>>342
一言で言うと「技術の平易化」のためです。

私が理解できる範囲で書くと、元々紅白の全てのページがphpで構成されていたわけですが、
ご存知のとおりphpは専用のエディタでないと編集に支障をきたします。

(人員確保のために敢えて簡単だよって言い続けてる私も悪いんですが。)
運営業務って、よく簡単に見られがちですけれど、
出来る限り汎用的でレベルの低いフォーマットに保った方が長期的には良いんですね。

phpもhtmlも、データやら何やら動的に処理させなきゃ一緒だろって指摘されそうですが、
スタッフに対して私が「記事更新しといて」と指示した場合、
「phpって何なんでしょうか。テキストエディタで開いたら文字化けしました……」
「見たことも無い”タグ”があるんですけど、これどうなってるんですか…」
と言う質問と、それに対する指導教育をしてるとそれで一年経ちます。

また、専門の技術者も時々変わります。
phpで素晴らしい芸術的コードを書き、自動化することもとても大切ですが、
たぶん神様めいた新担当者でないと他人のコード読んで修正したがらないかと…。
そんなわけで、概ね数年先までの人の異動を見越し、その中で技術を選んでたりもします。
基本的に「今日のスタッフが明日もいると思うな」と……。
例えば、私が交通事故を起こしたら明日から行方不明になります。そんなリスクへの対応です。

なお、何をもって「平易化」と判断するかですが、結構難しいです。
一部の技術者にとってはごくごく初歩的な言葉でも、運営に入る人たちは千差万別です。
「ブログしか作ったこと無いです」「メッセンジャーって何ですか」「FTP???」
こう言う人もいます。信じられないかと思いますが。