焦げ茶色のアレが近づいている [転載禁止]©2ch.net

2014/12/23(火) 07:54:10.52ID:6frJNYPz
        ゴガギーン
             ドッカン
         m    ドッカン
  =====) ))         ☆
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  おらっ!出てこい>>1
     「 ⌒ ̄ |   |    ||   (´Д` )    \___________
     |   /  ̄   |    |/    「    \
     |   | |    |    ||    ||   /\\
     |    | |    |    |  へ//|  |  | |
     |    | |    ロ|ロ   |/,へ \|  |  | |
     | ∧ | |    |    |/  \  / ( )
     | | | |〈    |    |     | |
     / / / / |  /  |    〈|     | |
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2015/02/01(日) 18:36:04.33ID:4Ap39z0T
ひまわり、木の葉、雪で、時間の移ろいを映す表現は、使い古されてますが、さり気なく流しているので、嬉しくなりました。
こういう映像の遊び(出来れば言葉の遊びも)、が増えていくと、長い作品でも鮮度を保ちつつデザートまで向かわせれるんじゃないかな。
全体的に、絵はモナーを使いながら、何かアレンジも感じて、温かさもあって、いい感じでした。

歌の切り替えも、なかなか。と言うかこれがなかったらメリハリが無くて、一気に見ることが出来なかったかも。

ただNG的な演出かなって思ったのが、紅白のシンボルの女の子に「グリント」って名前をつけちゃったことかな?
これがあると、これを見る私とかは作者のオリキャラでオリジナルネーミングってことで、ちょっと「私の紅白」とは距離を感じてしまいました。
キャラ的にもわかりやすいAAメインに、オリキャラ妖精一人なんで、名前が無くても判別できるでしょう。から、名前は強調しないほうが私は共感したかな? とか。
2015/02/01(日) 18:52:20.22ID:4Ap39z0T
個人的に内容は、一生懸命で好きですし、方向としてもこういうのが理想なのかな、と思います。
ただ、やっぱり、観客と出演者を分けすぎている。別々のものに見ている。と言うのはちょっと抵抗を感じました。
っていうのも、そんなに観客って、大切かな。区切り付けちゃうかなって。

あの、感じとしては、サーカスや劇場よりも、しっくりするのが、宴会芸、文化祭、カラオケとかじゃないかな?
つまり参加者と視聴者が混在していて、参加者それぞれもスレッド上や公式サイトにあしあとを残して、感想を残す。
なんか参加者は参加者で、視聴者という幻想に期待しすぎている気もします。
そこでヤキモキするのなら、自分でそれぞれの作品に感想を残す、そうして受け取った人も感じることがあるなら感想を残す。
作品を出して終わり、じゃ先に進まない気がするんです。

ただ、私は特定のストーカー対象を除いて、twitterやblogをチェックしてないんで、そういう所で交流があったのかな? あったのならすいません。

私の感想を見ている方にも、どうか私を観客とは思わないで欲しい。
私は観客なんてものに甘えるつもりはないし、だからこの超過疎スレでウンチをしている。
果たして私一人に、甘えて同情されてる観客の皆さん勝てますか? なんて言いつつ、いや私の負けですけど。


参加者と観客が近いなって思ったのは、AAの紅白です。
AA職人って2ch慣れしてて、観客も普段から板にいて、違いはありますけど、物凄い不利な規制を受けつつ、こう盛り上がっていたので。
感じとしては、この動画のお祭りより、こっちの方が馴染むかな。私は。

□■□■□第十一回紅白AA合戦■□■□■ [転載禁止]c2ch.net
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1418399001/
2015/02/02(月) 23:53:03.79ID:I/Il5ZUC
Dancing☆Onigiri2
ttp://studiomijirushi.ifdef.jp/danoni_2.html

参ったなー。
何て言えばいいんだろう。
ダンオニ2が出ても、恐らく私はやらないんじゃないかなー。
ダンオニは初心者ですけど。

何というか、システムが複雑になれば進化、ってワケじゃないと思うんです。
複雑にするにしても、2・3行の説明で、プレイできる。そこら辺までかなー。

「ダンおにと同じルールでプレイすると、
正しく遊べなくなってしまうので注意してください」

ってあるでしょ? もうそこで厳しいのです。

例えばストリートファイターにせよ、ぷよぷよにせよ、ある時期を境に爆発的に普及したんですが、それからも今も基本ルールは守っていて、どちらも2のルールを知っていれば、遊べちゃうんですねー。
それはダンオニの元祖、dancing revolutionにも言えそうなんです。
つまり説明PVが必要なほど遊び心地が変わっちゃうと、わたしは「ダンオニじゃないじゃん?」って思ってしまう可能性が高いです。
ぶっちゃけダンオニはダンレボをパクった故に、わかりやすくて、間口が広くて、ヒットしたように思え。

見た目、操作、システム、色々なものが変わっているようです。
なら「全くの新規で音ゲー」の方が潔さを感じます。
ネーミングやPVからして、ダンオニというブランドでとファンを引っ張っていきたい、的なそういう印象もあります。悪く言ってしまうと。
だから、私はどうかなー。微妙かなー。
私は、この企画は方向性を見直すか、ボツにしちゃってもとか思います。無責任ながら。もうね、何だろね。
2015/02/02(月) 23:56:07.84ID:I/Il5ZUC
あれです。
ダンオニ2が出るよりも。
ダンオニのシステムで色んな曲を遊べるぜー。紅白だったら、過去の名作Flashの曲とか。
別所だったら黒な、歌系やゲーム音楽系とか。いっそのこと紹介とか纏めとか分類とかだけでも。
そういうのを求める人です。私は。
つまるところハードやシステムの深化よりも、ソフトを量の方をバラエティを求めます。
難しいですよねー。これはもろ初心者な私の好みですし。
慣れている方は、新しい冒険のあるものや、今のスペックや時代に合うものを。って思うのかしら? ねー?
どうなんだろう。

と、ダンシングおにぎりって年末にもイベントあったんでしたよ。今でもバリバリの現役で。びっくり。
流石に愛好者の習熟度との差ははっきりとしていてムズスギデ凹みました。
ttp://www23.atpages.jp/noname11/dowf2014/index.html

でも、メジャーどころを当たってみて。
Dancing☆Onigiri No.163  千本桜
ttp://www.geocities.jp/naritsera/senbon/index.html
凄く熱中しました。音ゲーの中毒性をまざまざと見せつけられました。
最後、振り切ろうとしてきて、指で覚えていってついてってなんとか。3時間くらいかかりました。
まだ、タイピングしながら指が震えてます。達成感もッパないっす。ダンシングおにぎりって凄い!
2015/02/03(火) 03:40:19.12ID:5AstyS2K
(テキストとして読む) かなさ
ttp://multip.net/view/0XF2jK8rfc

映像というよりナレーションが小説だったらどうなるのかな的な、そういう敢えて的外れを狙いつつ、それが的外れな見方だと自分でも思います。


とにかく気になったのは、視点がぶれてることです。


逃げる男のパート。

ひぐまは知っている。
「この男が指揮官であることを。こいつを食い殺せば……」

男の名は一等陸尉ジン……

このパートは男を主役において、男視点で男(人間)側の事情、逃げていくシーン、追い詰められる経緯を語っていきます。
ところが、ここで、ひぐまは知っている。とひぐまの思考が入っていきます。
これは男が、見たり察したりしているわけではない。
ヒグマ視点、男の知らない情報、が混ざってるんです。
視点が男⇒ヒグマ⇒男 と寸断されてるんです。

ちょっと男への感情移入が途切れてしまいました。

例えばジョーズ的な作品なら、逃げ惑う人たちの恐怖を描いて人に視点を集中させるなら、追いかけるジョーズの思考や回想、例えばジョーズの環境、事情、過去など描くと、
纏まった時間を取れば息継ぎできるのですが、こうちょこんと差し挟んだり視点を混ぜちゃうと
大変、ぶれがでます。

つまり、ここで熊の狡猾さを教えたり、戦いの情報量を増やしても、その目的としての自決を迫られる男の恐怖、心理を引き立てているかは、どうも?
その、狙いはわかるんですが、文章の流れから男に感情移入して、自分のことのように臨場感を持って伝わったかというと、失敗している気がするんです。
伝えたいと欲張って、どちらの事情も明らかにしようとフェアになろうとして、却って観ている私への描写の迫力が薄らいでしまう。
それにミステリアスなシーンが幾らか残ったとしても、色々と想像が広がりますしキャラに深みが出ますし、悪いことばかりじゃなくない?
2015/02/03(火) 03:43:05.66ID:5AstyS2K
どうしても、このシーンを入れたかったのならば。

悪例)
男は逃げていた。呼吸が乱れ、喉が焼ける。しかし、熊は男だけを真っ直ぐに追いかけている。汗が吹き出る。男は悟った。
恐らくクマは知っている。「男が指揮官であることを……

と一つクッションを入れて、男側の知りうる形にまで運んでいく。


或いは映像として(ジョーズって映画自体もうろ覚えなんですが)、ジョーズなら多分カメラで人間視点とジョーズ視点を組み合わせて、不安を煽ってたと思うんです。

悪例2)
カメラ1 恐怖におののく人間たち
カメラ2 人間たちから見たジョーズ。あの水面から背びれが飛び出て滑っていくシーン。
カメラ3 何者かが水中を泳いでいるカメラ。(ジョーズの視点)

つまり、映像なら視点が多視点でも効果的になることもある。
本作の場合、熊が執拗に男を追い続けていく熊視点のカメラ。で追跡されるのを煽るとか。
(この場合、知っている、男が指揮官であることを、を入れれないかもしれないけど、その言葉で狙った分だけの切迫感、熊の恐ろしさは伝わるはず?)

と私はこっちの映像で伝える、の方がスマートかなと思います。
その点で、熊の咆哮、唸り、断絶間のような声を、入れられなかったのが残念だな。
こういう音の素材や声優さんは見つかりにくいのかな?
反対に少女の声は要所要所で効果的に機能していたと思います。
2015/02/03(火) 03:47:11.10ID:5AstyS2K
ただ、方向として熊さんの演技が難しい、力も時間も(これは観る方にとっても)工面できないって事情もありそうで、
それならナレーションを小説とは違う作法があるのでしょうが、もうちょっと練ってもと思います。

特に視点の移動は激しくなって、女の子が登場すると顕著になります。
意図として、女の子の強さを伝えたいのと、熊の強さを伝えたいっていう二つが入り混じって、視点の混乱に作者の混乱が混じっている気がします。


これも悪例ですけど。
パートA 逃げる男視点。(人間と山での前振り的な知識、察することのできない熊への恐怖)

視点を変える。
出来るなら男を退場。殺すっていうのは強烈だけど違いすぎるか。気絶とか。女の子が足止めになって、その場から去るとか。視点の変更を強調。
男を登場させ続けるなら、何かしらの少女との会話、特に最後に、声も入れるとか。

パートB 熊の視点。(熊側の事情、察することのできない女の子への恐怖)

パートC これは要る? 女の子の視点。(決闘で、感情移入させてハラハラ、一緒に勝つことで、スッキリ)

とか、思いました。悪例。

ただ、最後の方は視点が頻繁なのは、この作者さんは神の視点、男の心も女の心も手に取ってわかる大きな視点で魅せたかったのかなと思いました。
でも、そうなると、神という遠い視点なので、私が求めていた臨場感、没入感とは、作者の目指す場所が違ってたのかなとも。

ただ、ナレーションはもう思いっきり情感が篭っていて、物語が進んでいくとヒートアップしてきて、ちょっと音がわれるのですが、それすらも味なパワーがあるんです。
どうも、そこから、神の視点とは違った方向に、だから一人称の「俺は」とかでやっても面白そうな声の演技だなって思いました。

物語自体は、最後はどう展開するかスリリングな決闘を描いてますし、吹雪の画面や音の幕が消えて、物語もクマの恐怖から解放されて、晴れやかな読後感がありました。
やりを使うなんて、先が読めませんでした。

なんかごめんなさい。
自分でもにわか知識の半可通で、こういうの気になる人って少ないとは思うんですが。その未熟者の思ったことを、今だけだよ残せるのはって将来言えるようになって猛反省するのも意図して、
自分の為だけに、ここに書き置きます。
2015/02/04(水) 18:40:35.07ID:9OXAkjOf
やるおクエスト7
ttp://atelier-c.fiw-web.net/flash-rw/2014/yaruoquest7/info.html

これは将棋や麻雀の基本ルールもわからずに、放棄して、こう言ってるような。
「みんなー、麻雀なんて時代遅れだ。子供も大人も楽しめるドラえもんドンジャラに注力するべきなんだよ!」
「竜王戦なんて止めて、全世界将棋崩しトーナメントを開催しようぜ!」
突き詰めると私のウンチの大部分がそうなっちゃうんですけど、これは特に。
私にはムズスギタ、でもムズスギルのが味だよね、的な。

「お金は大事だよー」って言うちょっとムズ目なハードルを掲げていると思います。
宿屋の値段からしてドラクエとかと比べると高く、最初のセーブも困難な有様。
それで武器屋を覗いてみたら、高めな値段なものの、これ買おうかなとか、これとこれとか、もうちょっと貯めてからみたいな、何か買い物をしている楽しさに浸れました。
その後のジエン戦で壮絶に討ち死にしたわけですけど。
だから良くわからないんですが市販のRPGでさえ、お買い物っていうのを何か適当に設定してたり、アイテムコンプリートを既に見据えたダラシナイショッピングになったりする中。
こうお金をやりくりしていくような、そんなタイトな楽しさがありました。
キャラメイクはこのゲームには無いんですが、その様々な買い物ルートを選べる値段設定に限られた予算に、アイテムをカスタマイズして初期能力を自然と楽しく設定していく、そういう楽しみがあるんだと思います。
思います。と言うのは私は違いとかお金稼ぎの難易度とか図る前に、あぼーんしてしまったヘタレユーザーだから。
お金って重めな要素だと思ったんで、買い物をしている間は別枠でしっかりと現在の持ち金を表示して頂ければ。とか思いました。

とかなり無理してウンチしてしまい、すいません。
これは定期的に訪れる常連さんと彼らによって導かれる新たなユーザーたちが楽しめれば幸いだと思うんで、彼らの言葉を聞くのが一番だと思います。
出来たら実況動画をアップしてくれたら。私は嬉しいです。
2015/02/05(木) 02:09:16.81ID:OjiL6ftX
つれづれなる
ttp://sound.jp/atamanoki/kouhaku2014.html

この作品のスタッフロール。
ここは笑いどころにも思えるが、私には一つ輝きにも似た旋律が走った。(戦慄のミスタイプではない)
音楽 木村享平

この作品の独特の距離感、間合いには、冷たい鋭角的な響きと何処か親しみのあるメロディ。
音楽の影響が大である。
その音楽を自身で作曲できる、だからこその一体感であり、正に一つの世界観を粘土から作り上げたマルチな才能と言えよう。
こうしたトータルなワールドをユニークなポイントによって、セグメンタルに統一したイメージフィルムを作り出す才能は、かの森井ケンシロウを彷彿とさせる。
ただしケンシロウ氏にある垢抜けたあざとさにも近い、社交的な明るさ、才能の煌めきを見た目の表面の輝きとして反映させる、所謂「世間受けする」作風とは、少し遠い。
ケンシロウ氏が陽のポップで「カワイイ」作風だとすれば、氏の持つ作風は陰で日常的で地味な作風である。
ポストモダンを経たアバンギャルドでアンダーグラウンドでサブカルチャーを経て、自己解体的な現代、であるなら氏の世界を受け入れる素地もあろうが、
その契機となる取っ掛りの好感、「ウケる」にはどうしても陽の作風と比べて、不利である。
そしてその契機一つに恵まれず、作風の変更を迫られた、或いはその変更をステップアップと錯覚し、光溢れる陽に溶け込み、普通の人として消費され消えていった、そうした天才作家の群れ。
過去も現代も未来も、彼らは増え続けるだろう。どうかその一人に溶けぬよう。

この「私」は、たった一人かもしれないが、私は祈りたい。
どうかこの作家が、今持っている「つれづれ」をただひたすらに信じて、認められるために表現をするのではなく、ただ表現を表現として呼吸をするように生きていくことを。
その道の果てにあるのは、かの天才タカムラシロウのように日陰でアングラのまま終わるそのような予感は確かに色濃い。だが森井ケンシロウでは行き着けない木村享平の地平、それが朧げながら蜃気楼に霞んでいるはずだ。
祝福はあるか? あるか!
2015/02/05(木) 02:10:56.03ID:OjiL6ftX
この道の果てに、商業的な芸術的な作家的な成功があるかはさておいて、私はこの人、木村享平と同時代に生きていることが、ただ嬉しい。
あなたが存在してくれて、あなたがあなた自身に誠実に(と錯覚させてくれる)表現の合間を漂いながら、恐らくはネットが無ければ撫でることも出来ないあなたの世界をこのモニターに映し出す。
ただ、感謝である。
木村享平氏だけではない。この感謝は、紅白に少しでも関わっているあなた、関わって散っていった才能を燃やしたあなた、或いは世に認められて巣立ったあなた、私と同じように暇潰しに執念を燃やし続けたあなた、
テストの裏のくだらない暇つぶしの筈だった落書きを、体と心と時間を沸騰させ伝えてくれたあなた。
そのあなたたちに対する感謝である。
全てのセグメンタルにありがとう。
2015/02/05(木) 02:12:57.21ID:OjiL6ftX
いやー、萌えますね。何に萌えるかというとですね。この女の子、異性との付き合いを感じさせないんですねー。
これはですね。今時の「壁ドンがー」「テニスの王子様がー黒バスがー」「先輩がー年下の彼がー」「恋愛も仕事も両立がー」って、全く今時じゃないんですけどね。ぷんぷん!
そういうね、色恋ざたが云々って歌でもCMでも、つまりですね表現でも商品のPVでも乱発されてますよねー。でもこんなんイメージなイメプレな世界で、今のものじゃないんですよ。
今をナウいとかあの○○ナウとか、あの発想、あれをまるで口コミみたいに流行らせるあの発想、キモいですよねー。もうキモイ。
ブームが過ぎた戦場カメラマン宜しく沖縄かすれ声漫才よろしく、またオヤジの古いものとして忘れ去られたナウだから言えるんですけどね。キモいです。

ttp://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1391230306/
つまりですね。今トレンドな2chではこうなってるわけです。
勿論これだって今廃れかけてる「草食」なんて言葉に固執しているわけで、ですね。つまり、


ってことです。

だからね、木村クン、お主の侍の、この異性を感じさせないこの空気は、悪くないのでござるよ。
あの胸を強調したオチ、所謂、我々武士道の「萌えてきすと」「萌子の表面的なスタンダード」への「215回帰」。
木村クン、無理してないのかでおじゃるよ。
全く萌えないでござるよ。胸というパーツは、全く体に馴染んでおらぬし、人体を描くのは萌えフィギュア師、エロを追求した最強ひでびん布陣が待っておる、そこで勝負してどないすっつーねんやねんわ。(大阪ギャグ)
2015/02/05(木) 02:15:48.11ID:OjiL6ftX
でも、そこは木村氏。最低限の萌えのツボはしっかりしとる。のでござる。
鏡を映す。
つまり吾輩に向けたサービスカットでありながらも、表面的にはさっと通り過ぎていく「私」を鏡に映して、時代ハズレの水着を身につけた私を確認する。と言う最低限の哲学萌えをしておるよ。主は。
さて、萌えであるが、人体のパーツにこだわる、そこは反省もあろう。発展もあろう。
問題は内面である。肉感のボリュームよりも肌を流れる汗である。肌にふれる暖房を浴びた冬の空気である。心である。恥じらいである。

萌えの改善点として、この拙者があげるのは。
こんな鏡のようなことしていて、恥ずかしいーな照れか、何やってんだわたしバッカじゃないな冷めか。
心の細かな動きである。
拙者好みの萌え女子として、高らかに例を挙げるのなら。
ちょっと可愛らしいポーズを取ってみる。その微妙な自意識。胸や女の子っぽさを自分自身に強調させるために、ポーズとして、両手を後ろに組み、お尻のヒップの桃の後ろに指をつけて、ちょっと恥じらう。
それから照れて、顔を赤らめるか。馬鹿らしいとため息を吐くか。木村氏の女の子は、どう思うのでござるか? その時に主はスタンダードな萌えから脱却し、憧れの萌えマスターへと飛躍するのじゃよ。
2015/02/05(木) 02:16:45.00ID:OjiL6ftX
でも、そこは木村氏。最低限の萌えのツボはしっかりしとる。のでござる。
鏡を映す。
つまり吾輩に向けたサービスカットでありながらも、表面的にはさっと通り過ぎていく「私」を鏡に映して、時代ハズレの水着を身につけた私を確認する。と言う最低限の哲学萌えをしておるよ。主は。
さて、萌えであるが、人体のパーツにこだわる、そこは反省もあろう。発展もあろう。
問題は内面である。肉感のボリュームよりも肌を流れる汗である。肌にふれる暖房を浴びた冬の空気である。心である。恥じらいである。

萌えの改善点として、この拙者があげるのは。
こんな鏡のようなことしていて、恥ずかしいーな照れか、何やってんだわたしバッカじゃないな冷めか。
心の細かな動きである。
拙者好みの萌え女子として、高らかに例を挙げるのなら。
ちょっと可愛らしいポーズを取ってみる。その微妙な自意識。胸や女の子っぽさを自分自身に強調させるために、ポーズとして、両手を後ろに組み、お尻のヒップの桃の後ろに指をつけて、ちょっと恥じらう。
それから照れて、顔を赤らめるか。馬鹿らしいとため息を吐くか。木村氏の女の子は、どう思うのでござるか? その時に主はスタンダードな萌えから脱却し、憧れの萌えマスターへと飛躍するのじゃよ。



大事なことなので、二回言いましたのだよ。
2015/02/05(木) 02:19:01.45ID:OjiL6ftX
飛躍。この物語は、飛ぶ、物語だ。
美味しいラーメンを作る。もちろん私はそこで食べるシーンを待ちかねる。そこで飛ぶ。
時計を見る。ランチタイム、ラーメン屋の営業時間も終わろうとしている。そこにも飛躍がある。

そしてそこでマジックの種明かしが行われる。

「あっという間だ」

だが、マジックはまだ残っている。最後の飛翔。
夏から一気に12月へ。

これは三段跳びだ。徐々に遠くへ。そして最後に加速と力を振り絞るように、大きくジャンプ。
飛び移った先は。
紅白が行われる今。そして、それはまるで私に話しかけているよう、いや私の心が写し取られているような、その時が過ぎ去っていく年の瀬のあの想い。

私たちは年を取り、夜ふかしを覚え、パソコンを習い、一人暮らしをするようになって、そうする度に、時は加速していって光のように通り過ぎる。
その何とも言えない切なさ、郷愁。それを抑え目の女性の冷めた表情、そして音楽、色合いによる暖かいモヤのかかった空気、で伝える。

それだけではない。
私たちは、一つ年を過ぎればそれだけ時は加速するが、思い出もまた一つ積み重なっていく、夏というのを何十何回、体験した記憶の足跡、心の足跡を残してくれる。
これは今だけを生き続けようとする若さ、だけでは手に入らないものだ。
そして思い出は形としても残るかも知れない。それが水着だろう。
時が裏切り離れていく年の経過ではあるが、空間は広がってくれる。
足から自転車、バイク、自動車、タクシー。金だって、貴重なる、年を経ることで増やしていける燃料だ。
冷めだけではなく、そうした救いまでも描いている、今作はエンターテイメントとしても氏の成長を、幾年かの紅白を経ての、時の素晴らしき過ごし方を匂わせる。
そのような作品だ。
2015/02/10(火) 17:21:15.75ID:1RCyvoVX
70 名前:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2015/01/23(金) 21:25:36.59 ID:mO63v+sj
ずうっと前から探して居て、Yahoo知恵袋やら以前ここでも聞いたのですが、結局見つかってないフラッシュがあります。

犬についての歌だったのは確かなのですが。
簡単な絵と歌(製作者が歌ったもの)のだけのフラッシュです。
製作されたのは多分10年近く前です。FLASH全盛期のものでした。

歌では犬が上に乗ってきたらすぐウンコする、だとか。他の犬を怖がるとかそういう内容を歌ってました。
ラストは「しつけが 大事さ♪ギャラビンドゥワードゥーワードゥ!ギャラビンドゥワードゥーワードゥ!イェーイ」みたいな感じで終わって居ました。

少年タケシというフラッシュ連載サイトで以前作品を載せていたどなたかのサイトにあったのは恐らく間違いないのです。
虱潰しに当たっているのですが、未だに発見出来ていません。

どなたかお力をお貸し頂けないでしょうか?
どうかよろしくお願い致します。


あなたの見たいFLASH探します 21
より。


ワラター。
私も見たい。でもそれ以上に、こんなのを懸命に探し続けるあなたを想像しつづけることが、どうしようもなく嬉し楽しです。
と、一助にならないだろうけど、宣伝です。
2015/02/11(水) 02:05:24.16ID:ok322AGf
Pucca - time is up
ttps://www.youtube.com/watch?v=hq5u9g2k57A

Puccaとは韓国でのFlashアニメシリーズである。
本作は私の記憶が正しければ、12年前にリリースされており、その時を鑑みればこの3DCGが如何に魅せるという点で突出しているかは、理解できよう。
思えば3DCG自体、一年での発展幅が大きなジャンルであって、格闘CGゲームのパイオニア、「バーチャファイター」が登場したのが、1993年12月。
そして急速なグラフィックの向上とともにブームを巻き起こし、そして2015年の今では名も聞かぬ程に、下火となっている。
そこからもまた、その進歩の速度、その熱狂の移り変わりが察せられる。
ディズニーもまた本Puccaシリーズには関連していて、世界中に配信された。本シリーズの中心は主に2Dの如何にもなFlashアニメではあったのだが。
3DCGにディズニー。今ではアナ雪、ベイマックスと、TOYSTORYのピクサーを追い抜く勢いである。

こうした突出した3DCG、そしてそれを可能にしたデフォルメによる丸く分かりやすく、弾むようにアクションするキャラクタ。
息を呑む。

本作では、NINJYAが出てくる。古臭い忍者ではなく、ワールドワイドに跋扈している正にSINOBI、NINJYAである。
そしてヒロインは中華娘、チャイナドレスを纏った団子頭。
脇役はこれは香港スター、ブルースリーを彷彿とさせる拳法家。
洋楽とハングルを混ぜ合わせたKPOP。

と、これは正にアジア。
特にヨーロッパやアメリカが求めるだろう、アジア、を凝縮させたような感すら覚える。
本作を作り上げた作家、その国、この日本と中国大陸の中間に位置する地域性、韓国を感じさせる本作である。
本シリーズはエンターテイメントしてのみではなく、比較文化史の研究資料にも成りうるだろう。
このような文化と文化の狭間、如何にして世界で受けいられるボーダレスな世界観を作り上げられたか。その指標として。

私達は、多様な文化、社会、価値観の狭間で生きている。
大切なことはそれらを否定するのではなく、バイアスに囚われるのではなく、大局的な俯瞰的な視点で批判し批評し、豊かな心を培っていく。
今必要なのは、そうした「わたくし」を超越した、一つの「愛」ではないか。
2015/02/11(水) 02:06:44.81ID:ok322AGf
Pucca - time is up
ttps://www.youtube.com/watch?v=hq5u9g2k57A

あれですね。
空間の取り方が上手いなって思います。
背景を3Dにしました、じゃなくて、そこにトラップや仕掛けや動きを与える、って意識は最初の忍者屋敷から。
まずぎゅっと反転させて、それがむしろ正しい位置、男が宙吊り逆さ吊りになってるよんなカメラワークから、「おっ」と驚きました。
床にキャラを映りこませたり、そういうのは無駄なコダワリなのかもしれませんが、私は好きです。
カメラも背景もころころ動いて、でもわかりやすさをおさえていて。
私が惹かれたのが屋敷内から出て行って、そこでカメラがぐんと引いて屋敷と庭全体を映し出す場面ですねー。
家から外への開放感、ステージが広がる拡張をびしりとカメラと構図で伝えてます。

演出で、追いかけっこチェイスとバトルシーン、それぞれに見せ場があって。
特に演出面で、その二つと舞台背景を映すカメラ、この3つがどんどんと連鎖していく、そこはスピード感があって楽しいのですが。
「実は誤魔化されてない?」とも思うんです。
バトル部分とチェイス部分が全く関連性がなく、最後までつながっていない。別々のシーンになってるんです。
だから、傑作とまで行くには、その二つがどうにか結びついて、その上で舞台背景のあのスロープとかとも絡まったら、もう文句なしと。
これは今作には限らず、なんかハリウッドアクション映画でも、カーチェイスやりましたー、はーい次のシーン、肉弾戦のバトルがはじまりますーって、二つに区切りをつけているような。
そんなの当時の10年前あたり、ありませんでした? その今ではテンプレ過ぎて却ってヒット作にはないのかな?
そこらへんを混ぜ合わせたのが、あれです。
レース物に対するマリオカート。3DCGアニメなら、2chRacing。
ttps://www.youtube.com/watch?v=j9sgMu6DM4M
こういうのの、傑作長編が出来上がるその素地というか技術の土台はそろそろ出来てるはずなんだ。
2015/02/11(水) 02:10:13.79ID:ok322AGf
とか、あーだこーだ書きましたが。
私の一番思ったことは、シンプルに「これってパクリマクリング」。これですよ!
あの、「NARTO」というかジャンプ自体、私は途中脱落していて、NARTOは少年期くらい、Puccaが出てきてちょっとぐらいまでしか読んでませんが。
まー、パクってるパクってる。
分身の術、多重影分身。
ブルースリーみたいなキャラ、ってそれを意識したロック「リー」(ネーミングからしてNARTOは誠実)を更にパクった産物でしょう。
だから、如何にも漫画的で、忍者、というのがすっごく軽くて、その日本的なバックグラウンドをアッケラカンと剥いでいる、というかNARTOとかSASUKE以上の下調べをして出来たキャラや設定なんだろうか。
というか、だからこその軽さゆえに、ディズニーもヒットすると見込んだんじゃないのかな。とか。「梟の城」は遠い昔か。あれもとんでも忍者でしたけど。

当時は思わなかったこうしたのが思えるのは時間的距離もそうですが、韓国へのイメージからでしょう。
「餓狼伝説2」で韓国のテコンドー選手が出てきた、この時あたりまでは私もけっこう親しみがあって、そのキャラも使ってたんですよ。

そうしたしょーがないな、から、Wカップ、韓流押し、ブーム、バブルを経て、今のどーしようもないな状態。
そういう目線が、大嫌いな日本の文化の表面的な部分をパクってそれをワールドワイドに売り込みやがって!
的なのを加速させ。
あれです。多分次の冬季五輪。韓国開催は私にとって(2chにとって?)お笑いになるだろうし、もし日韓共催になったら韓国悪感情は取り返しのつかないものになると思います。
政治とエンタメとスポーツは確かに繋がっていて。
不純にもなんか楽しみ。

結局のところ、わたしはバイアスなしでは生きていけないって思いました。バイアスがあるってことを、どんなものなのかってことを、どこまで意識できるかが、多分。


私は今、ここで生きている。
大切なことは今のその日の気分で、この目の前に広がるインターネット空間と自分の部屋と目ん玉だ。
私は私として生きていく、方が気楽で生きやすいことに気づきました。ひでぇ。
2015/02/11(水) 22:26:05.91ID:ok322AGf
ゴーストトリック体験版
ttp://www.capcom.co.jp/ghosttrick/trial.html

New3dsを手に入れてやったーってやってみました、ゴーストトリック。

これはかなり面白くて、特にストーリーは過去シリーズで手がけた逆転裁判の実績通り楽しくて、それで短編として続編など気にせず出し惜しみなく完結させているので、満足感、
さっき全クリして、じぃんとしている素晴らしい余韻が強いです。
ストーリーですよね。ストーリーがいいんです。ちょっと短いかなってのは、冗長よりもずっと良い褒め言葉じゃないだろうか。

ミステリテイストで一つの謎を解くと、その過程で二つ三つと謎が浮かんでいき、右往左往していくうちに色んな登場人物を知っていき、
最初はアクが強いなって思ってた人たちに愛着が生まれていき、最後にはしっかりと、未来へと解決させていく。
ゲーム向きなシナリオってのは、主人公が記憶喪失、自分を探すのが目的の一つなので、何も知らないプレイヤーの自分とうまい具合に重なって、冒険できるんです。
これは、つなげ方が二転三転してハラハラ。

好きなのはアドベンチャーゲームを、緊張感を持たせて間延びを感じさせずに走りきらせるゲーム設計です。
アドベンチャーゲームと言えば、ポートピア殺人事件……は遊んだことはなく、さんまの名探偵、何かいろんなのが降ってくるの、あと神宮寺の「夢の終わりに」。
くらいで、私は浅いのですが。
最近? で有名なのが「レイトン」ですよねー。私これにもふれたことはなく。
でも、「逆転裁判VSレイトン」はやったことあるんですよ。あのレイトンパートみたいな、一つの絵があって、そこをクリックすると情報が出て、何かフラグを立てるとストーリーが進行する。みたいな。
逆転裁判でも、証拠集めで、アドベンチャーパートありますよね。
それでやっぱり、逆転裁判ってそういうアドベンチャーで証拠や証言や事件概要を知っていくのは、確かに楽しいんですけど、決め手は裁判パートでの熱血じゃないですか!
あそこ、話が動的に動いてゲームオーバーの危険もヒリヒリして盛り上がりますよね。だからアドベンチャーは助走なんですよね。
私はレイトン逆転を遊んでみて、やっぱりレイトンの謎解きパートは、逆転裁判パートに飲まれてるなーって思いました。退屈でちょっと飽きてくると、果てしない作業感があって。
2015/02/11(水) 22:27:41.81ID:ok322AGf
そんな忍耐弱い私でも、作業感を感じずに、遊ぶことができました。
体験版にあるように、マップを魂で移動するんですね。
この乗り移って移動が、中々にテンポよく楽しいです。体験版は説明が入りますけど、慣れてきて2章あたりになるとぽんぽんとテンポよく探検が出来ます。
それで、ヒントみたいなセリフもぽんと出てきて、任意で見る見ないが出来るので、けっこう広い作り。どうしてもな時は、攻略サイトがあるさってか。
それだけで、こう選択肢しらみ潰しなフラグ埋めのダレを感じずにイケル。
更にゲームで時折にある、キャラクタが死ぬ4分前行動、「運命を変えろ!」がスリルあります。
4分のうちに助けるってタイムリミットがあり。
4分の時間経過のうちに、事態が進行したり、それによってマップのアイテムが移動したり変化したり。

だからアドバンチャーゲームにあるダレを感じさせずに、謎解きのミステリのストーリーをゲームを進めながら楽しめる。この物語はゲームでやる意味のあるものだと思います。
うーん、最初の方にわけわかんないピタゴラスイッチみたいなのを解かされるんですよ。でも、進めていくとその仕掛けが実は過去の、って繋がっていく。そう言う体験したから出てくるハッとする仕掛けが散りばめられてます。

ちょっとアドベンチャーってわかりにくいですか?
あのFlashゲームで言えば、脱出ゲームなんて、あんな感じじゃないですか。マップの謎を解いていく。
じっくり腰を据えて遊べますが、私はいらいらーってして、あんまり得意じゃないんですよね。
ストレスに耐え切れないんです。
でも、このゴーストトリックはアクション性があって、その作業感を無くし、攻略サイトっていう強力な味方もいて、方法さえわかれば、「なるほどー」ってゼルダ体験になって、初心者にもオススメです。
2015/02/11(水) 22:29:41.43ID:ok322AGf
ストーリーの特徴として殺人と死と刑事なんですが、あのイタコを使っちゃう逆転裁判っぽいコミカル節は健在で、人の情みたいなのも流れていて、ゲームって楽しめる感じで進みます。
コミカルなのは仕草とかもそうなんですが、一生懸命な人がいて、その一生懸命さがどこか愉快で滑稽でコミカルってなかなか。
終盤あたりになると、私はがっつり感情移入してました。

公式にこんな歌があるんですが、もうこの歌をエンディングソングにしてもいいくらい。
ttps://www.youtube.com/watch?v=6pksEe69CQI

ストーリー的にはゲームの楽しみを優先してちょっと強引な箇所はあるんですが、逆転裁判でもこう強引なのが燃えるのがあってそれに近いかも。
ゲーマーなら、「キター!」って唸るそういう展開もちょいあります。

ゲームシステムは、既に語ってるか。

音楽は名曲の多い逆転裁判と同じ作曲家。なので、安心。何処か懐かしいテイスト。ゲームボーイ系譜を感じます。

グラフィックはドッド絵なのかな。キャラの拡大絵はもうちょいバリエーションがあってもと思うものの、今でのバリエーションだから安定感があるのか。
味があるので、体験版のこういうのが好きなら、気にならないのなら、ですね。

あとは、難点なら重厚長大な物語を求めるのは、うーん。
本編の長さも、本編のその後の謂わば「私的脳内続編を妄想して(´∀`*)ウフフ」な隙間も少なめなんで、そういう長めなのは違うですよね。
長くても一時間くらいで終わりそうな編が15章くらいなんで、金曜ミステリー三本分、連続ドラマ半クールで、きっちりと完結するドラマみたいな感じです。

一番のネックは、古めのソフトなのにお値段が中古でもちょいと高め。
あとはマイナー。
もう一つはこれって体験版みたいにマウスドラッグで、パソコンゲームで、つまりFlashゲームで、無料で配信されてたら伝説級の超名作になり得たのに。
ってのも、ビジネスとして企画されたからこその完成度ですからー。あと、数十年、きっと何時かパソコン上で再発掘されるそんな可能性ありそうです。

無駄に長い上に、クリア後に距離を置いて書くほうがずっと良文になりそうだけど、熱みたいなのが伝わったらとかそんな言い訳ー。
ご苦労様でした。私。
2015/02/13(金) 02:47:24.95ID:GMjYiwzW
いよいよですよね。
明日、2月14日、愛を確認する日。そう、「ゼルダの伝説ムジュラの仮面3D」発売の日。パッカパーン!
私は買いませんけどね。
時間的に厳しいです。遊ぶものは雪だるま式に増えてってるのです。「神トラ2」もやれてない。こちらは是非ともやりたい!


こっから、ゲームの楽しみをスポイルするネタバレなんで、嫌だと思う方は、見ないでください。ほかの人も見ないでください。

というか私以外、読むの禁止!

それじゃ、私よ。

ムジュラなんですけどね。
このゲームって、街が崩壊するまでの3日間を駆け回って、救い出す。そんなゲームですよね。

ここの取っ掛かりの仕掛け、ふつーのゲームでは「ありえないだろーっ」「やったら怒られるだろー」て思えそうな、その冒頭のトラップの巧妙さはこの野安ゆきおさんが上手いこと書いてます。
ttp://www012.upp.so-net.ne.jp/noyasu/game2/zelda/01.htm

私は64のを遊んだんですが、とにかく走り回るんですよね。訳も分からずに、3日間を駆け回る。キリキリとする緊張感。
そこから次第に住人とかあのカップルとか郵便屋さんとかダンサーとか? なんか、それぞれの人と知り合ってきて、少しずつ慣れてきて。
でも、覚悟したほうがいいと思いますよ。オリジナルはゼルダの中でも特にクセが強く難易度だってムズ目だった記憶があります。
2015/02/13(金) 02:50:29.42ID:GMjYiwzW
とかあれこれして。

最終的にクリアしてエンディング。なんですが。一見グッドエンディングに思えて、でもすっきりしないんですよ。
穴ボコが出来てるんです。仮面だけが映って、街の住人の後日談がわからない。
そこを解決するには、その人物たちの一人の3日間での様々な出来事を無事に解決させねば、一人一人を救わねばならないんです。
だから、この町クロックタウンに愛着を持つほどにこのゲームが好きになったら、まー、そしたらそれぞれの住人を救うための、穴ボコのないベストエンディングを見るための旅を続けることになる。
それをやんない人もいると思うし。ゼルダは町やオツカイよりもなぞかけダンジョンだろって言う人もいると思います。それはそれで楽しんだんだと思います。
でもね、やっぱりこのゲームで救うのは街という器とともに、住人たちだと思うんです。
そこで燃える人に、私はやっぱり萌えます。
さてあなたは、何時かまた遊ぶことになるだろう私は、どうでしょう?
これを書いてた人が、萌えるゴミにはなれましたか?

で、やっぱり3Dゲーム、それもある程度の街の密度が欲しいと考えたら、ゲームの限界の救える容量って一つの街とその周辺が限界なんじゃないかなーとか思います。
肌と肌がふれあって、その際には時間切れや失敗もあって、どうにか一つの未来へと導いて、救うことが出来たなー。って思えるのは、一定数の数十の人たち。
でも、たった一つの街なのに、何とも言えない充実感があります。世界中の見知らぬ人たちは実感わかないんですけど、世界を救った、宇宙を救った、歴史を救った、あっ? そう?
でも、知っている人たちの輪の喜びは、あーあいつかー、よかったじゃん。って。
思えば現実だって(略

前に触れたゴーストトリックですが、こちらも似ていて「死ぬ前の4分前に戻って、死んでしまう人の命を救って運命を更新」それを積み重ねていく。
と、ムジュラをちょっとミニマムにして、でもやっぱり嬉しい充実感。
けっこう、ソウイウノガ私の好きなゲーム、物語なのかもしれません。おお!
2015/02/13(金) 03:12:06.07ID:GMjYiwzW
世界を救うゲーム、それで感動っ、ていうのも確かにありますよね。

私、感動したのがFF5でした。月並みですけど。
あのゲームで冒険して色んな街を訪れていって二つの世界を巡っていって、
終盤になると、飛空艇で空を飛んで自由に今まで冒険していた世界の真の姿を旅できるんです。

もう拡張の、スケールアップの旅として「やったー!」ですよね。
の筈なのに、そこでラスボスがひどいことするんですよ。街を消滅させちゃうんです。空間ごと。
旅をしてきた街並みも家も人もみんなブラックホールが吸い込んじゃって。5、6個の街が消えちゃうんです。

飛空挺で旅をしていると街があったところに、ぐわーんと真っ黒の穴。
それで音楽も、飛空挺のプロペラ音が物悲しく、虚しく、切なく響くんですよ。
ここで何気なく旅をしていたこの世界を「今になって気づいたんだけどよ、実は俺は愛してたんだー!」「ラスボスめコンチクショウめやっつけたる!」「残ったみんなは無事なのかな?」
とか、いろんなのが巡ったはずなんです。幼かった私よ。
だから、そこで世界を救ってやろうって言う想いが私に芽生える。
実は「火水風土を守るクリスタルの戦士よ!」って神さんから言われた時から、そういうモチベーション持たないといけないと思うんですけど。
私はぶん殴られて、初めて復讐しようと思った。

(後日、街が消えたのはスーファミの容量の関係で入れられなかったって知ったとき。あー、ほんと、何が幸いするかわからないよなー、最大級のピンチで逆転ホームランだよなーって感銘受けました。私)


これと似た構造はFF6にもあって、世界が大崩壊して、ラスボスが高笑いして、仲間が散り散りになって、やがて飛空挺に乗って、あの大名曲「仲間を求めて」
FF7でもライフストリームが大暴れして、ムジュラーって隕石が迫ってきて、飛空艇でって。

振り返ると、上手いなって。
2015/02/13(金) 03:15:26.02ID:GMjYiwzW
それで月を救う、っていうのがあって。
それが「MOON」(PS)です。
このゲームはアクションしない緩いムジュラって感じです。
街の住人たちがめちゃくちゃ個性的で、私は楽しいです。楽しくない人は、とことん楽しくないと思います。
このゲームは月が街に迫って来るんじゃなくて、月を救いにとんでけーって感じで。
これはオススメです。
何時かムジュラ買って、ムジュラ楽しいけどむずすぎーって挫折しかけている未来の私(恐らく80%そうなる)は、プレステ引っ張り出して遊び直してください。
そしてこのゲームで救うのは……
2015/02/13(金) 17:41:02.80ID:GMjYiwzW
世界を救う。FF5ってのは。

あの何でしょうね。今、気づいたんですが。

第一の世界があって、そこに別れを告げる、それで第二の未知の世界へ行く。
それでいろいろあって登場した真の世界ってのは第一の世界と第二の世界が合体した世界だったのだ。

って、それは燃えなアカンデショってマップですよ。
そこを確認させてくれるのが、チョコボで世界一周しようよで、そのサブイベントをやると、あー何か世界を渡ってるよーって思うんです。
チョコボ萌えなんですね。
このゲームではチョコボが輝いてて、まず主人公のバッツの相棒がチョコボで、チョコボで旅をしているところから始まって。だからここで感慨が起こるんです。

で、感慨で言えば一度別れてしまった第一の世界が合体(ストーリー的にはマップの追加)によって再訪できる。
あのキャラや待ち町人はどうなったのかなー? ってそういう楽しみもあって。
更にはFFの最強の通行手段、飛空挺だって今やその手にあるんです。
旅を! 良き旅を!

って瞬間に、ラスボスが街をずがーんですよ。

つまりフィールドが拡張した、元の思い出の町に帰って来れる、更にはそこを空を飛んで自由に移動できる。
僕たちは自由に旅をする翼を手に入れた!
その瞬間に、その目的地で再訪だって出来たかもしれない、その街の幾つかが消えてしまう。
走っていける自動車は手に入れたのに、あれ? 地元に戻ったら何時かめちゃくちゃ大人買いしようと思ってたあの駄菓子屋が無い。
この圧倒的な喪失感。
2015/02/13(金) 17:43:18.86ID:GMjYiwzW
フィールドもそうなんですが。
これ、多分同じ時期に、パーティキャラクターの一人が死んじゃうんですよね、更に守るべきはずだったクリスタルも無くなっちゃうんです。もちろんラスボスの手によって。
だからこれは、広大な世界を手に入れると同時に、大切なものが、訪れたかった街が、一緒に訪れるはずの仲間が、旅をしていた目的だった守るべきものが、色んなものを喪失してしまう。
この喪失感に打ちのめされながら、自由にフィールドと街を飛びまわることになる。
最強ですよ。

ただ、FF5でうーんと思うのが、暁の四戦士って正に「かませ犬になりますよー」「四人揃って四つのクリスタルよろしく居なくなりますよー」っていう、
なんかそういう雰囲気満々のキャラクターが次々と死んでいく展開があるんです。
ここの喪失は、このギミックと比べればショボイですし。悪いことにその死の連続の延長上に暁の四戦士でもある仲間の死も、半分察せれてしまう、うーん、なんか流れで死んじゃってよーって感じがあって。
そこらへんは何かゲームだなー冷めちゃうなーって感じがしました。はい。
2015/02/13(金) 17:49:25.12ID:GMjYiwzW
この喪失しながら旅を続ける。って言うのは。
今までのドラクエにあった陸(馬車)海(船)空(鳥)と言った交通手段が拡大したー。わーい。冒険の舞台が広がっていく。
特にオーブを集めてもうあの音楽とともにラーミアに乗る。素晴らしいことに空の上は限りなく自由。なんと敵といっさいエンカウントしない! ドラクエで一番興奮した瞬間でした。
それと相並ぶ別のアプローチでの飛空艇の悲しくも進もうという気持ち。6の崩壊後の飛空挺も、またいい哀愁と希望があって。
2015/02/13(金) 17:56:13.12ID:GMjYiwzW
世界を救う。
よりももっと大きな時代を救う、地球という生命体を救う、っていうのに打ちのめされたのが、私的RPG最高傑作クロノトリガーです。
このクロノトリガーは時間とマップを移動するんですが。

タイムマシーン&飛行マシーンが、終盤に大完成するんですよ。時と場所、自由自在。
更に同時に一直線だった一本道のストーリーが、世界中に謎や宝や敵が散りばめられて、自由に巡ってください、そしてラスボスを倒してくださいって感じで、一気にロマサガ風に展開するんです。
最強にゲームとして広がっていく、ゲーマー涙の展開です。

でもね、そう素直に喜べないんです。
この世界を巡る大冒険の前に、ゲーマーにとってプレイヤーにとって一番大切な存在がいなくなってしまうんです。
手法として、それを踏襲するRPGは今までたくさんあったけど、その喪失と旅立ち(この! 青春!)において、これが一番染みました。
奇跡のようなゲームだと思う。
2015/02/13(金) 18:19:04.69ID:GMjYiwzW
もっとスケールの大きな冒険があります。

宇宙を巡る時空を超えた大冒険。

時は遥か未来、舞台は地球を遠く離れた惑星。
星の海。
スターオーシャンです。
すごいですよね。

それでですね。
何故かわからないんですが、物語の行きがかり上、タイムトラベルまでするんですよ。
それも最先端の未来の技術でもなく、わけわかんない存在によって。
それで遥か未来の遠く離れた宇宙のちょっと昔って舞台で冒険して。あの、何故か魔王退治って目的で。
それで、です。そこまでひねくれて壮大なスケールの物語だから、「凄いのかなこの世界」って思ってたら。
なんというかモロに、テイルズオブファンタジアのマップなんです。妙なお馴染み感。
なんか、RPGツクールで作っちゃったら出来そうなやつです。
いやー、参った。設定ばっか広げちゃった。あの、何だろうなってゲームでした。途中で積んじゃったので、わかんないんだけど、どんでん返しでビックリってのも期待できそうもなかったです。

でも、このRPGは一つ、傑作アスキーアート作品を生み出しました。
スターオーシャンモナー
ttp://aa.2ch.net/aastory/kako/1046/10469/1046932592.html
凄まじいです。
2015/02/13(金) 18:21:25.66ID:GMjYiwzW
遥か未来、遠い宇宙の未開の惑星。
SFゲームで、そうしたスターオーシャンとあの、そういう壮大すぎる設定って流石にゲーム化できんだろうって言うのを。
実現するかもしれない。地雷かもしれない。
ってのが今春発売のゼノブレイドクロスです。
このゲームでフィールドが面白いなってのは、ゼノブレイドの時の期待感からあるんです。
それで移動手段としてロボットがあって、空も飛べる。
これを単なる飾りじゃなくFF5のような、そんな物語と密接した感じで繋がったら、感動するだろうなって思ってます。

一方、FF15は、なんか。移動手段で自動車が登場するんだけど。
あのチョコボ捨ててどうするんだろうなって、突っ込みたくなって。
車では車道しか通れないってなったら、かなりヤバイと思います。でも草原を車が走ってもなー。これゲームとして活かしたら、凄い快作になりそうですけど。
あと、飛空挺を動かせるかどうか今調整している。って感じの発言に、飛空挺をもう単なるアクセサリーっぽく考えていて、ギミックとしてゲームそのものに繋げる喜びはどうなんだろうなって。
なんかなー、FFぅって。
13もプレイしていないで、15もふれる予定のない私がこんなん吐いても、しょーがないけど。
2015/02/13(金) 18:56:57.11ID:GMjYiwzW
話を戻さねば。
FF→ゼノブレイド→ゼルダ(あやつる)

移動手段と世界ですけど。
わたしゼルダで感動したのが、「時のオカリナ」で馬(エポナ)に乗れたあの瞬間でした。
それまでリンクって主人公は徒歩でばかでかい3Dフィールドをハイラル平原を旅してたんですよ。
歩いても走っても、あとちょっとだけ速く行こうと前転したり、子供から青年になって、移動スピードあがったのかな? あれは? でも気になることもない感じの微々たるものだと思います。

そこで馬! が登場してくる。
平原のど真ん中でオカリナを吹くと、イナナキとともに馬さんがやって来る。乗るとスピードが段違い。更に、ムチを打つと加速。
素敵体験。

ゲームって2Dから3Dになると、広くなっていくんだと思います。
移動速度が遅くなっていく。
ドラクエなら2Dのドラクエ1なら最初の城から竜王城を俯瞰して眺めることだって出来る。
でも3Dになったドラクエ8は、隣の町すらも地平線の彼方にものぞむことができない。

だから時のオカリナで広大になったハイラル平原に、馬が出てきて、旅をする感覚が肌に合う速度になって、嬉しくなる。
特にゼルダだと仲間もいないし、人もいないし、敵ばっかだし、平原は広くて孤独。
エポナって馬は、相方の息遣いは、その寂しさも埋めてくれて、勇ましい気持ちにしてくれる。とか。

ゼルダだって移動手段を馬には止めてません。
「風のタクト」なら海の交通手段、船が出てきます。
「スカイウォードソード」なら空の交通手段、巨鳥が出てきます。

でも、やっぱりゼルダには平原と大地と草刈が似合っていると思うな。
だから最新作wiiuゼルダで、オープンワールドになって馬に乗って移動できる、ってのはかなり私の好みにストライクです。
wiiuはソフトの数も少ないし、売上もあんまりだけど。このゼノブレイドとゼルダ最新作は、やっぱりねー。期待してます。

あれ?
ムジュラの仮面は?
馬とか出るっけ? 出ないっけ? うわっ?
2015/02/13(金) 19:17:16.12ID:GMjYiwzW
よしっ、もうちょっとだ。もうちょっとで戻る。

ゼルダ→ゴーストトリック→デモムービー(あやつる)

今! エロゲ修行で培った経験を活かす時!

DS Ghost Trick Trailer (long ver)
ttps://www.youtube.com/watch?v=8iGwz9ogcos

ゴーストトリックの魅力って探したりしたんですが。やっぱり私なんかが言葉で費やすよりも、このPVを観ればって感じでした。

まず目に付くのが、特徴的な言い回しのセリフだと思います。
エロゲOPだと、こう、なんか型にはまったような、特色を出そうとしてそれで却ってそれが型な、セリフとかあったりしますが。
これはあの逆転裁判から始まるあの独特な作者節みたいなのがあって、癖のあるキャラの人柄が伝わってくると思います。
それとけっこうミステリ仕立てですよね。色々と謎とイメージが膨らむというか。

映像ですが。
前半のスタイリッシュな感じも味です。けど、やっぱ見所は砂時計で貯めたあとに出される、1:35秒あたりのなめらかに動き出すドットの絵のようなグラフィック。
これは正にゲーム画面そのものを山に持っていけるそれだけの自信の表れでしょうし、実際にプレイするとうわー動いてるなーってFFとかとは違った方向で驚きと楽しみがあると思います。

音楽も電子音を感じさせるゲームっぽくも、何かオシャレで耳に入ってくるBGMで、ゲームのも全体的にそんな感じです。

と、かなりゲームそのものに誠実なPVだと言えます。言えますのは、実際にゲームをプレイしたからです。えへへ。(今までのエロゲーの立場は)
でありながら、これすっごく意地悪な作り、いやこう言いましょう、心憎しな作りになってます。

これはゲームを一時間プレイすれば見え方は変わるだろうし、山場に向かえばまた見え方も変わるだろうし、クリアしたらまた見え方も変わる。
圧倒するというよりも、挑発しているような。
201Now_loading...774KB
垢版 |
2015/02/14(土) 05:45:55.05ID:Yl/Do/Kg
昨年の秋ころから、私はウンチをするペースというか急き立てられる下痢モードになっていて。
ピークを、何とか紅白まで続けれた。これはありがたい。今は何か余熱が残っていて。語りたいモードが続いてしまっている。
そろそろ燃え尽きる。
私は山あり谷あり系なんだと思います。

定期的にコンスタントに何かを送れる人って、それで惰性じゃなくて認め続けられる人って、凄いな。
漫画界なら、あのOL進化論の作者さん、何気ない四コマなんですけど、めちゃくちゃ息が長くて、私は偶に立ち読みするたびに、その安心感があって。
そういう心地いいことをし続けてくれる人って、素晴らしい。

私の中でそういうFlash作者さんって確かにいて、それがnamidaさんだったんです。
定期的に活動し続けて、多ジャンルを横断して、連載ものも作り始めて、その連載ものは私には合わなかったんですけど、いつか完結することを疑いませんでした。

もう一人いて、その人は何時か消えてしまうんじゃないかと思っていて。でも、この人はきっと続けるよ。
ぴろぴとさんです。一年に一個は何かしら作ってくれる。命を賭けてくれる。素晴らしき人。ぴろぴとさん。ありがとう。

ホームページを更新し続けれる人って、凄いと思うし。
Flashを作り続けれる人って凄いと思うし。
テキストだって、日記だって。

ブームってあるじゃないですか。テキストサイト最盛期ってあったんですよ、ね。あの、侍魂とか。バーチャルアイドルちゆ12歳とか。
テキストサイトってもう、死滅しかけてますよね。
だからFlashサイトが今も残っているのは、本当に素晴らしいことだと思うんです。これは本当に。

多分私のウンチ書こうと思う躁状態を加熱させ、あと3日。土、日、月。
リアルライフを犠牲にして、睡眠時間だってめちゃくちゃにして、この3日を、月が降ってくるまで、燃やし尽くそうと思います。もちろんage進行で。
誰も見てないんですけどね。200以上書き込みがあって、勢いだって相当なのに、書き込み0。
誰も書き込まないでくださいね。感想もレスポンズもなくてもここまでやってる。私はヤバイ。私は尖って尖って飢えて飢えて、そういうのが私の。
2015/02/14(土) 05:55:39.03ID:Yl/Do/Kg
127 名前:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2013/02/02(土) 19:02:00.94 ID:fEzOz1oW
安定感と新しさと

・スニャホ
ttp://youtu.be/9ex-5KvkFsw

あー、こんな絵柄も出せるのかーって感嘆。
平成風(と言っても萌えに走るわけでもなく)に変わったキャラの外見に、自然と好感。
3Dとも見事に溶け込んでいる感。

話はスニャホの登場に、笑いが。でかいっ。
真面目に馬鹿なことやっている楽しさかな、観客ゆえの無責任さからかな。何か凄く心地いいところから笑いが。
こんな感覚、久しぶり。TVでも漫画でも、中々、味わえないっす。
どんどんアクションが足されて、盛り上がっていく展開が、あー、よかった。斜めカメラも迫力あり。

これを観ていると「削る」のが上手いなーと思う。
じゃんけんのシーンや、勝利に対する観客の喜び、といったわたしだったら力を入れそうな部分をカットしている。
けれど、前後のシーンで愚痴だったり雑誌やテレビだったりで、密やかに、けれど明瞭にそれを伝えている。
テンポアップしておきながら、わからなかったり、独りよがりな点が見つからなかった。
ここまで、到達するのにどれだけの歳月を費やしたのだろう。

流行を追った題材なだけに、スマホが廃れる前に2話、3話と、観てみたい。
コバヤシニャチコが紅白に出れなかった、なんて去年の時点で想像できた人ってどれだけ居るんだろう?
面白さは第一話だけで保証されているように思えたので、後はどれだけの頻度で出せるか。そこが飽きやすいわたしとの戦いのキーとなりそう。

あと、こういう公式サイトも遊び心があって、作品の雰囲気を広げてくれて楽しかった。
ttp://www.msformat.com/snyaho/index.html
2015/02/14(土) 06:13:34.42ID:Yl/Do/Kg
自主制作アニメ「スニャホ -The appli cat -」第一話 ・新装版
ttps://www.youtube.com/watch?v=_hTF-gQsACQ

改めて新装版を観ました。
それで思ったのが、ヒロインを敢えてちょっと不細工というか所帯染みているというか、オバサンっぽいというか、人間くさく描いてます。
売れ線で言えば、やっぱりデジタルなCATには何処か清潔で純で可愛らしい「女の子」で攻めるのがセオリーだと思います。

これは声優のチョイスだって鼻の描き方だってそこをわざと崩してるんです。美少女だって描ける人だって、私は思ってますよ。
そういうのは、作品としてどこまで効果的なのかは、終わりまで判断できません。下町の何処にでもいる女の子の、ちょっと不器用なお話なら、共感として残るかなとか。
反対に、もうひとりの草食系男子とのロマンス的な方向、これは無いと思いますが、そっちに行くなら可愛げが足りな過ぎると思うんです。
あとは、おばさんっぽいキャラでも余りにオバサンだったらそのままで詰まらないと思うんで、何処でプラス要素を、何か化学反応みたいなのを仕掛けれるか、それがメインストーリーに絡むか。
とか、そういうのを描ける人だって私は思いますよ。

それでこの作品の最大の尖り方は、スマホっていう流行の時事ネタでも、時間をかけて作り込んでいる。って点だと思います。
ルンバなんて最新の素材だったんですけど、今ではちょっと古い。そこらへんが微妙な塩梅なんですが、時事ネタと鮮度というギリギリの境目を息継ぎしつづているって印象です。
2015/02/14(土) 06:15:40.75ID:Yl/Do/Kg
でも、たとえば携帯電話だって、会話のツールのはずだったのに。コミュニケーションが便利になって、でもそれって却ってあやふやになってない。みたいな。
色々と時事に左右されないギリギリの調理法だってあるんだと思います。
そこに踏み込めるのかな。ちょっとこの第一話では、そこまで確かなものは見えませんでした。
印象としてはスマホ→ゆるキャラ、下町と陰謀とか。
携帯とコミュニケーションと普遍的な人の交流を上手く捉えたなって思ったのが、先のnamidaさんの失恋です。

ttp://www.geocities.jp/xxxswfxxx/5/onb.html

これは携帯電話っていう2003年だった今を、例えば手帳とかアルバムとかビデオテープとかでこれまでやってきたのを携帯電話に託して、その携帯電話のちょっとした動きで繋がりすべてがデリートされる。
その濃縮された何気ない一瞬までの葛藤を捉えた作品で。
心の中では必死に紙や贈り物を破く。でも携帯電話の決断は指先を押すだけ。その切なさ。
その射程は2015年2月だって恐らくもっと先までだって届く、そういうところにある作品だと私は思います。私のヒロインランキングNO3の女の子なんですよ。今でも。
そういうのがシリーズで描けるかなって。そういうのを描ける人だって私は思いますよ。
205Now_loading...774KB
垢版 |
2015/02/14(土) 06:38:34.11ID:Yl/Do/Kg
自主制作アニメ「スニャホ -The appli cat -」第二話
ttps://www.youtube.com/watch?v=U6pyR-yZ_ZQ

これは説明のパートっぽさはあるんですけど、最後にびしっと。
インパクトあります。バトル期待していいですか?

「我が研究所は資金難に陥っておる」
→悪の描写

「所長言ったじゃないですか。みんなに夢を与えるロボットを作ろうって」
→心変わり?

って物語を動的に、ドラマを作ろうとしてるんですがこの「」の事前情報、例えばセリフとか描写とか伏線とか足りなすぎな気がします。
だから、あの、タメも無く、一気に展開していて、ダイナミズムみたいなのがイマイチかなって。

「突然だけどあなたのこと好きなんだ」→「あっはい、私は嫌いです」的な呆気なさ。
やっぱり好きで堪らないのよとか、告白どうしようとか、普段の態度から脈アリ?とか、そういう描写の手順が足りない、だから説明的になってしまう。
そういうジレンマを感じます。
全体的にそうです。安全カミソリとか取って付けた感。
でも、ここを描写濃くて大作志向にしてしまうと、恐らく発表時期で旬を過ぎてしまう、時事ネタとしての破壊力がそれ以上に落ちてしまう。
だからこれは正解だろうし、声優さんが名演をしているので、中身は「?」でも雰囲気としては盛り上がってる感はあると思います。

でも、時事ネタで、その時事ネタの危うさに乗っかってるんです。時の残酷さにやられちゃってるんです。最後。
あいふぉんはまだ大丈夫ですよ。
でもスティーブジョブスさんが。突然の急死。これはモデルっぽい悪役は、かなり扱いにくくなったと思います。
例えば元気いっぱいの彼を作品で殺せば、それってギャップになるし、面白くなりそうですけど、死人を殺すと不謹慎ってのが出て、もう笑いとしては極度にブラックになってしまう。
そっち側の、敗北、怪我、破産とか、そういうものの破壊力だって、落ちてしまう気がします。
だから、多分、綿密なプロットとかあったなら大変だなって、それを逆に利用できたら正に時事ネタ作家としての開花に思えるんですけど、どんな道が残されてるんだろう。
次回がとても気になります。
でも、ほんとうに、これは、この作者さんの腕前を持ってしても、期待するには酷な死のハードルが出来てしまっているような思いがあります。
2015/02/14(土) 07:21:35.18ID:Yl/Do/Kg
アンタイトルさん特集

253 : 最低人類0号[sage] 投稿日:04/06/26 10:41 ID:???
>ペーソス
アニメは、素直に上手いと思う。
顔の形が固定しがちな2chキャラで、これだけ自然に表情を扱えるのは、手放しで讃えたいところ。
ちゃんと服も着せてるし。

詩も素晴らしい。
ゆっくり目に表示させる事で、行間を滲ませながら、クドサやじれったさを感じさせる様な無駄なところが無いと思った。
テーマが最後まで絞られているのも、それに準じた曲を揃えていくのも実に心憎い。
心揺さぶる構成もあり、これは難解なお題を捉えきったと言っちゃっても、いいんじゃないだろか。

そんでその二つの組み合わせ方が、すっごい巧い。
情景描写を絵に任せて、文を主人公の心情に集約させた事で、奥行のある深い味を出していて、
社会との見えざる境界と内なる孤独が、ひしひしと伝わってくる。

両者が見事なハーモニーを奏でていて、「文×アニメ」で魅せてくれた作品だと思う。
染みる作品だぁ。ヤバイ。
207Now_loading...774KB
垢版 |
2015/02/14(土) 07:23:28.78ID:Yl/Do/Kg
ペーソス
ttp://www.geocities.jp/fookky104/fla/bungei_proto.html
アンタイトルさんと2chのドクオってキャラは異常なまでにシンクロして、正にハマり役だったと思います。

この作品には一つ思い出があって、これって反乱狂のFla板の超加速の文芸祭で密やかに公開され、
後にHowTo本まで出版することになる和茶さんが「タムタムの夢」で感動と絶賛を呼び起こしたその影で、もう、切ないほどに小さな波紋を起こして。
その補正もあって、文章系できっと一生忘れられない作品になったのだと思います。


歩き続ける人の物語でした。
絶望に立ち止まるわけでもなく、太陽の日向に向かうわけでもなく、走るわけでもなく、夜の月に思いを馳せ、また同じ歩調で歩み続ける。
でも、それって私の歩きたい歩幅とマッチして、呼吸がこう伝わってきたというか。
宴会とかさ、この烏龍茶をちびちび飲んでさ。芸とかもさり気なく断ったりちょっとしたつまんないのをやったりしてさ。そんな生き方さ。
描いてくれていたのって救いじゃない? 私は頑張ろうとか自分革命とかそう言うのは、そういう人種もいるんでしょうし、そういう人がドリームカムトゥルーなんでしょうけど。

そんな夢消えてしまえ! 死ねよ! お前ら! 氏ねじゃなくて死ね!
私なんて夢を見る資格すら無いんですよ、あんたに諭されたり励まされる必要なんて無いんです、ささやかな夢でさえ裏切られ続けてさ、夢を見るのも疲れたし現実を見るのも疲れたしその境目すらわかんなくなったよ。
道の果てなんてどこにあんだよ。先人であったはずの長文弥太郎はじめ誰も見かけなくなったし、去る人も出てきたし、引き止めることすらメンドクサクナッタシ、後を付いてくる人なんていやしない。ストーカーの気配はするがな!
そういう文章を自然と書いてしまう。それが自分で。
こういうFlashを作ってくれた。嬉しいじゃないですか。例え100人のうち5人にしか受け入れられない渋味だとしても、私は300ヘェを送りたくなる。そういう救いだってあるんだって、残したくなりました。

「ありふれたささやかなかんじょう」をさ、正に作品の主題で魅せることができて、私のそうした似たようなもの(だと信じたい)を沸き立たせてくれた。
それだけでもう。
2015/02/14(土) 07:54:38.06ID:Yl/Do/Kg
ttp://www.geocities.jp/fookky104/fla/kouhaku.html

■はやくも2005年をあきらめたヒト/アンタイトル

 8分という大長編ながら、殆どそれを感じさせない、軽快でコミカルな展開が大変に楽しい。
独りよがりに落ちる部分が殆どなく(とはいえ、非2ちゃんねらーが見てどこまで理解できるかは不明だが)、極めてわかりやすく親切な展開構成だ。
平坦なベクター描画ながら色数の多い描画も賑やかで心地よい。
 やや音割れ気味なところもあるが、効果音、楽曲ともに効果的な挿入である。
冒頭、終盤と演歌調の楽曲が入るが、こうした曲調の楽曲はFLASH作品にめずらしく、シーンにあった様々な演出に心がける作者の姿勢がうかがえる。
 この作品につっこみを入れるのは本当に野暮な話なのだが、キャラの描画はベクターの伸びやかなものながら作者のこれまでの作に比して、長い展開だからなのか、何か適当と言おうか、やや抜けている印象が残る。
大きくはカルタン他リアル頭身なキャラが大雑把な描き方だからで、決して雑な印象はないが、一つの指摘として述べておく。
大きめのステージサイズも影響しているかもしれない。毎度細かいことだが、画面外にはマスクをつけて欲しい。
全く作品に関係ないのだが、最終シーンの枠外にもう一人「キター!」なドクオがいるのはかなり笑ってしまった。
全体には多数のネタ(描画法の変わる。かなり細かい描画の)を含めながら、アンバランスな部分のない良く締まった描画である。
 ドクオ対キモオタという切り口はなかなかしかし、これまでありそうでなかったもので、作者のストーリーテラーぶりを思わせる。
完全にネタ勝ちな作品に言うのも野暮だが、これほど展開を練りこめる力があるのなら、ありたいていなドクオ落ち以上のものを求めたくなるのだが、どうだろうか。
小ネタは滑ってもおかしくないようなお馴染みネタ(いまどき福本伸行や車田正美で笑えるかどうか、考えてみれば危険な小ネタがたくさんある)を含むが、丁寧に描画法を変え効果音を変え、
多用な手法を生かしタイミングを取った演出が本当にきれいに決まっている作だ。
この点、熟練の手練れを思わせるようなところさえある。
非常に楽しい良作。
2015/02/14(土) 11:35:32.19ID:Yl/Do/Kg
ブラボー。素晴らしい長文でした。殺したくなるくらい。
もちろん私のものではありません。
長文弥太郎という、大批評家先生のものです。わたしの先生は名も明かしてくれなかったウンチの1さんだけですけど。それも私が勝手に決めた。

この弥太郎のアンチはぶん殴りたくなります。
細かいこと言ってますが、「だっちゅーの」は素晴らしい笑いだ。胸をあともう少しボリュームアップして、声を二つ高くし、シンクロ率はこのままで、それで女性層に食い込むためにも。
って、そうとしか聞こえません。
全くの見当はずれです。
私だって、最近のバラエティ番組は殆ど見なくなって久しいですが、窓ガラスをデストロイで大掃除ーで笑っちゃったりしますが、それでも。
斬ります!
弥太郎アンチです。
2015/02/14(土) 11:37:10.44ID:Yl/Do/Kg
>(とはいえ、非2ちゃんねらーが見てどこまで理解できるかは不明だが)
これはね。2chねらーなオタクっぽいドクオとオタク男の奇妙なやり取りを、ちょっと距離を置いた一般の人が観て、それでキモイ滑稽な人種もいたもんだなーって言う笑いなんですよ。
2chねらー自身だって、わかるわかるー笑ったってよりも、こういう際どいキモイのってもしかして俺のこと? ヤってくれるね毒ヲくんっていう、そういうブラックな屈折した種の笑いなんですよ。
ガンダムヲタとか、エバヲタとか、マドカヲタとか、ミクヲタとか、こういうの笑えないですか? フラヲタの弥太郎さんよー。


>小ネタは滑ってもおかしくないようなお馴染みネタ(いまどき福本伸行や車田正美で笑えるかどうか、考えてみれば危険な小ネタがたくさんある)を含むが、
セイントとかモビルスーツとかわからない人もいると思いますよ。
でも、これわかんないだろうなーって思えるから、笑えるんですよ。

フェニックス一輝の必殺技で笑うんじゃないんですよ、相手の女性だってわかってないような素振り、迷惑そうなイカリマークを出して無視してるじゃないですか。
ここで笑えるのは相手に分からない専門用語を連発して、それでしかコミュニケーションできないドクオのその切なさと滑稽さ、ピエロな笑いを提供してるんじゃないですか。
情報交換が成立していたら笑いにはならない。モテないって言う説得力を与えるためにも、滑るのを覚悟して「骨を断って皮に触る」そういう凄まじい覚悟と技なんです。私はそう受け止めます。
カルタンっていう一般女性の鏡を置いて、ドクオっていう詰まらない役に立たないことしか言えないナンパネタ師を置く。だから笑えるんです。


それではそうした私が放った最強の長文批評をご覧あれ!
2015/02/14(土) 11:39:18.32ID:Yl/Do/Kg
87 : Now_loading...774KB[sage] 投稿日:05/01/13 20:42:08 ID:sOsSDi8l [1/3回]
6亀

はやくも2005年をあきらめたヒト
とことんまで強調された非モテっぷりの悲哀が、笑いを誘う。
本を読んでドラマのような恋を夢見るまでは身近に思えるけれど、そう思えただけに、
妄想シーンを経て、醤油入れ、ガリに至る所で判明する常軌を逸したキレっぷりが、やば過ぎる。激しくワラタ。

黒基調のナレーターのシーンと、桃色がかった妄想シーンのコントラストは、とても楽しい。
壁を隔てたドクオの部屋とカルタンの部屋のインテリアのでっかすぎる対比も、報われない結末を嫌でも予感させる。
それらは画面上のメリハリにもなっていて、長編ゆえの飽きや分かり難さをきちりと防止していると思う。

なによりも後半のネタの加速っぷりは、凄まじかった。瞬間最大風速を記録したと思う。どっかで。
マニアックで2chっぽいネタで笑わせる「ネタ自体の笑い」と
それを発するドクオの逝かれっぷりや世間外れっぷりで笑わせる「キャラとストーリーによる笑い」が
二重になって襲ってきた。

そして、話の導入であり、心の拠り所だった「戦車男」(電車男)が最低の形で目の前に立ち現れる運命の熾烈さ。
それに対して、思考の歪みっぷり、器の小ささっぷり、現実逃避っぷりを駆使した、ドクオの徹底抗戦のギラメキは
本当に、戦慄モノだと思う。こんな死闘をギャグでやらせちゃっていいのか。

終局も、タイトルに相応しい同情の余地すら振り払ったオチ。
一時のドクオ脱出の夢からの、ドクオとしての日常への完全撤退。
でも、爆笑しながらも、枕を抱いて眠っていた彼をどうしても見捨てきれない。愛おしい。
2015/02/14(土) 11:39:59.25ID:Yl/Do/Kg
こっ、これくらいで勘弁してあげるんだからねっ。別に痛くなんかないんだから!
2015/02/14(土) 12:22:54.52ID:Yl/Do/Kg
わたしとウサノオ
「脳トレ」
ttp://www.geocities.jp/fookky104/fla/iandusanoo02.html
これは、最初の最初で人を選んでいる、そのリアル過ぎる脳みそに笑えるかってところでです。
でもこれも入り口として設計されているような感じもあって、「もったいないなー」ってのと「しょーがないなー」が同居してます。
ただ、やっぱりなー、この人のさりげない武器の一つにコミカルで近さを感じるキャラの絵というのがあって、それを活かすような道は無かったのか。
あの、大オチで「脳がはみでちゃった」ってのがあるんですけど、リアル過ぎるグロっぽい脳を先にイメージとして与えられてしまうと、私には笑いきれないものがありました。
お尻からはみ出るっていうのは、直球から次いでさりげない伏線、カレーライスを出していて、その見事さが相殺されてしまった感じがあります。

これはかけあい漫才で、呼吸法というんでしょうか、抜群にリズミカルなテンポで言葉が応酬される、
更に飄々としたウサギサンとちょっとダルそうなでもダイレクトな女の子サンの間で、ちょっとした掛け合いの乱れのようなスリルのあるキャッチボールのような楽しさがあります。
こういうのを実現できるってのは、2chキャラ漫才系でも、一昔前のテレビお笑いからも滅多に見られない快楽があります。
多分、この作品に声を当てようとすると、スローダウンしてしまう。
文字で漫画っぽい吹き出しだから伝わる、「読んでいて心地いい」ハイスピードよりのテンポを実現していると思います。
そうしたテンポと文章の色の合致、心地よさはアンタイトルさんの先の二作にもあるんですけど、絵の親しみとともに、土台としてしっかりしていて、気にならないのが素晴らしい。
がっつり、中身に集中して楽しめる、私の興味もそこに集まる、ってのはアンタイトルさんの地力の証明じゃないかと思います。

二人の掛け合いだけなら、漫才でもいけるんですが、Flashアニメとして小道具、赤ちゃんの映像(?)と音同期というのを出してきて、そこが面白さにユーモアプラスでした。
いやー、やられたなー。私も真剣に探してしまいましたよ。
これも時事ネタで、このようなことをするクイズ番組が絶滅しかけてるっぽいのは、無常を感じます。
でもわかんなくても、入っていけそうな感じだってあります。
2015/02/14(土) 12:23:54.79ID:Yl/Do/Kg
この種の笑いって、なんだろう?
映像とギャグを混ぜ合わせたものとして陣内智則さんの作品を連想しました。
これはつまり、滅茶苦茶ハイテクな現代だからこその作風ですよね。
ttps://www.youtube.com/watch?v=LXpghC5USbg
この映像作者との出会いって、私は藤原紀香のそれよりも幸福なものだと思ってます。最近、見なくなったのが寂しい。
陣内さんも陣内さんで、映像にツッコミを入れるんですが、映像の方には視線を移さない。テレビカメラと客席を向いて、私の方へ分かりやすく開いてくれている。
にも関わらずの阿吽の呼吸とテンポの掛け合い。私は好きです。
そういうのをアンタイトルさんの作品から、連想しました。

私はやっぱりアンタイトルさんが好きで、堪らなく、もう少しだけその走ってる姿を見つめ続けていたかった。
でも何処かで楽しく生きていてくれたら嬉しいなって思う、そんな作品を残してくれた人でした。
2015/02/14(土) 12:57:34.33ID:Yl/Do/Kg
私は笑い上戸っぽいんですが。
同時に私の笑いの感性ってとても古くなってるなと思ってます。
だからそこを補うものとしてFlashギャグ系が沢山あったときは、助かっていたような気がします。
今ではニコニコなのかな、上手く時代を追えてません。
ましてや、私が人を笑わせようとするなんて。

そんな私の記憶に強く残ってるのは、漫画なら「すごいよマサルさん」テレビなら「ミスタービーン」ネットなら「テーマパーク4096」。うん古い。
何とかならないかなー。

Mr Bean's Sandwich
ttps://www.youtube.com/watch?v=NnaRp0x_kQM
216Now_loading...774KB
垢版 |
2015/02/14(土) 13:23:52.95ID:Yl/Do/Kg
RIBA (HQ) ( Supinfocom 2003)
ttps://vimeo.com/74045819

一つの「世界」が作られてます。
何処か遠くて、でもここと繋がっているような世界。CATMAN的な。
だからその鮮やかな新世界での、どこまでが幻想でどこまでが現実か、境目がわからない。
どこまでが逃避で、どこまでが祝福なのか。
精緻な描写と大胆な省略を組み合わせて、あやふやな高原の空気のような、捉えられないんだけど、確かに肺に入っていくそういう染みていくのを残します。
細やかに繊細に奏でようとする両手の流れ。というか手ではなく指の一本一本の流れ。
私は「ああ、何でこの猫にはピアノというのを与えられていないんだろう」というそんな気持ちで一杯になって、だから明確な答えはなくても、この世界の持っている優しさに解釈を委ねたいと思いました。
こうした気持ちになったのは、「朱の路」という作品にちょっと似ています。
2015/02/14(土) 13:25:45.85ID:Yl/Do/Kg
179 自分:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2014/07/20(日) 01:30:15.35 ID:cScNDfHV [1/2]
朱の路(あけのみち)

略)

癒し、再生の物語?
心落ち着き、しみじみと。ときどき無性に観たくなるんです。

クレイアート、紙粘土って、ここまで作り込めるんですね。
また、「紙粘土であります」な如何にもな自己主張を感じさせないのが、却って自然で新鮮でした。
夢の中のような異世界、沖縄のような不思議な雰囲気、雨がとても効果的に画面を包んでいました。

また、主人公の微妙な表情が説得力を持って、こちらに響いてきます。この表現だからこそ。
娘を看取った悲しい表情。ピアノの椅子から少女を見つめる優しい表情。ピアノをひいて「ああ、私にはピアノがあったんだ」的な万感の想い。
強く主張こそしませんが、じわじわと伝わるものがあります。あの、瞳を閉じた時の。

こうして、心を掻き立てたあとに来る、太陽の光が覆う車内。
そして電車と朝焼けを遠景から映した印象的なカット。
夢から覚めても現実はかくも美しい、と素敵な余韻を残す終わり方でした。
2015/02/14(土) 13:26:16.36ID:Yl/Do/Kg
180 自分:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2014/07/20(日) 01:33:09.57 ID:cScNDfHV [2/2]
ピアノ。が主題となります。
たどたどしく指先一本でぽろぽろ弾くと言うのは私の子供時代や、初めてパソコンというかタイプライターに接したことを、思い出させる描写ですし。
山場となるメインテーマは心地よく、胸にしみます。

Flash板の何処かで、ピアノの音を流すのは作中でピアノが演奏されるシーンのみに絞る方が感動的? 全編にピアノが流れてしまうのは勿体無い?
的な指摘があったように思います。
鑑賞者の私たちは、映像の初めからピアノの音を聞いている。だからやっと主人公が弾けた的なカタルシスが薄いことを指しているのかな。
半分、賛成です。
でも、10分を超える尺を、他の音楽で作品のゆったりと流れる雰囲気を損なうことなく演出するのは、難しいなとも思います。
山場だけ際立つのも何か違うし、心地よく進むにはこれがベストなのかなとか。

それと思ったのですが、ピアノと紙粘土ってとても相性がいい。指先で紡ぐという点で、通じるものがあるように思います。


ストーリーは、うーん、深くて、わかり易いんだけど、全てをわかりきれてないようなそんな感じがあります。
サイレントの映像で、浄化されつつも複雑に心に残るものはあるんです。でも、言葉として伝えるのが困難というか。
そこにこそ、映像の魔力があるのかもしれません。(言い訳ぇ)

「頑張れ」、でも、「俺もみんなも頑張ってるんだ」、でも、「明日があるさ」、でも、「信じれば夢は叶うさ」、でも、「わかるよわかる」、でもない。
一人の男をもう一度ピアノに向き合わせたのは、純粋に楽しそうにピアノをたどたどしく鳴らす少女の姿。
演奏できなかった男は、それに接するうちに、少女を喜ばせ、それ以上に自分自身の心を動かしていく。
ライフワークのようなものでしょうか。共に人生を寄り添いあえるようなものが、私にもあったら。
2015/02/14(土) 18:14:46.45ID:Yl/Do/Kg
国だって表現方法だって生き方だって信念だってテーマだって、大きく違う作品だと思います。
でも心の中のどこかでその二つが糸で結ばれた感じがします。
作品を見続けていくことへの報酬って、多分、何処かであると思うんですよね。こうやって書き留め続けたりしたから、だから私はRIVAと朱の路に相互リンクを貼れた。ってのが。
そういうのに意味をもたらせたり、その線を辿って新しい道を生み出すのがクリエイターというか創造者なんでしょうけど、残念ながら私にはそんな素養も努力も無かったのでした。残念。
2015/02/14(土) 18:15:59.44ID:Yl/Do/Kg
FULLTHROTTLE−
ttp://rumparo-tita.jp/flash/2004ft-8.html

この作品は作品そのものよりも、それが置かれた立場、個人制作Flashアニメーターとしての夢、みたいなそういうので注目されることが大きかったと思います。
JAWACONでしたっけ?

作品なんですが、ハイスピードバトルで迫力ありつつ可愛い、そこにアニメしてるぜーって感嘆を混ぜる。そういう印象が残りました。
頭空っぽにして観れる、そんな感じ。

でも、発想の柔軟な楽しみって密かに混ぜられていると思います。
終盤、Aさんがカメハメハを撃つんですよ。
かーめーはーめーはー!
漫画だってアニメだって人生だって、カメハメハを撃ちたい時ってあると思います。
そこで我慢して、「パクっちゃいかん」って人っていると思います。
でも、この作品ではカメハメハをAさんが撃って、何とBさんが作者流オリジナル必殺技を放つわけです。
それでBさんが勝つ。
それを観ている沢山の人に違和感なく自然なこととして伝えている。素敵です。

そのオリジナル技が卵→ヒヨコ→卵→ヒヨコって気持ちいいリピートのリズム感ある、妙に癒されすらする必殺技です。
私は悩殺されましたよ。
2015/02/14(土) 18:40:57.18ID:Yl/Do/Kg
There she is!!!
ttp://www.newgrounds.com/portal/view/161181

韓国アニメです。
軽快快速、恋する乙女がどたばた追いかけるって、先のPuccaに似てますが、これは私にはうなる部分がありました。
信念のようなものを感じたんです。
これは一見すると、少年漫画のサービス恋愛系の、あの独特の甘い物語に見えるかもしれませんけど。ちょっと集中してみてご覧なされ。

まずは自動販売機での出会い、うさぎさんは人参、ネコさんは魚を食べてるじゃないですか。
うさぎさんは恋にドリーマーで甘い妄想に落ち、ねこさんは現実にリアリストで種族の差を教えようとする。
そこで恋をして追いかけて、結果として、うさぎさんは魚を食べ、ネコさんは人参を食べる。
ここでお互いに美味しいね。二人共ハッピー。が正に一つのベストエンドの鋳型なんだと思います。
2015/02/14(土) 18:42:41.56ID:Yl/Do/Kg
実際ねこさんは、人参ジュースが意外と美味しい、ってなって、ハートマークで、そんなオチを予感させます。
しかし、うさぎさんは、魚を食べる際に鼻栓をしている。
このたった一つの描写だけで、私はうさぎさんに好感を持ちました。
我慢して苦手なのを食べて、それでも笑顔を向ける。その純粋さに。
ねこさんは恋の妄想の甘さを伝播され、距離が縮みました。
反対にうさぎさんは現実の味覚というどうしようもない種族差、灯台で言う魚臭さを味わって、でもそれを乗り越えて距離を埋めました。
お互いにお互いが影響し合って歩み寄っていく、その微妙な関係の進み方が、私は好きです。

ここが無かったら、うさぎさんはにんじんジュースが好きで、好きな相手にニンジンばっかり押し付けて、結果的にねこさんにニンジンの美味しさを教えれて恋が成就のハッピーエンド。
これは、こうやって文章で書くとちょっとその歪さを私は意識するのですが、漫画とか映像とかでこうした形のなんとなくハッピーな作品ってあるような気がするんです。
それで、私もそういうの好きな側面、私だって恋に溺れたい部分ってありますから、だから共感しそうな部分があります。
ディズニーなPUCCAの女性みてごらんなさいよ。あの、忍者追い続けてキスばっか迫るあの姿、あーいうのが受けるんでしょ、私。

だけど、この最後にうさぎさん実はかなりの頑張り屋さん、って、おんなじ恋愛ダッシュ系でも、そういう妙味は実は心を広げてくれるようなそんなのがあるんだと思います。

ただ、私はシリーズを通して観たあとでこうウンチをしているので、かなりシリーズ補正が入ってそうです。
2015/02/14(土) 18:43:51.14ID:Yl/Do/Kg
There she is!! step 2
ttp://www.newgrounds.com/portal/view/224148

ウキウキしますよね。恋をしていて一番楽しい時なんだと思います。
お互い想い合って、適度な距離と障害があって、そこを乗り越えて。
前回はうさぎさんが食わず嫌いって障害を飛んだんですが、今回はねこさんが一所懸命。
しょーがないなって言うテレも含め、微妙に関係が進展していてそれを確認するかのように展開していく。やはり心地いいものです。
恋愛ものなら、こうしたエピソードを積み重ねて、長編へと持っていくことだって可能な、だけどそうしなかったからこそ、目立つ際立つ、個人制作?の手の中で収まった。
的なそういうイサギの良いお話だと思います。
もちろん一つの短編としても、上手く纏まっているなって感じます。

大きなケーキをバクバクでにんまりするギャグですが、それより実に嬉しく心から笑えるのは本命ケーキの味わい方ですよね。
バレンタインでした。
そういう甘い体験を、ネット上ではくすぶっているあなた達も、現実では大切な人とそういう楽しい想いに浸ってくださいね。って。
2015/02/14(土) 18:44:54.15ID:Yl/Do/Kg
There She Is!! step3
ttp://www.newgrounds.com/portal/view/442805

凄く可愛い恋の発展のさせ方ですよね。
その原動力は初めからうさぎさんの押しの強さで、それでねこさんが世間体を気にしていて遠慮しようとする。
そこをリピートさせ続けると思いきや。

映画館の暗がりでねこさんがアプローチしていく。
この意外性。ここで距離が埋まってもハッピーです。が、ここですれ違わせる。
どうにもお互いが想い合っているのに、もどかしいこの感覚。
この焦らす感覚って、本当に素敵で、キャラの役割とか設定とかばっか気にしたりして、その心とか関係性とかが疎かになりそうな。
そういうアクの強い恋愛ノンストップアドベンチャー物語に見えて、こうした繊細さを忘れていないその気配り。
表面的な部分でファッションでオシャレってのも一つの味ですが、そういう見えない部分での糸の結びつき、距離、こんがらがりが、私の好みのようです。
打たれるものがありました。サイレントって言うのがいいです。沈黙の中で、ここに国境を超えれて、私の内側に入り込んだわけですから。

でもそういうライトな夢物語の方位磁針そのものをぶち壊す。オチのあの圧倒感。スニャホで言う敵ロボットがごろごろーなあの異物感。
リアルタイムで連載を追ってたら、楽しかっただろうなーって思いました。ヒキが強くて。
225Now_loading...774KB
垢版 |
2015/02/14(土) 20:30:39.14ID:Yl/Do/Kg
There She Is!! step4
ttp://www.newgrounds.com/portal/view/456643

ここでもう、完全に最初の方の持ち味というかシリーズの予想を覆す、ほのぼのからの急転直下シリアス。
1話ではスパイスとかコミカルな障害物的なイメージだった異種族間の交わりへの強い拒否反応。人種とか民族とか、もっとそれよりも激しいのかな。私は安全なところにいるなって思います。
それでその反対者たちな世間でうさぎさんが傷つくんですが、傷ついて二人の交際は終わりってんじゃなくて。
傷ついてお互い想い合っていて、憤って抵抗して、そしたら余計二人が傷ついて(こっから先は私のイメージですが、自分が傷つくよりも恋人が傷ついてしまうのが苦しい的な)、それで離れてしまう。
力に屈するだけなら絶望感はそんなにないんですが、愛ゆえに離れなければならない的な、そんな浪花節に胸が詰まるものがありました。
このパラドックスというか矛盾というか、世界ってそんなに単純じゃないんだよ的なのを、この二人のドタバタラブストーリーから展開するなんて、思わなかった。
でもだからこその驚きだし、当たり前が実は儚いものだった的な、揺れ動きにシビレるんだと思います。
あの、このシリーズでは、表現については余り気にならないで、そこは丁寧できちりとピックアップせねばならないハズなんですが、タイピングして向かうのはストーリーとかキャラの距離とか関係なんですね。
それだけ引き込まれるものを持っているんだと思います。
2015/02/14(土) 20:32:44.81ID:Yl/Do/Kg
There She Is!! final step
ttp://www.newgrounds.com/portal/view/474311

熱くて泣ける。濃縮された展開です。
何が好きかって言うとこれまでの物語で貼られていた展開、追いかけるダッシュラブ(例えばStep2と呼応してたり、そこで障害だった敵が味方になってくれる胸熱)やシリーズを通して徐々に姿を現した世間の視線、群衆の反対の凄み、
今までの見守ってくれていた仲間、チケットの行方、色んなものが混ざり混ざって、カタルシス。そして出会いの自販機に帰ってくる。
これは文句なくプロットで、それも各話のエピソードとしての面白さ、総合としてのダイナミックな展開、どちらとも美しいほどに燃え滾って、心が動きましたよ。

特に、二人が心を通い合わせる場面、そこでウサギとネコの恋愛禁止×マークの看板が、○マークに変わっていって、そこでエンドかなと思ったら、
看板そのものが壊れていって消えていく。
つまりシンボルを塗り替えるのでも付け替えるのでもなくて、そのものを破壊していく、偏見ってそうやって解決していくのかなってこう、思わされました。
それは勿論ハッピーで沢山の選択肢、それは作者もキャラクタも、から選び取った、勝ち取ったエンディングに、心がじんとします。
2015/02/14(土) 20:35:08.30ID:Yl/Do/Kg
それで偏見をふたりの間で消し去ったわけですけど、それに釣られて大衆も皆も考え方を改めたかというと、そうした描写はなく。
最後には悪口書かれた自動販売機を二人で掃除していく、それも綺麗にぬぐい去るんじゃなくて、汚れがまだ目立つけど、二人で手を取り合って。
そういう描写に、その世間というか二人が立ち向かっていく壁のようなもの、そして大丈夫だよって言う強い二人の意思を感じられて、だからベストエンディングってわけじゃないけど、それよりも感動してしまうハッピーエンディングなんでした。
私にとって。

もう一つ、泣かせポイントがあって、二人が自販機でジュースを飲むんですが、一話とは逆にお互いに自分の属しているニンジンうさぎ、サカナねこの飲み物を飲んで、それでも幸せそうな姿に、どうしてかな。泣けました。
そこらへんは言葉にしない方がスマートですよね。作品だって、私のウンチだって。
と、こんな感じで何も知らなくても一見目でも楽しめるし、何回か折に触れて見てもスルメのような味わいのする、こういうのが私は大好きですし、そういうのは種や民族を超えて受け入れられたら、実際受け入れられたわけで、ハッピーですよね。
とバレンタインにぴったりじゃないですか? なんて。

でも、気になったのは絞った作品だと思うだけに、「冒頭のヒヨコちゃん必要だった?」ってのがモヤモヤしました。イントロで丸々スキップできるから自覚もしてるのかな。私にはちょっと唐突で。
2015/02/14(土) 21:32:11.88ID:Yl/Do/Kg
2ch 逆転裁判
ttp://netlife5.nobody.jp/flashdetail/gyakuten.htm

ゴーストリックがどういうゲームか、布教するならやっぱりこのFlashは紹介せねばです。
逆転裁判のパロディー風アレンジです、2ch風コピーにも近いかもしれません。

全てのAAキャラが原作キャラにカチリとハマって自然と展開し、特に8頭身の持つあのキモイ愛の笑いはベストマッチです。
これは明らかに違法です。
が、私が逆転裁判本編を購入するキッカケとなったFlashでもあって、つまり消費的なパクリだけじゃなくて、原作への貢献の側面だってある、少なくとも1個は。な作品でした。
私はモラルや倫理観がぶっ飛んでるので、2chに毒されすぎなので、やはり批判よりも感謝があります。
これは著作権が怖い個人サイトじゃ展開するのが難しそうで、2chのあの危うい黒さだから広まった、そんな正に正統派2ch系ゲームの一つだと私は思っています。
非公式拡張体験版みたいな。
でも私以外のピュアなあなたはやっちゃいけません。踏み込んだらいけません。
2015/02/14(土) 23:48:06.14ID:Yl/Do/Kg
ここが無かったら、うさぎさんはにんじんジュースが好きで、好きな相手にニンジンばっかり押し付けて、結果的にねこさんにニンジンの美味しさを教えれて恋が成就のハッピーエンド。
ttps://www.youtube.com/watch?v=ygrbUfpWP_8
2015/02/14(土) 23:54:24.36ID:Yl/Do/Kg
うそっ? 書き込めちゃった? 
連投規制されると思ったのにー。私だけでニヤニヤしようと思ってたのに。
ごめんね。ごめんねー。

私の中には消費者としての破壊者としての殺意。
LOVEとはバレンタインチョコレートとは正反対に位置するDESTROYのウンチ。
それこそが私の本質だったのだ。
そして一日目が終わる。
あと二日。
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垢版 |
2015/02/15(日) 00:51:07.48ID:/0guMFB6
is she there? natumi step

理想

握手する手で。
コックさーん! コックさーん!
ニンジンとサカナって、どうすれば一緒に美味しく食べれるんですかー?


現実

ネオ麦茶の手で
コックさーん! コックさーん!
ウサギとネコって、どうすれば一緒に美味しく食べれるんですかー?
2015/02/15(日) 00:54:02.78ID:/0guMFB6
no answer?

No!

大丈夫。
美味しい、不味いは気にしなくていい。
どっちでも、何を食べても、最後はウンチになるんだよ。
2015/02/15(日) 02:14:31.94ID:/0guMFB6
聖なる夜
ttps://web.archive.org/web/20040221171613/http://www.geocities.jp/books_1jp/hondana/hondana.html
第二回紅白作品です。

(・∀・) ジサクジエンデシタ


なジサクジエンです。これを見れば分かるとおり、このAAって物凄く初心者が使いやすいAAなんです。
AAは、あなたでも直ぐに作れる。
一行をコピーして、セリフを書いてそれをF8するだけ。それでそれなりの詩的な雰囲気が出る。
勿論Flashだって、絵心のない人がとっかかりで作りやすそうですし、この作品も如何にも経験の浅い人が作った感があります。
それでもちょっとそれなりに雰囲気が合って、文章自体が魅力的とは余り思わないのですが、それも含めてちょっとしたAAの厳かさ。
ただ長すぎて、その魔法も途切れる、途中で飽きる、観るのを放棄されそうな作品だなとも思います。

それでそう言う正にビギナー、初心者入門なキャラなんですけど、もうFlash板でもAA板でも、見かける回数は減っていて。
キャラとして死にそうになっている。Flash板ではもう死んでしまった? ここ数年のイベントで登場機会ありましたっけ?
ってのは、Flash板にAAキャラを使って乗り込んでくるようなそういう人が減っていったって証拠なんじゃないかと思います。
そういうのどうでもいい、高クオリティとか厨房臭のしないコミュニティとか、そういうのを求める人たちって、実は第二回紅白のジサクジエン系Flashが一つの勢力だった頃からいました。
彼らの夢は今、叶ったわけだ。なんて。
私は寂しいです。
2015/02/15(日) 02:34:40.50ID:/0guMFB6
ジサクジエンの遥かなる旅 ラウンジ編
ttp://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/3143/02.html
これは結構、頑張ってますよね。
音楽、色に絵が、一つ世界を作っていて、黄昏を感じる作品です。
ジサクジエンの妙味みたいなのはブラクラのエピソードにあって、それは他のキャラでは出ないものでしょうし、2chが舞台だからこそAAも引き立つ。そういう出会いだと思います。
ジサクジエンのキャラが死んだと言いました。
一方ラウンジは? 一時期は2chの代名詞だったその場所も今では余り聞く回数はありません。と言うか私はそこを忘れてました。
つまり廃墟となりつつある場所なんでしょ。

だから舞台だってキャラだって、今となってはバリューは薄い、通じる人は少ない、だから価値も小さくなっている。
とは思いません。私は。
涙腺に迫るものがありましたよ。

この作品は沈みつつあるラウンジを訪れて、そこに住むのでもなく、夕暮れに再浮上を祈りながら去っていく旅人の物語です。郷愁というか廃墟の美というかそういうものがあります。
それが今だからこそ、引き立っていると思うんです。
あの、これは死んでしまったキャラが死にいく場所に捧げた、今となっては到底叶わないだろう祈り。
そこにはやっぱりドラマがあると思うんです。私は。
もちろんこういうのは「よくやった作者」とか言うのじゃなくて、作品も作者も遠く離れた、時間とか距離とか、偶然とか色んなものがあって。
でも、印象に残っていくFlashみたいなのは、そうした素敵な偶然に支えられているんじゃないかなと思います。
もちろん全くの偶然じゃなくて、ある程度この作品は絵として味があって、そこにプラスされた奇跡みたいなものだと思うので。
そういうのを意識して何かを作るってのは却ってあざといとも思うんですが、何というかそういうのも忘却という時の持っている抗いがたい無慈悲な力の中で、でも珠には微笑みかけてくれることもあるよ、的な。
上手く言葉にできないです。この感情は。共有もできないものかも知れない。でも私には大事なものなんだと思います。
わかりにくいですか? ジサクジエン? ラウンジ? とか?
2015/02/15(日) 03:01:44.12ID:/0guMFB6
じゃあFlash板で、スキマ産業で、モナーで、FBだったらどうです?

97 :最低人類0号:04/07/20 19:45 ID:???スキマ信者が、やってきたぞー。
どうでも良いゴシップネタより食いつきの悪い、もっと無意味なスルー級の餌のようだがなー。

楽園 -symphony-
ttp://page.freett.com/scheme_a/
泣ける作品。
叙情的なシンフォニーが熱くも、物悲しい。
しかし、この名曲を引き立てたのは、一重にその構成力だろう。
白を主とした1分もの沈黙にも似た極めてシンプルな描写に耐えたからこそ、
黒の暗転とその後の鮮やかな色彩と音色が際立ったのではないか。

アニメに関しては、モナーは率直に言うと「不細工」に思える。
しかし、これが力強い味を出す。器量は悪くとも好かれる役者は居ることを思い出させる。
異論があると言うのなら、目を覚ました後から球を投げるまでの、彼の一挙手一挙動を、つぶさに観察してみると良い。
空を見つめ、辺りを見回した後に、ほうけ、すると過去がよぎり、思わず立ち上がり、より大きく辺りを見回し、うつむき…

サイレントでありながら、この短い間で、ここまで感情を「点」ではなく、「線」で表現しているのだ。
感情の動き、流れがそこから伝わるからこそ、それを見つめる者の感情もまた揺れ動く。


メッセージは、>>14氏の言う、既成のイメージの崩壊を巧みに利用していると思わせた。
己の手で楽園を葬ると言う痛烈な技だ。
この手法は「FB再起」で既に使われており、体感的に「2番煎じ」になってしまったが(可笑しな表現だな)、
過去への復帰を説いたそれに対し、Flash板の流行を生み、先端を走り続けていた氏らしい展開へと繋がって行く。

黄昏は終り、扉は閉じ、金色の道は消えた。しかし、光は手のひらにある。我々の手のひらに。
一面の眩いばかりの洪水ではなく、確かな一つ一つの光球で映し出される始まり。
自分は今回の「開幕」の方が好きだ。大好きだ。(単に波長が合っただけ)
まぁ、光も何も無い自分は最悪板で駄文垂れ流してるのが、お似合いって事だ。
2015/02/15(日) 03:02:53.09ID:/0guMFB6
RAKU-EN Flash bomb 04 opining -symphony-
ttps://www.youtube.com/watch?v=P4iQ6nMP_k4

これはこうした当時の今みたいにひねくれている私、ちょっと安心。な思い出コミコミで入ってくるものがあるんです。
この感想を書いて、観る過程でも著作権地獄だった当時に、大容量ファイルがupされて、板がざわつき、ワッと食いついたってのも含めて。
こういうのは当時のFB会場で大スクリーンで眺めた、ってのには劣るかもしれませんが、これはこれで私には合う素敵な体験だったんです。
こう言う風に、観ていて何かを残す、という時にどうしても「その日の気分」で変わってしまい「その年のその月のその日の気分」だったら物の見事に。

そういう変化に耐えられる分析だってあるはずなんです。例えば技術的な視点。文章的にとか映像的にとかテクニック的にとか。

今、挙げられるのはその正に輝き終わろうとするFlash黄金期を象徴する素材をオールスターを詰め込んだこと。
たけはらみのるのナツミ、ぴろぴとのピコちゃん、Saadaの美麗はたち、wosaの八頭身、スキマ産業という作者自身の象徴、前年の楽園からの流れ、次年のノマネコ騒動でのFBの神格化の終わり。
どれも代え難い思い出を残し、今では消えてしまっている。その瞬間の切り取りの、センス。

とか、でも伝わらないですよね。多分。懐古厨とか昔ヨカタとか言われそう。

でも、そういうのが私の思い出記録帳的な今のウンチのスタイルにありそうで、だから誰のためにもならないけれど、こうしたワケ分かんない青い感想を残してくれた私に恥ずかしくもちょっとだけ感謝があって。
これはどうなのかな? 繋がるのかな? みたいな。感じです。スマン。
2015/02/15(日) 03:54:59.24ID:/0guMFB6
武器
時のオカリナ(時の歌、荒らしの歌、魂のレクイエム)

OPソング
ttps://www.youtube.com/watch?v=qqpfFElyJAQ

なんとなく楽しくなってきた。私は荒らしとか放火魔とかそういう素質があるのかも。
私はこのスレで延々と独り言をしているんですが、その産物として独り遊びにハマりつつあります。
私はやっぱり交流とかふれ合いとか競い合いとか、そういうのがどんな事でも人して糧になると思ってたんです。
そう思っている人がいたから、みんな感想とかアンチを作者に贈ろうとしているんですよね。
紅白があるんですよね。Flash板があるんですよね。
私はそれを諦めてしまい、実際に独りぼっちになったとき、それをこじらせて、こうなりました。
実に酷い。あなたは為っちゃいけませんよ。でもなろうとしても為れませんよね。ふふ。放火魔に。

と解説、言い訳。
これはほんとうにダメだ私。
初心者でスマソ。
2015/02/15(日) 04:09:51.08ID:/0guMFB6
作品解説と言うのはほんとうに難しい。
自分語りの難しさというか。
文章力も覚悟も試される。

私は評価されるとかとは離れているから出来るんですけど、私はほんとうに自虐や言い訳だらけ。何かと言うとウンチウンチ。

こういうのをFlash作者自身が言ってたら、誰も見てくれなくなりますよね。

言い訳を言えば、自信のなさになる。
長所を言えば、自慢げに聞こえる。
見所を言えば、見る自由を制限してしまう。
何も言わなければ、どうなるんでしょう?

世の中には作者インタビューだって、売り込みにだってそういうのが必要になっていく。

その助けをしてくれるのが、語ってくれるのが、批評家なのだと思います。
それは作者にとって救いになるのかもしれないし、大衆にも皆にもその作品の良さを伝えてくれる。
そういうのが、幻のヒーロー、アンチの1やウンチの1や長文弥太郎さんなのでした。
それは個人じゃないかもしれない、ファンの語り合いから生まれるものかも知れない、何処とも知れない口コミかも知れない。
それに最も恵まれている音楽家の一人にBumpはいると思うんです。
語ろうとしてくれるファンだって、音楽批評家だって、一杯いて。
私もファンですし。このレスだってそういう側面があります。
でも、Bumpって実は、そのどんなファンよりも自身による作品語りがインパクトあって。言葉に関して歌だけじゃなくて、凄いな作品解説って。
あんまり聞いていない曲だったんだけど、これを聞いたら好きになっちゃいました。
Flash板はみんな奥手だけど、こういうセルフアピールが出来るってのは、盲点的な部分なのかもしれません。

ttps://www.youtube.com/watch?v=qvS5zfkUchI
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垢版 |
2015/02/15(日) 04:55:17.66ID:/0guMFB6
魚食べたい、魚!

さかな&ねこ
ttp://www.nicozon.net/watch/sm169015
これ絶対漫画よりも動画の方が面白いと思うんです。
なのに雑誌で単行本で4コマ漫画じゃないといけないってのは、そうじゃないと商売にならないから? 世知辛い。

そんな感じでシュールな展開と陽気な音楽が絡まって、妙な空気があります。
それでTNNさんはここで作品解説や言い訳を挟んでるんです。これ禁じ手じゃないっすか。でも何故か明るく爽やかに吹いてくる。内輪な感じが全くない。
なんでだ。なんでなんだ。
2015/02/15(日) 04:57:19.04ID:/0guMFB6
□■灯台守の夜■■

 短い場面ごとに、印象的な会話を構成して、物語をテンポよくすすめている。
ほとんど説明に近い会話しかしてないにも関わらず、「説明的だ」と感じないのは、
ひとつひとつ場面での会話をちゃんと組み立てているからだろう。「じゃよろしく」
、「”犬”さんもどうぞお上がりください」といった、何気ない合いの手は、物語
として進んでいくのに大変効果的に働いている。この作品の要は、登場するキャラク
ターたちの繰り広げるさりげない会話そのものに込められてある。
 灯台とは航路の安全を確保するために目印を夜の闇の中に光を放って伝える設備。
物語の灯台守もまた、行くべき方向を強く示したりはしない。「そうですか」「君が
思ってるほど君は不幸じゃないよ」……、彼はただ彼に関わる人たちとの会話で、迷
いのなかにある彼らが、己の位置を知るための手助けをするだけだ。
 はるか西へ眠りつづける老婆。夫が目覚めても、彼女への愛があるとは思っていな
い。とても打算的で現実的でありながら、あるとも知れぬ西の地へ旅をする。老いた
夫の目覚める日に、己が若くあるために。目覚めぬ夫とは若き日に挫折した夢、旅と
はいつ終わるとも知れぬ生活そのものの含意なのであろうか。若さを得ようという老
婆に軽く嫌悪を抱いても、憎めない。私たちは彼女ほど明日を信じられまい。
 船の穴に埋められた犬は、一生穴に挟まって生きて老いてゆくのだ、と諦め腐って
いる。イヤでたまらないのに、「私の仕事」として考えの枠から外へ出られない彼の
立ち位置は、私たちにとってとても判り易い存在だ。物語のラストは、船が沈んでい
く暗示的なシーン。「犬」が生臭くとも自由な魚となることを択んだことに、同意と
祝福を与える人は多いに違いない。
 それぞれに私たちは生きることへのたくさんの喩(たと)えを受け取ることができ
ながら、巧みな「会話」によって、この物語に「人生論でござい」の寓意臭さを感じ
ずに見ることができる。
 静かな夜のなかで起きた、小さな反乱に込められた大きな意味を確かに感じとって、
私たちの心にしっかりとした余韻を残すのだ。
2015/02/15(日) 05:00:30.21ID:/0guMFB6
これは我が先生、ウンチの1さんの渾身の批評。
これは作品が素晴らしく、そしてウンチの1さんだから出来る人柄を思わせるその暖かい目線、ほとばしる文章力。
凄いですよねー。
私はこれはFla板遺産として登録すべきだと思います。私遺産には登録済です。これは正に私の灯台じゃないですかー。

ここで強引にゼルダな相互リンク。
このTNNさんと灯台さんの同じサカナでも全く違いますよね。
見た目とかデザインとかじゃなくて。柔らかい戦車でもなくて、酒を飲む猫でもなくて。
魚を刹那の犠牲者として捉える視点と、生きて泳ぎ続ける生命として捉える視点。
考え方、捉え方、こういうのを作品の世界観と言うんだろうか。
魚に個性を与えたい時に、これはサンマだよって設定を固めたり、柔らかサカナだよってデザインを固めたり、
そういうのは確かにそれだけでも受け入れられるそういう軽さはFlashにはあるんですけど。
私が好きなのは、多分そういう心の底の魂のようなそういうのにふれられる時じゃないかなって思います。
そうした世の中に沢山の色んな個性を持ったサカナが溢れたら、楽しいな。

次はニンジンを食べたいんですけど。見当たらないです。
じゃあ猫を食べようか?
2015/02/15(日) 07:23:03.85ID:/0guMFB6

マリオです。

今、販売されているマリオの最新ゲームに猫マリオって言うのが出てくるんです。
マリオがねこのキグルミ着てニャーオって言うんです。それを目玉として前面に押している。パッケージだって猫押しです。
これはそこだけを切り取ると、ファンタジー世界に車みたいなFF15に感じる奇抜な話題作りのような、失笑みたいなのが出てくるような気がするんです。

      r ‐、
      | ○ |         r‐‐、
     _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  良い子の諸君!
    (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  
    |ヽ   ~~⌒γ ⌒ ) r'⌒ `!´ `⌒) よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが
   │ ヽー―'^ー-'  ( ⌒γ ⌒~~ / 「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが
   │  〉    |│  |`ー^ー― r' | 大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ
   │ /───| |  |/ |  l  ト、 |  王道が何故面白いか理解できない人間に面白い話は
   |  irー-、 ー ,} |    /     i 作れないぞ!
   | /   `X´ ヽ    /   入  |



猫マリオ。どうです。
でも、それは、私の中のそれは、PVを観ると解消され、実際に遊ぶと猫いいじゃんってなったんです。
PVです。
ttps://www.youtube.com/watch?v=dpIwcblsO_k
2015/02/15(日) 15:52:52.27ID:/0guMFB6
これを観たときに私は楽しそうって思いました。そこには懐かしさもあったんです。
私の中ではマリオってファミコンマリオの、ジャンプしてジャンプしてジャンプする、ジャンプゲーっていう楽しさがあったんです。
だからこのPVではマリオとかってみんな楽しそうにジャンプしてるじゃないですか。だから面白そうだし、マリオとしての面白さがあったんです。
猫マリオはあの見た目は奇抜ですけど、成功していて。反対に失敗しているなって思ったのがスーファミのマントマリオでした。
マントマリオはあのスーパーマンよろしくマントを着て空を飛ぶんです。
それは一見楽しそうなんですが。
空を飛ぶってのは空中にずっと浮遊して移動し続ける。だからジャンプすることから離れて、マリオの持っている楽しみとは離れてしまって。
それは失敗だったと思います。カービィは開き直ってデフォルトでも空を飛べるんですけど、それに近いことをマリオでやってもそれは期待しているマリオとは違ったんです。
猫マリオっていうのは、大地を駆け巡って、猫みたいに素早く飛び跳ねる、崖をよじ登る。だからジャンプするゲームをもっと楽しくさせる変身だったんです。
私は素人でその域には達していないのですが、極めればこんな飛び跳ねまわる感じになるみたいです。
ttps://www.youtube.com/watch?v=B2VEG2sC6rI
ジャンプです。
それでこれを見てふと思ったんですけど、これって実は忍者が駆け回るゲームを楽しく作れる、そういう下地や可能性って感じません?
何で忍者かっていうとロマンがありません? 猫よりも忍者。
そういうのってヨッシーって恐竜が初めて登場したときのようなそんなロマン。
忍者マリオなのか、coolな韓国アニメのpucca系なのか、そういうゲーム。何となくなんですけど。
2015/02/15(日) 15:55:00.08ID:/0guMFB6
うすっぺらいねこ
ttps://www.youtube.com/watch?v=Pns5nJay6m0
ねこです。
手法自体は実は何処かであったような、切り絵のような世界を描くっていうのは、確かに。ペーパーなんたら。
だけど、言葉の持つ響きの広がり。
うすっぺらいねこ。
比喩です。
私は優れた比喩は解釈に広がりと豊かなイメージを与えるものだと思います。

例えば巧みな比喩使いの公共料金さん、ぴろぴとさんは、作品が出るたびにファンが語り合い、比喩の受け取り方、解釈談義で盛り上がっていって。
その比喩のセレクト、繋げ方もまた、それぞれに違っていて、でもやっぱり上手い。
私は彼らのファンですし、scqさんも惹かれる方ですし、私の文章自体も比喩が多い。
比喩ってあやふやで解釈の幅があるから正確さを求められる分解とかメッセージにはとことん相性が悪い。だから、本当に私はダメで無駄な寄り道なんですけど。
2015/02/15(日) 15:56:48.18ID:/0guMFB6
うすっぺらい。
これを2chに当てはめていて、うん、私はこの書き込みは薄っぺらいし、あなたの書き込みも、どんな書き込みも薄っぺらい。
このFlashだって薄っぺらい。いや、すべてのFlashは薄っぺらい。3DCGだって、実写だって薄っぺらい。
あの、物理的にです。
平面じゃないですか。あのモニターで観ているのって。
そこから脱するには彫刻家になったり壺師になったり、個展を開いたり、OFF会で目立ったり。
そういうのしか無いじゃないですか。
私はOFF会にはいかない2chネラーだから、あなたとは間違いなく薄っぺらい接触しかできない。
時代も薄っぺらくなっていきますよね。携帯もパソコンのモニターも薄型TVも、画面に付随していくのが、作品を発表してから、そのトレンドは加速している気がします。
そういう薄っぺらいのからそれでも逃れようとしたのが、バーチャルボーイであって、3DSであって、New3DSなんです。
文字通り錯覚なんですが、そこに祈るように魔法をかける。
でも、今作では薄っぺらくないものが登場します。薄っぺらい世界の向こうにあるもの、というニュアンスのセリフも出てきます。
そこにも比喩の投げかける、豊かな解釈の楽しさがあります。
私は随分、無駄な話をしているのですが、そういうのを促すのが、この「うすっぺらいねこ」と言うタイトルの持つ広がり、2chを舞台に使った世界の描写のメタファー、これも比喩の一種で。
scqさんの持つこの作品の味は。なんというか。優しく温かく可愛く、でも切なく、哀愁が漂う。それは比喩使いの公共料金さんにもぴろぴとさんにもない、その特徴のような個性のような持ち味だと思います。
比喩という表現は、私は使っていて未熟ですけど、面白いと思っていて。
それを読み手にも面白いと思っていただけるのは、修練が必要で、でも私はそれをしませんけど。楽しい世界なので、文章系を自負する方は、少しだけでも意識しても面白いかもしれません。
>>167
の作品に感じた不満は、そうした比喩をもうちょい詰めれるだろう的なものなのかな。それは真似や参考とは違うかもしれないし、何というか表現したいものに沿う形の何かみたいな。
2015/02/15(日) 15:59:05.33ID:/0guMFB6
確か文芸祭イベント(あのアンタイトルさんのペーソスが出展された)で「死ぬ」というテーマばっかりの作品が集まって、飽きた、安易、とか叩かれまくった作品群と作者たちがあったんです。

要はネタかぶりなんですけど、何でこんなことになるかって言うと、「死ぬ」、ということに向き合っていなくて、表面的で似通ったものばかりじゃないのかって、
当時の私は納得してました。

でも、私自身、死ぬことに向き合っていないし、そういうのを考え続けるって自体、地味で暗くて、それも安易なステレオタイプなんじゃないかなって思いました。
じゃあ? どうすれば?

って思ったとき。
2015/02/15(日) 16:10:28.80ID:/0guMFB6
猫です。
ttp://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=44193
この作品では、死、と言うものにやっぱり迫力があります。説得力があります。
でも、これを真似て長年連れ添ったお父さんが、突然、矢で殺される。
という死を抽出しても、やっぱり何だかなーと思うんです。

これが死ぬことにパワーあるのは、「死後の世界」を凄く私の知らないテイストで、ユニークに描いているから、生が終わってしまうことにシビレるんじゃないかって。
頑張って生きている素敵なお父さんでも、こんなこんな摩訶不思議な地獄のような所へ吸い込まれてしまう。
「死後の世界」をどれだけ意識できるか。
これはある種イマジネーションの勝負ですよね。誰にもわからない空白、そこをどうにかしようってのは誰だって取り組んでいて。
私だって取り組んでいるようで、何となく、なんですよね。
何もないって本気で信じてるなら、もっと絶望しながら必死で生きているはずですし、天国があるって確かにイメージしているなら、もっと死ぬことを温かく見ることが出来るはずで。
何となく。
2015/02/15(日) 16:11:39.44ID:/0guMFB6
死後の世界を描かなくても、「死ぬこと」を描くときに、どうしてもそれは反映される。
ゲームだって、反映されているんだと思います。
例えばみんなが死ぬ、全滅で。

そうした時に
ドラクエなら教会に戻って「死んでしまうとは情けない」。そして仲間の棺桶。生き返らせるにはお金が必要です。
エフエフやクロノトリガーなら真っ黒に暗転して、GAMEOVER。その先には何もない。セーブポイントからやり直してください。

死後の世界って、やっぱりフィールドで表現しなくても、滲んでいる。
ストーリーだって、ドラクエはそうだから「天空の城」まで生身でとうとうやって来たというのが成り立つし、エフエフならパーティキャラが死んでそれが永遠の別れなんだって泣いてしまうってのが。
そういう風に、死後の世界をもうちょっと私は意識して生きていくと、何かしら言葉に奥行が出るのかなって思います。
流石にこの作品のような、圧倒的なイマジネーションは出来ませんけど、何となく羽が生えてパタパター、何処へ行くのー? わかんなーい。
よりはマシになるのかなって。

それは一つだけの揺るぎない信念としての死後の世界のイメージなのか、沢山の死後の世界をストックして効果的に取り出せるのか。
私が進みそうなのは後者なのかなとも思うんですけど。パクっていくしかないなって。
2015/02/15(日) 18:06:40.40ID:/0guMFB6
私には経験があるんです。
2chネラーとしての経験が。
馬鹿にされ続けて、自分でも馬鹿だとわかってたけど、多分2chで一番の量のFlash見たよ足跡を残して来た。クオリティは悪いですけど。
だからこう言う「時の歌」を使えるんです。
あの、単にめんどくさいから、引っ張り出してコピーペースト。コテハン使ってないから、証拠はないんですけど、そういうのも凄く好きで。信用されなくてもいいなって。胡散臭く生きていきたいなって。長文弥太郎先生とは違うんです。
2015/02/15(日) 18:18:17.49ID:/0guMFB6
ワシ部屋長特集

その文芸祭でおおとりを務めた
16 自分:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2014/03/12(水) 11:42:49.26 ID:UB9JFw/e [7/29]
夏宵 -natuyoi
ttp://www.w-room.net/flash/flash/natuyoi/natuyoi.htm
流石の文章力。
ありきたりとも思える田舎の恋心を、情感がこもった詩によって描いています。
他人の目を気にしない純粋な精一杯の心。ノスタルジーと共に、ピアノの澄んだ音と共に、それが伝わってきます。

>君は優しく、楽しくて。
>蝶をとるのが、うまいひと。

この表現に、はっとさせられます。二人の関係と共に過ごした時間、少女の深い観察眼と関心が伝わってきます。
文章に新鮮さを与えつつも、奇をてらったわざとらしさを感じさせない。さり気なくも巧みな描写が、心を弾ませる。

この作品は、詩のようなメッセージと田舎の二人の風景、から始まります。
けれど、よくよく注意してください。
徐々にピアノの音とメッセージのテンポが、シンクロしていきます。
三文字ずつ進むサビの場面は、まるで歌詞のよう。歌と詩の融合、歌詩。

これだけ素晴らしい文章でありながら、この作品では文章の限界を意識していて、文章系「Flash」だから出来る文章以外の工夫が施されています。
少年の少女への叫びとその応答の場面、「大好きだ」「君が好きだ」、そうした変哲もない告白が浮かびます。
けれどこの場面で流れるのはピアノの音だけ、文は敢えて伏せられてます。
語りすぎるのを避け、行間を読者に委ねる。それは作品への祈りにも似て、伏せられているからこそ照らし合わせることで、共感が起こりました。
2015/02/15(日) 18:18:48.69ID:/0guMFB6
17 自分:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2014/03/12(水) 11:43:20.57 ID:UB9JFw/e [8/29]
他に、

>暮れる  ときに  想い  よせる
>影の   先に   えがく  未来

>おいてきた昨日の
>残り香をたより、
>夏宵を越えて、
>さめない、明日を願う。

この作品の時間制御のロジックにはっとさせられます。
少年時代の未来と明日、現実はむしろあの日の明日すら思い出に変えてしまった、明後日からの追憶です。
主人公の涙、過ぎ去ってしまったあの頃に描いていた未来。切なくなります。

これには、続きがあります。
終わりの手紙の場面。右クリックで拡大を二回押すことで、手紙を読むことが出来ます。
更に手紙の太字をクリックすると、秘められた恋文へと続きます。

このFlashは文芸祭というイベントで発表されたものですが、多くの人が同時に見る環境で、話題性を提供しました。
贅沢な隠し要素、おまけのような嬉しさが伝播しました。
またイベント効果を除くにしても、このボリュームからして、休憩ありの三段階方式は、閲覧の負担を減らしストレスを貯めさせない、丁寧な工夫に思えます。
2015/02/15(日) 19:33:26.04ID:/0guMFB6
そのワシ部屋長さんが死を題材にした
Now_loading...774KB [sage]03/12/28 19:04
season -シーズン-

基本的構造は秀逸。
個人的には、良い文章系作品を魅せて貰ったと思う。


文章は、言葉の反復がメインだが、丁寧語とテンポの良さと相まって、
文にリズムを感じさせ、少女の心の弾みが伝わってくるように感じる。
文の出すタイミングも計算されていて、この点は映像に乗る事への強い意識を覗わされた。

そうした意識は、文の内容自体を変えずに、挿絵の少女の姿をやつれさせて行くと言う演出にも、感じさせられる。
明るい語りの中にも、何処か違和感を覚え、少しずつ暗い影を落とすと言う、さり気ない伏線となっている。

その後の展開は、やや安直に思えるが、古今東西、使い古されたこの手のネタを、
ここまで効果的に引っ張っていった事に、感嘆させられた。


>>872
あ〜、ネタっぽかった?
いや… 「これは凄い」と思って、思わず。

やっぱり絵柄が一般受けしない、死ぬまでのやつれ方がリアル過ぎるって点と、
紅白の晴れ舞台にコレを出すって点と、
挑んだテーマと対象がありがちって点が、
作品に入り込むのを邪魔しているんだろうか。

ここら辺も含めて、好きなんだが。
いや素直に凄いと思う。ゴク個人的に。
2015/02/15(日) 19:33:57.81ID:/0guMFB6
128 自分返信:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2014/06/09(月) 05:25:41.42 ID:MMMtV2Nf [1/2]
ワシ部屋長さんの作品  夏宵 -natuyoi-
>>16  >>!7

season-シーズン-
ttp://www.w-room.net/flash/flash/season/index.htm

夏、秋、冬と「好きです」が弾むようなリズムで綴られます。
そして春。「好きでした」
遺族の無念と寂しさ、届かなかった芽生えの季節にグッと来ます。

話は、かなり、かなーり、コテコテです。
白いワンピースに、薄幸の病弱少女。儚げで綺麗な音楽に、雪に吐血。死という題材。
これで途中から出てくる子供が恋人だったりしたら、そのまま昭和なドラマまっしぐらって感じです。

それでも、心を動かすパワーがあって。
それは定番を貫ききる文章の心地よさにもあると思うのだけど、より大きいところでは絵と文の相乗効果にあるんじゃないだろうか。
2015/02/15(日) 19:34:24.38ID:/0guMFB6
129 自分:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2014/06/09(月) 05:28:09.46 ID:MMMtV2Nf [2/2]
文章は少女視点で会話と心情を、心の声のように響かせ、最後まで明るく綴られます。
それに反して、絵では「終り」へと物語を動的に展開、進行させていきます。

冒頭部分は絵と文が一緒のスピードで展開していき、平凡ながらも感情移入へと楽しく進む。
しかし、それは途中で分離します。
「振り返ると」、楽しかった夏が終わり、秋になる。
そこで絵では少女の頬がこけ、影がさし、やつれていく。
そこから更に、杖、車椅子、血、病床と、衰弱や死の過程が描かれていきます。

それで分離、と先述しましたが、文章自体はその病の進行に引きづられずに、明るく前を真っ直ぐに向いたままなんです。
ここで、ヒロイン、強いな、とか、一生懸命だな、とか、そんな感情が沸き立ってきました。私は。何というか。

A 文章(ヒロインの内から発せられる心)は、毎日を大切に明るく捉えている。
B 映像(外界から観たヒロインの顔、外見)は、どんどんと死へと向かっていく。
その二つにギャップが生まれることで、死へと突き進む悲しみと生を懸命に謳歌する喜びの対比、のようなもの? 何だろ?
心の奥の方を揺さぶられました。

これを観て、私の好きな作品の特徴を、二つ発見したのです。
自分自身に降りかかってくるものがある。この作品だと二度と巡ることが無いかもしれない季節を私も頑張ろうって気持ち。
見直してみると印象が変わっていく。初見での楽しそうだな、から、ああ終わってしまうのを知っていて慈しむように必死だったのかなへの変換とか。

でも、絵はやっぱり好き嫌いが別れそうな生々しさみたいなのがあって。特に「振り返ると」からの少女のやつれ方は何だかホラーテイスト。
でもでも、死を綺麗に見せるっていうのはノドごしは爽やかかもしれないけれど、でも欺瞞だよなとも。最近はこれって誠実な表現だなと思うようになりました。
2015/02/15(日) 19:35:26.81ID:/0guMFB6
153 : Now_loading...774KB[sage] 投稿日:05/02/26 21:51:37 ID:cDCNYAPK [7/7回]
はじまりの人へ(空蝉)
子供が産まれるのよ、三連続で、な怒涛のスケジューリング。
音の使い方が、この作品も凝っていると思う。
曲に沿って話が展開する歌詞方式で、音に身を委ねてスイスイと身軽に雰囲気に浸れる感じは
過去作で聞いたノスタルジックな曲に導かれ進む中で、少しずつ否定されていって。

現実風景の写真を下地にした平凡な一つの生の芽生えと、この世のものとは思えない背景を絵とした死の積み重ね。
どちらのパートもとても力強く思えるし、そこに施された仕掛けへの驚きも何だか凄い。
ただその両パートを繋げる、虚と実が転倒し錯綜する終部は、独立した作品だけで観るには辛いかも。
最後にパズルのピースが微妙に嵌らない感じ、驚きによる心の動きを感動に結べない感じが、もどかしかった。

幻想の元となる淡い想い出と、その対と為る悲恋の現実は、過去作を通して観ると輪郭がはっきりして、ずしんと来る。
時間の余裕のある時に、シリーズと関連付けて観るのを強くオススメしたいかも。
紅白当時はゲリラ的な趣向だったけど、この集大成感は体験しないと、すごく勿体無い。
2015/02/15(日) 21:04:41.08ID:/0guMFB6
はじまりの人へ
ttp://www.w-room.net/flash/flash/2004/index.htm
これは一番星の光で、分かちがたい絆のお話だと思います。
この幸福感、愛する人と一緒にいる、そして二人で一つの愛する者を生み出す。
この「生」の物語。作り出す物語。照れてしまうお話ですし、盲目になってしまうお話でもあると思うんです。
でも、すごく、心地よく家族や喜びや祝福が満ちていて、こちらの頬も緩んでしまいます。
「死」のお話も書けるし、こうした「生」のお話も書ける。
それを支えているのはその「死後の世界」も豊かにイメージできる。その心の底にあるものじゃないかなって思います。

「空蝉 -The beginning of the endless "season"」
ttp://www.w-room.net/flash/flash/utu/index.htm
そして正にこれは「死後の世界」で。
何だろう、この気品のある、でも寂しくて醜いこの世界。
あの、私は「地獄」みたいなそういう野暮ったい感じのものしかそこに繋げられないくらいにイメージが貧困で。
でもこの空に「天国」があって地の底に「地獄」があって、って言うものでは、歩き続けて井戸を下り続けてその果てにあるこの情景と夏の終わりを告げる音色のこの感じ。
予想すら出来ませんよね。
だから私はただ圧倒されていたのだと思います。
この作品のこれだけのスケールで描いたワシ部屋長さんの持つイメージの奔流を、絵(確か初めは苦手な弱点だったはず)として、音として、文として、構築したのは凄いなって思います。
色んな過去作がここに集まるって言う凄い仕掛けは、実は私のキャパシティでは受け止めきれないんですけど。そのこぼれ落ちていく光すら愛おしい。

私的に死後の世界のイメージでパクっていくなら。
「はじまりの人」へで、生の物語を書くんですが、これは人が生まれる時は決して一人ぼっちじゃないよ、お母さんっていうのがずっと包んでくれているんだよっていう、そういう温もり。
対する死後の世界に旅たつときは一人ぼっちで、どんどん一人っきりになっていくそういう悲しさ。
を乗り越えた果てに再生があるんでしょうか。そこまで私はイメージを繋げれないんですが。一人ぼっち。というどうしようもない切なさ、みたいなのは私はパクって、そういうのを生活に入れていきたいな。
とか思いました。
257Now_loading...774KB
垢版 |
2015/02/15(日) 23:45:15.45ID:/0guMFB6
週末が終末が終わろうとしている、太陽が日が名も無きNow_loading...774KBにもコテハンさんにも、全ての2chネラーの名前の、存在証明の横を照らしてくれていた日が落ちようとしています。
そしてラスボスが、月がやって来る。ラスボスがやって来る。全ての2chねらーに。わたしにもあなたにも。
それを避けるには何をすればいいんです。誰かラスボスの攻略法を教えてください!

らすぼすのこうりゃくほう
ttp://www.karakuri-box.com/~killer-q/favoriteAA/LASTBOSS.htm
AA長編板で現在TOPを走り続ける色々さんの壮大なスケールの大作を紹介します。
堪能してください。
ここも落陽が激しい地。
そこででも、色々さんを初めとしたみんなはAAをまるで漫画のように、発展させたんです。凄いです。
私は、本当にAA職人もFlash職人も凄いと思ってます。頑張ってください。月が落ちても、火にも水にも負けないでください。
私は。このラスボスを、倒せない。
月が落ちるまでに、攻略法が完成することを、完結することを私は……それはサグラダファミリアが完成するような……
お尋ねロボットが今日中に完成することをリンクがねだるような……
ttp://page.freett.com/otyappa/other/robin/index.htm
2015/02/15(日) 23:45:58.82ID:/0guMFB6
あっ、ぎりぎり間に合った。何か嬉しいな。ラッキー。ハッピー。
2015/02/16(月) 00:00:25.31ID:ltj0otfv
今回のラスボスは余りに強いです。
その姿を現すのは、私が姿を現すのと同時。
奇跡的な一瞬はあるのか。太陽と月の間には、光は、いや何でも日と月以外の何でもあるのか。あらゆる2chネラーが、挑んで、成功した者は居ない?
勝負です。
太陽が消えた瞬間、私はこの書き込みを送る!
先制攻撃だ!
2015/02/16(月) 00:01:43.29ID:ltj0otfv
00:00:25.31
その瞬間にさえ、やつは現れた。
ラスボスがやって来た。(何だそりゃ? わかんねーよ)
2015/02/16(月) 00:04:51.29ID:ltj0otfv
たけはらみのるさん特集です。

なつみSTEP!
ttp://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Brush/4033/natsumi-step/
参考:ほんわかフラッシュ「なつみSTEP!」のゾッとする裏設定
ってホームページ。
(リンクできませんでした、すいません、少しネットを泳いでください、私)

と言っても既に語りに語られていて、私は何を言えばいいのやら。って感じなので。ムズイな。

この作品も「死後の世界」です。
それで、一見そうは見せないで、最後の方でそれで気づかせてガガーン! で。

ちょっと発見がありました。
おお! そっかー。うん、私はなつみは殺人はしているとは思ってませんでした。
なんでかな? って言ったら可愛いから、なんですけど。
この解説だとほのぼのだけど、実はブラックだから、それが深くて黒くてグロくて欝になるから傑作だ、ってニュアンス? 言い過ぎ?

でも、私はほのぼのな天国が本当に素敵だと思うんです。
AAが愛らしく楽しく生きていて、なつみさんも表情豊かにはしゃいで。
だから救いを感じるんですね。地獄に行く前にここで触れ合いと寄り道ができて、
最後にペンダントを投げたのは、彼女が悪魔じゃなくて女の子で、
思い出を破壊するためじゃなくて前を向いて歩く踏ん切りのためで、
その女の子らしさを癒したのが天国での楽しそうな出来事で、その先に地獄が待っていても、そこに希望を感じるんです。

だから平和に見えて、黒い、グロイじゃなくて、黒いけど、黒いのがあるから天国が美しい、影があるから太陽がサンサンと輝く。
そういう陽に近い感じで、見ています。今は。
2015/02/16(月) 09:50:54.96ID:ltj0otfv
これも色んな細かい仕掛けとか虹とか月とかの可愛らしいデザインの裏とか、なつみの細かい表情、小道具と、解釈するのが楽しい作品ですよね。
だから、私もこうして解釈しました。

多分、あなたは違うと言うと思います。もしかしたらリンク先の黒い解釈も違うというかも知れない。
たけはらみのるさんの考えてることはきっと。と想いを巡らすかも知れないし。
俺の解釈は、とあなたなりの世界を映し出すかも知れない。

そういう可能性の塊みたいなものが、私は「なつみSTEP!」の魅力なんじゃないかなと思います。
未だに、確かな答えが出ないことの素晴らしさ。それはテスト用紙じゃなくて、その裏に広がるキャンパス。
2015/02/16(月) 09:53:20.43ID:ltj0otfv
しぃのうた
ttp://www.geocities.jp/kanonnagito/siinouta.html
この動画はギコ、しぃ、つまり2chキャラを扱った作品全体の中でも代表作で、傑作で、入門作にもなる。
そういう浮ついた言葉が、決して過剰にならないようなそんな作品だと思います。
Flash板初期の作品ですけど、今でも。
それでインタラクティブなのが何とも嬉しいじゃないですか。
まず花にカーソルを当て、次いでセミに、そこから稲穂と、Flashらしい楽しみです。これは素敵。

えっ? 細かすぎる無駄なコダワリだって?
バカ言いなさんな! これは凄まじいトリックなんだよ。
まずさ、花から春、夏、秋というのを体感として生きている世界として伝えているんです。
情景描写そのものも上手いけど、文字通り生きた景色として情景の移り変わりを楽しませる。
もちろん、その次に期待するのは、マウスで待ち構えるのは冬です。そこで、その圧倒的な喪失感。もはや何も介入できない。あの人もいない。
がありつつ、歌の、歌声は終わりつつ、希望を感じるメロディーの余韻に、さりげない雪の足跡。その向かう先へのちょっとしたイマジネーション。
それを支えるのは夏の夢を挟んだ構成の美しさに、生き生きとした表情や仕草の動き。
やっぱりこれは私の中で、大切な大切なFlashであり続けるんです。
2015/02/16(月) 09:55:33.17ID:ltj0otfv
魔女と森の精霊
ttp://koshiandoh.com/swf/majomori/index.html
この作品は。
たけはらさんの先の二つの作品って、気づきテイストというかスルメ味というか、何回か観ると面白くなるって感じがあるんだと思います。
なつみSTEPを一回だけ観て、何かを書いたら、ファンに叩かれそうって思いません?
それは意図的に盛り込んだギミック。

今作は。
ありまし……た?
犬が魚を食べている。あれ?
ちょっと待って、stepしてみて。there she is!
魚を食べるのは猫でしょう! やった!
あれ?
これスルメテイスト?
犬が猫になったんだぜー。すげーだろー。
ほのぼのな天国が地獄になったんだぜー。すげーだろー。世界の反転の魔力。
季節の移ろいが、時間が、切なくなったんだぜー。すげーだろー。時の魔力。
犬が猫になったんだぜー。すげーだろー。犬猫の魔力。
すごいです。

ところで、です。
数多のなつみSTEPのフォロワーが陥った罠として、スルメテイストを出そうとして、こねくり回した結果。
何と! 何と!
わかりにくくなっただけでしたー。
2015/02/16(月) 12:14:30.07ID:ltj0otfv
キミマテ
ttp://www.koshiandoh.com/thk/index.html
この作品は、スタッフが余りに豪華でした。
一人一人がFlash板に強い影響を与えていて、やがてプロに旅たっていった。
のもありますけど、私はそれぞれのファンだったんで、夢、でした。
たけはらさんはキャラ? ホンさんはゲーム部分? クイズの出題は公共さんかな?

公共さんは言葉遊びというか、謂わばダジャレに近いものが上手ですよね。
私が記憶に残っているのが、これです。

まゆげなくしてゆげがある。
この響きは好きですし、お化粧の眉毛を無くして暖かい湯気。
おうちの中での、ほっとした暖かな空気を心を映していて。


で、キミマテでも。

間違い探しです。どれ?

ネギ入りの
ネジ入りの
ねぎ入りの

面白いなって。思うんですが。

この文字だけなら。
2015/02/16(月) 12:15:21.11ID:ltj0otfv
あのすごく簡単になりすぎている正に蛇足だと思うのがあって、
その文字の似た感じで迷うところを、隣に効果的すぎる絵を入れてしまっていて、
こうしてしまってるんです。
○ネギ入りの
●ネジ入りの
○ねぎ入りの

これはあの、○を絵だと思って頂ければ何ですけど、まず文字で困惑して楽しむだろうところを、わかってしまうのが。
絵で絵合わせで、そこだけで解いてしまう。
簡単になりすぎるだけじゃなく、クイズそのものの性質も変わってしまった気がします。
絵を加えるのなら、もう少しクイズそのものを意識してちょっと迷わせる感じにしたり、いっそのこと正解の時に初めて絵を表示して「あっ! なるほど」と納得させたり。とか。
こういうのが幾つかありました。
雰囲気から言ってみんなが楽しめるストレスのかからない難易度と言えばそれはそうですし、これは私の好みなんですけど。

あの、たけはらさんなんですが、たけはらさんがコラボるなら、ホンさんのガーベジコレクションの絵を描いて欲しいです。
ほんと、この作品は楽しくて、でも難しいところがあって、そこにたけはらさんの持つみんなが好きになっちゃう感じとリピートを誘う細やかさが加われば、素敵だと思ったんです。
2015/02/16(月) 12:16:40.05ID:ltj0otfv
蒲公英の姉 人形アニメーション
ttp://www.nicozon.net/watch/sm5683388
絶句。
筆舌に尽くしがたい。
って言う感じです。余りにすごくて言葉が出てこないです。

確かに受け取っているものは凄いものなんですけど、それが何だか上手く言えないです。
アイディア、表現、メッセージ、色んな一つ一つのパーツが凄いですし、それが一つの作品として組み合わさっているのが凄いです。
完成度が極めて高い。とか、何か苦手な言い回しなんですけど、寄りかからざるを得ない感じです。
プロフェッショナルだなっていう言葉も浮かんで、でも作品として、オーラとして凄いよ、って言葉を送りたい。そんな。
ネタバレをするのが大好きな私なのに、一言でもネタバレをしてしまったらダメだって言うそんな凄さです。
正に「蒲公英の姉 人形アニメーション」です。
って伝わるかな。凄いです。出会えてよかった。
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