
「しー」から指切りまでの動きが、自然で丁寧で、ツボ。
ただ、冒頭の目元が隠れているのは、トーンが外れているような。
あとは最後に抱きつきに行くシーン。それまでの位置関係からか、紅い女の子が逆方向に走っているように見えてしまった。 わたしは根性無し
・兎陰謀2012
ttp://mkhighland.yu-yake.com/sqny1221.html
あー、ダメだー忍耐が続かない。
絶賛放置プレイ中のM属性の強い自分でも、この手のFlashには合わないのを実感してしまう。
台詞とか読めたり、選択に遊び心があったり、手間をかけていると思わせるのだけど。
追記:
牧場、戦闘あたりでギブアップ。
相変わらず凶悪な難易度。それもプレイヤーのゲームの腕ではなく、運と直感と根気がかなり、かなり、必要。
ゲームオーバーは死にまくり。無理に死にまくり。
そこそこハッピーだったりクスリとしたり、死なないゲームオーバーもあってもイイかなと思うけど、
ここまで徹底的に殺伐にしたのは、確信を持って行われた作者の執念だろう。
これ、クリアした人いるのかな?
誰にも知られないエンディングはちょっと悲しいけれど、何人も挑戦して未だ誰も未到達というのは面白いかも。
毎年、スタンスは微塵も崩れない。これはちょっと凄いことかもしれない。 新文章系?
・Good-bye Vectorworld
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19698531
文字の出し入れが、何というか、わたしの視認力に合った。
読めるか読めないかのギリギリの境目(でも読める)にある為、かなり力を込めて画面を見つめてしまった。
文字の出し入れは装飾的になりすぎず、多彩な表現で、ずば抜けたものを感じさせる。
モーションタイポグラフィって言うのかな?
特に右から左に る
ませる
. 読ませる、こう言う表示方法は、既成概念への不意打ちみたいで刺激的だった。
かと言って読みきる前に閉じない絶妙のテンポや前振りの表現が、テクニックに溺れているのではなく、きちんとそれを利用しているのを感じさせる。
内容はよくわからんのだけど。雰囲気だけで圧倒された。
所在のない孤独な「わたし」が、世界と繋がり、でもその中で「わたし」自身が溶けてしまって存在意義を失ってしまう、って話なのかな?
うーん、的外れっぽい解釈。
曲が不思議で切なさ混じりで、それが真面目な独白調の文章と、とても合っていると思う。
映像も少しずつ色が足されていって盛り上がっていく感じで、文章詰め込み系じゃなく映像だけで最後は引っ張っていて、これもかなり好み。
作品全体を通して重力や浮遊感があって、それがふわふわとして危うくて、一本の緊張の線になっていると思った。縦の動きが心地いい。
ああ、わたし、自分でも纏まんないなぁ。 ハートフル
・キングカオスHP50000
ttp://www.a.zaq.jp/yabezumu/king.htm
温かい二人の交流に、とても心がホワンとなった。
細かい部分も描き込めてる。
勉強をしてテストの得点があがってるところとか。ちょっとだけ出てくるコンビニ内の様子とか。「やる夫のスレ立て」からの流れるようなネタの連発とか。
あと、台詞を出すタイミングが練られている。ちょっとおどおどした間があったり、熱っぽいスムーズさがあったり。
慌ててない。急かさない。退屈させない。
本当に些細な部分なのだけど、自然と引き込まれた。
トレーディングカードゲーム(わたしの時はカードダスやメンコだったよ)というトレンドの題材を使いながら、郷愁を与える展開に持っていき、
攻撃力・防御力と複雑なルールに陥りそうなところをHPだけ、という大旦な省略を行い、タイトルから一貫させて、説得力をもたらしている。凄く上手。
このキャラである必然性は? と思っていただけに、後半の電車でのドクオの一言が、うん実に「独男」っぽくて唸らせるものがあった。
不器用なんだよね。それが不快ではなくて、深い。
たとえこれから離れ離れになったとしても、孤独を打ち明けられたことが、もう一人ぼっちじゃないことの証明。
それと変に感動的に演出しないから、感動できるんだろうなー。
ただ「作為的な偶然」が、終盤にあって、そこで少し冷めてしまったかな。
物語としては当然の帰結なんだろうけど、まー、個人の好みの問題だけど、強引かなぁと思ってしまった。
うーん、必要以上にセンチメンタルになるのを避けた? ハッピーな終わり方は確かに心休まるものだけど。
ちょっと理詰めに。(理屈より感情に訴える本作品には合ってないと思うので、何の効用もないです。えっ? 全部そうだって?)
例えば、入ったバーがカードバトルが流行っているバーだったりとか。
ショボンが久しぶりに故郷に帰ってきたとか。
幾つか「夢や奇跡」を「ありうる偶然」に変えるだけの、段階というか伏線みたいなものを入れると、もしもオチが悟られてしまったとしても、よりわたしの心に響くと思う。
でも、このままでもいいと思う。
2、3年後、また観た時に、また違った感動を与えてくれる前向きなノスタルジーと普遍性を持つ作品だと思うから。 CMとかもいいかもしれない
・紅白FLASH合戦闇鍋@居酒屋なう .
ttp://www.youtube.com/watch?v=af6-4IXiGHg
ああ、リラックス。心がほどけていった。
絵は適当なんだけど、ヘタウマ路線をいっていると思う。
てきとーに何だけど、文も絵も、自分が全力で文章を書いても、叶わないくらいに味がある。ああ、基礎力のある人が羨ましい。
それとテキストスピーチが「楽しい国語」並みに、雰囲気に合っている。
本気作品が居並ぶ中だからこそ、凄く癒された。ありがとー。 限りなくストレスレス
・年末の大掃除を始めるよ!
ttp://multip.net/view/T9k45QLBrh
気になったのは行間のスペースと、箒(ほうき)という字がムズイかなーと思ったくらい。
元ネタ譲りのほのぼのさとキレが両立したオチは面白かったし、和んだ。
無理にアニメ化しなかったおかげか、構えて観ることなく、自然と眺めることが出来た。
こういうの、イイね! チャレンジスピリット
・巨大文字AAで吹いたら死亡
ttp://www.geocities.jp/sumi_flashpage/big_aa.html
巨大文字AAで表現されるところを、様々なフォントや文字表現や文字の出し入れに変えて多彩に攻めている。
音楽といい、タイミングといい、とても攻撃的。破壊的。
ただ、それで笑えるかというと……
悲しいかな。曲のビートの激しさと表現力がありすぎるために、元スレのように任意で気軽に楽しめる感じが消されている。
「ひでびっちの冒険!」の方が、ネタ的には際どいにも拘わらず笑えたのは「何言ってるかよくわからない」という点だった。
これは何言ってるのか十分わかるし、分かりすぎるくらいに丁寧に文字構成が行わている故に、文字内容がそのまま突き刺さる。
相方が居なくなってからの一時期のカンニング竹山みたいな感じ。わかりにくい例えだな。うーん、漫談というより怒鳴ってる感じ?
ただ、今までのアプローチとは違った試みは面白かった。
恐らく従来のアニメ系ほのぼのを持ってきたら、わたしはマンネリ感に支配されていたと思う。マリオU面白いのに、それでもマンネリと言われるサガ。
これは笑いのヒット率は低かったけど、飽きてしまうような間延びは一切、感じさせなかった。妙な爽快感もあった。
それと何回か観ているうちにくすっと笑えたりしたので、曲の勢いとそれと同期するネタのスピード感が高速過ぎたのかもしれない。
うーん、軽くなった看板を抱えて、フロンティアを突き進んで欲しいな。願望だけど。 ・巨大文字AAで吹いたら死亡
これはうわぁ…としか言いようがない
AAなら救いようがあったけど >>114
AAの文字への加工は、恐らく最も力を込めただろう部分のような感じがして、そこが諸刃の剣になるなんて。うーん、皮肉。
オシャレ?
・FANTASY
ttp://www.youtube.com/watch?v=7K7jr3hAMi8
冒頭部分、余りに動きがないので不安になったけれど、溜めてたのかー。
ピーク時の演出のスピードは目が眩むほど。ポケモンショックとか起こしそう。
チェスの駒が落下する感じも素敵。
強烈な緩急を持った、尖った作品だと思う。
また色彩のモノトーンからカラーへの艶やかな転換など、ギャップ差による視線への刺激がビンビンくる。
音楽もファンタジーとは少し離れた難しそうな曲を使いながらも、最後まで走り続けている。
FANTASYそのものと言うより、その崩壊を描いたのかな? そんな印象を持った。
「幻」という漢字にやや違和感。
多分、硬質で頭脳勝負な理を司るチェスという題材と、幻という靄のかかったあやふやさが、ミスマッチだったんだと思う。
外国人にとっての漢字のタトゥーのように記号的に受け止めればまた違った印象を持つかもしれないけれど、
どうしても意味が浮かんでしまう日本人なので。 雰囲気はOK、話の詰め方は(?)
・Candela
ttp://www.geocities.jp/itigomann1515/FLASH/cd.htm
この人の過去作を見ていて思ったのは、「目が残念」という所だった。
だから、犬が目を開ける時が、一番どきどきした。
結果は、顔に比して目の占める割合が多め、更に黒目に対して白目が特異に大きい、という違和感は確かにあった。
ちょっとドラッグがキマってるかな、と思ってしまう目。
でも人物は、その目も含めタッチよく上品に描かれていて、情景にも力が入っていて、カバーしている。
特にオチの情景は、足跡とロウソクが魂の道しるべのようで心に迫るものがあった。美しくも儚げ。
ただ、シンプルそうな話なのに、ちょっと分かりにくい難解な場面も。
と言うのも視点が女の子と犬のどちらに当たってるのか、乱雑気味。焦点がぶれていると言うか。
長尺ならそれもアリかもしれないが、この短さでは、サイレントでは、余計な混乱をしてしまうデメリットの方が大きく出た気がする。
また突如出てくる女性(雪の精霊?)など、中盤以降にやや描写不足な部分も。
命を奪う吹雪にもなりうる雪を見て微笑む女性の初々しさなど、前半が丁寧なだけに余計に際立つというか。 :追記
眠る前に頭に浮かんだので、考えてみた。
犬と少女のその後。
足跡とロウソクを辿って、二人は無事に再会できたのだろうか?
少女の方は雪山を超えれたと思いたい。というか、そうであって欲しいと祈りたい。
しかし、犬の方は。最後に見せるアンニュイな表情。もしかしたらと、哀しい予感がする。
作者はハッピーエンドを意図したのかもしれない。でも、誤読でも、誤解でも、そう考えると胸が一杯になった。
どちらも話としてはありふれているのかもしれないけれど、そうした想像の余地を残した終わり方が、作品に魅力を与えていると思う。
それを活かすには、前述したけど、もうちょっと作品内でしっくりする分かりやすい話の流し方が出来ていれば、と思う。
もやもやっとした感じが話の中にあって、だから話の外にそうした想いを巡らすのに、時間が掛かってしまったのかなーと。
っとちょっと余裕のない見方になっているので、休憩。本日はこれにて! 大学二年生的
・時の世界と創造主
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19697367
あー、うー、あー、うー。
中身や雰囲気はとても厨二的。セカイ系って感じ。ツンデレ系ヒロインに草食系男子。
でも、絵の力と音の力でそこを脱して、取っ付きがイイ感じになっている。
所々、やや過剰気味にヒロインのイラストというか写真集的なものが挿されている。
これはストーリーというより可愛いヒロインを描きたいっていう欲求からなのかなって思うけど、実際に絵として魅力的なので、うん、底力を感じる。
ストーリーを掴みにくいという点や、二人以外の生命が芽吹く印象を持つような活写が少ない、「可笑しいわね」の意味がわからない等の難点は幾つかある。
あとは「絵本」の比喩よりも「時を巻き戻す」とストレートでもとか、雨が降ってるのが伝わらないとか。わたし的な好みの問題だけど。
けれども、艶のある絵と画面展開と描こうとしている世界観の大きさで、観た後、救いの無さにとにかく切なくなった。
画面や色合いに透明感があると言うか、凄く見やすく、綺麗な画。
長所と短所が両極端に、これ程はっきりしているのも珍しい。
こうした作品を作り続けるのなら、声優や脚本といった他の誰かとコラボレーションするのも、見てみたい。
コラボした音楽との一体感は大きかった。リズムに乗って話に引き込まれた。特に昼夜の切り替えや最後辺り。
もっと、そういうのを試みたら足りない部分を補えるんじゃないか、視野が広がるんじゃないかって。 ・コスパは良さげ
とある兄弟の大晦日
ttp://muyamix.sitemix.jp/contents/flash/sasuga_miso.html
日常そのもの。日常の中の奇妙な不思議でも日常の中での大きな事件でもなく、年の瀬の慌ただしさの中、淡々と時間が流れていく。
ドラマとしては物足りないが、そういう捉え方で観てしまったのが、損をしたと思わせるものが。エッセイ風味って感じ。
「年明けは、近い」「どこまでも、響いていく」辺りが、さり気なくも流石と思わせた。ちょっとキザっぽい流石兄弟だからこそ。
どうだろうなー。何か雰囲気が出ていると思う。
何でもないことをとても楽しく営む、何処にでもいそうな人たちの、温かな家族愛。
妹者はもう完全にAAから離れて、人になってる。ああ、何か懐かしく感慨が。
神社はモブというか背景に混み合うキャラクターを配置すると、雰囲気が出るかも。妹者を見失ったり、列に並んで間に合うかのドキドキ感とか。ちょと寂しい。
坊主Aが……
系統は嬉しく嬉しく、古典的文章系っ! って感じ。
やや描写は大雑把だけど、平易な表現で、飲み込めないところもなくスラスラ進む。
視点が兄者に統一されているので、凄く入り込みやすかった。
クリッカブルでページ送り形式が優しい。クリックで進む方式の難点として、音との細かな同期が出来ないって点があると思うけど。
数曲の音楽で展開を仕切っていて、鐘を打つ音がアクセントになっていて、ダレを感じなかった。 しみじみと。
・海辺の魚【後編】
ttp://sound.jp/atamanoki/kouhaku2011.html
一年ぶり。完結おめでとう!
相変わらず美味しそうな料理を描くなー。
大分、伏線回収に時間を取られたようで幾つか説明っぽい感じもあったけど、滑らかに話が進んでいく。
従兄、靴、漫画家。うーん、ここら辺はちょっと超展開っぽい。予想ができない意外性はあったけど、かなり力技なんじゃないか?
でもキーとなる写真の伏線は、きっちり回収していると思った。
綺麗にまとまってる。
心の奥まで踏み込まず、微妙な含みをもたせながら、物語はゆっくりと閉じられていく。
距離を縮めるのではなく、離れることによって。
一人一人それぞれの道を行くっていうのかな、自立っていうのかな。揺れていく多感な青春って感じ。
淡々としているが、何処か応援したくなるというか、後押ししたくなるような、そんな後味が。
設定だけじゃなくストーリーによって、何気ない会話とかでそれを与えられた。言葉では表現しきれない、表現しようとしたら消えてしまう妙な気持ち。
それと音楽、特にテーマソングが、かなり雰囲気作りに貢献してると思う。不思議さと鋭さを併せ持つというか。
全体を観て、タイトルが、どうも、イマイチしっくりとこない。うーん、何だろ。
あとは絵や写真のチョイスは凄く馴染むのだけど、人物の顔の描写がイマイチそれらに追いついていない。
もうちょっと繊細な表情で魅たかったし、特に横顔がちょっと微妙。 弾き語りポップ
・rainbow
ttp://youtu.be/sTRprIkgqic
タイトルから七つの線系かなと思っていたので、ケッコウ多彩に責めてきたのには、いい意味で驚かされた。
曲がいいね。どこか陽気で軽くて。
映像もそれに合わせて、手作り感と軽やかさを演出していると思う。ただ、若干、音に乗り切れてない感が。
やや、尺は長めか。ちょっと飽き始める頃に、3分が終わった。メリハリや山場や緩急が足りなく、一本調子っぽいのかも?
でも演出は頑張っている。たくさんの時間と色々な創意工夫が垣間見える。
(「頑張っている。努力している」そうした言葉が「凄い」という言葉よりもどうしても先に出てしまう。)
実験的な作風だが、その手探り感に面白さがあった。何だろう、小学生の化学の実験的な感じ。
四角を中心に用いた作品は、自分の中でこれが壁になってるのかな。
鋭い音同期とか、徐々に足されていく構成の妙など。
em 『Simplicity』
ttp://www.nearlynothing.net/images/simplicity.htm 心地よさ120%
・Forming
ttp://www.geocities.jp/karoeya/movie/forming.html
圧倒されるというよりも、馴染む感じ。
思わず、リプレイしてしまう中毒性も感じる。
音との同期だけじゃなく、その特徴を踏まえた映像のシンクロが、かなり上手くいっている。
デザインも整っている。疲れない、心地いい、色彩も嬉しい。揺らぎが気持ちいい。
画面を目一杯に使い、敢えて見切れさせることで、迫力を出している。演出の妙。
3D表現が自然で、嫌味ったらしくないんだ。とも思った。
冒頭のForming以外、強く意味を主張するシンボルや言葉を省いたのは、潔い。
スタッフロールさえ、付けていない。
だからなのか自然と何も考えず、映像へと浸ってしまった。
意味がないところに意味がある。
動画を観続けて疲れていた中で、爽やかな秋の風が吹いた感じ。浄化される。
うん、ごめんね。指摘するところが見つからず、抽象的になってしまって。
(強いて言えば青バックに四角が入り乱れるところが、立体というよりややごちゃっとしている感じ? 好みだー)
でも、凄くイイと思うよ。お手本になるくらい。 ドンキホーテ
・紅白FLASH合戦'12〜紅白妖精の裏技〜
ttp://plus.kakiko.com/sappuunotate/RW2012.html
際どいネタで来るなー。最後の最後、叩きつけられた感じ。
下ネタとブラックジョーク中心だけど、画が丁寧で、自覚的な感じで行われてるので、不快感は少ない。
任意で進む形式になっていて、かなり負担が低いというか気軽に読むことができるのが、中身と相反して、実に親切。
ページめくりサウンドノベル形式flash。
セーブ機能は大丈夫かな。これくらいの軽い文章なら、一気読みもさほど苦にはならなかった。
所々、話が飛ぶというか、脈絡もなくネタが挟んである。でも、そうした「無駄」を楽しむ作風なんだろうか。
そんな雰囲気があって、結構スンナリと入ってきた。
第二話の無理やり挿入された冒頭がヤバイ。大丈夫の強引な台詞回しがクセになる。JOJOっぽい、ああ、いいっすねえ〜。真冬なのに焼いてかない?
ネタはヒット率は低いものの、話全体がネタだらけなので弾数は多く、ハマる所のにはとことんハマる。ホームランバッター。
所々、この「紅白flash合戦」やflash「クリエイター」が保持しようとしているブランドイメージをズタズタに切り裂こうとする気概は、とても刺激的。
オリキャラじゃなくて、善意の固まりで出来たようなマスコットキャラクターやアニメキャラにやらせたのが、慧眼。身近な素材で、ギャップ効果が、かなり大きい。
うん、このスタンスは個人的に好きだよ。
恋文と称した、催眠商法ツボ買え自主制作アニメよりも、ずっとズシンと来るものがあったよ。(わたしの腹は、どす黒いのです)
オ○ニーって、Flash制作だったり、こうして駄文を書く事へのアンチテーゼかなあ。自覚しなきゃいかんですね、わたしも。
ただ、戦おうとしたflash紅白自体が予想よりも危篤寸前だったのは誤算だったんじゃないだろうか。
ヒットポイント1のスライムに、渾身のギガデインを喰らわせたような、そんな感じ。 平成格闘浪曼
・012年のCopernix天動説
ttp://www.geocities.jp/ayase2011_2/cop/
かなり本格的。
多彩なバリエーションがあって、動かしているだけでも楽しい。
ただ難易度は高め。コンピュータがケッコウ賢く、的確に攻撃してくる。
下手にジャンプ攻撃とかすると(実に初心者っぽい)、かなりの割合で撃沈される。
ストーリーモードでは、2人目でギブアップ。
吸収系の必殺技を高い成功率で行うので、どうも力負けしてしまう。心が折れてしまう。
ゲーセンにきそうな人たち、つまり上級者を楽しませようとしてるのかな。
その割には気になるストーリーも入っていて、うーん、蚊帳の外に置かれたようでモヤモヤと。
ストリートファイター系な作品が、ここまで手軽に遊べるようになったと思うと、その劇的でありながら着実に進む時代の進歩に震えてしまう。
ってか、既にストUターボのFlashってあるんすね。重めだけど、再現度の高さに、ビックリ。
フラッシュ版 ストリートファイターII ダッシュ
ttp://www.game-tm.com/action/street-fighter-ii-ce.html 細部に神は宿る
・アクロストリート
ttp://sky.geocities.jp/akausagiworks/flash/rw_acrosstreet.html
恐ろしい程の密度。
この短さで、ここまで話を展開しながらも、平坦な日々から始まって大事件まで迎える、山場を捉えた構成が巧み。
背景に異常にまでこだわって綿密に描いているのに、見せ所では敢えて背景を真っ白にして緊張感を与えている。
何ていうチャレンジを行うんだ。凄い。
伏線もしっかり張ってあって、何回も見る幸せを実感する。
また絵柄や色使いが優しく、カメラワークや画面展開にもメリハリがあって、ほとんど絶えず何処かがアニメーションしている。
なのに短距離全力疾走の物量で、胃もたれしない。ラップのような軽さがあるのには心底驚いた。
特に唸らされたのは、お約束を見事に「裏切る」場面。
だって、「しぃ⇔ギコ」と来たら、「ハッピーなカップル」って連想してしまう。
そこを逆手にとった展開に唸らされた。
込められた手間暇が、そのまま作品に説得力を加えている。
難点といえば、一見だけでは到底この作品の持つ奥深さを堪能できない。複数回見ることを前提としている点か。
でも、それは過去の「なつみSTEP」や「PINK」などの名作にもあった、webでの映像が持つ揺るぎない強み。
細かい所をつつけば、アイドルオタクが何でほほを怪我したのか、ちょっと分かんなかった。(雑誌で切ってる?)
また、1:00目辺りでその傷痕を描き忘れてるっぽい?
前半の展開の肝の部分なので、ここら辺は損してるかも。
これは強くオススメしたい。マンセー、マンセー、大好き。 終わらないで欲しいと思う緊張感と、そこからの開放感
・仮面の国のアリス
ttp://2nd.geocities.jp/ez_uhp/flash/alice_maskedland.html
この暖かな結末に拍手を送る。パチパチパチパチ。
良くわかんないけど、グリム童話にあるようにメルヘンって残酷さと紙一重なのかな?
冒頭の処刑シーンで緊張感を与えられ、そのピンと張ったものが遅緩せず、終わりまで一気に持って行かれた。
残酷なエンディングもあり得ると思わせた、話運びに感服。
このボリュームにも拘わらず、先が読めず、飽きが来なかった。
それは童話という題材を熟知しているだろう作者の知見(それはそのまま文系ヒロインの魅力に繋がる)にあるのだろうし、
過度な装飾を排した台詞回しに語り部の才を感じさせるからだろう。
物語内物語という入れ子構造も、説明っぽさを打ち消し、世界観を豊かにし、展開に緩急を与えている。
メタ的な作品は数あれど、これだけ効果的に使われ、誰もが知っていて内輪っぽさを感じさせないメタ構造には、特に痺れてしまった。
物語のハイライトで「委員長」(アリス)と呼ばれていたヒロインは「亜理沙」として、「女王様」を「ヴェロニカ」と呼ぶ。
一見対極にありそうな二人の心の接点、交流は、どうしようもなく心を動かす。
気になったのは、残酷な女王を救い出すために、後半部でひたすら臣民を我侭な悪役にしてしまったところ。
ここに重奏性を置けていたら、心変わりのもっと前向きな理由を押し出せていたら、と。
それともう一点。チャイムと「つい読みふけっちゃった」の一言。
惹きつけられる導入部だけど、どうも、その後の展開と整合性が合わない気がする。仕事さぼっちゃだめだろぉいいんちょぉって感じ?
でも、この分かりやすさが作品に力を与えているのも確かだろうし、ちょっと贅沢っすね。好みの問題で。