たまには毛色を変えないとダレチャウヨネ。
と言うのを私よりも実践しているのがこのOPでした。
涼やかな低い声が素敵。爽やかmaleなイケメン成分。あー、これだよね、ゴクゴク。


僕は鼻歌  君の周りだけ
そっとただよう  モノクロの歌のようさ
君ははなびら 空の数だけ
そっと風立つ  夢に消えて行くよう
街路樹と僕の影法師が  夕立の屋上で溶けてゆく


私、癒される。歌だけでも堪能してる。
他の部分も素敵なものがあります。
制服はぎりぎり現代にもありそうなノーマルなものですし、何よりも肌色の塗り方が安心できる。興奮とはまた違う、この快楽。
夕立の屋上で♪ って部分は映像も、空をぐるんと回転させて、上空へと落ちていく感、のような感じを残します。

タイトルも考えてしまいます。君と彼女と彼女の恋。
「彼女と彼女の恋」が「彼女と彼女の猫」と似ているのはともかく、「僕と」じゃなくて「君と」って言うちょっと離れた表現。
そこで距離を置いていて。何か大きな視点を感じさせます。カミサマとか。その俯瞰が屋上を中心とした映像の狭さをカバーしているように思います。これも素敵。

あと、ぼーとして、ふと景色に気づく瞬間。こういうのね。

何もかもが素敵。そう何もかもが。
ありがとうございました。