愛知県内の社会保険労務士の男性が「モンスター社員解雇のノウハウをご紹介」とする内容の文章をブログに記していた問題で、同県社会保険労務士会は30日までに、社労士の信用を失墜させたとして、この男性社労士を会員権停止3年と退会勧告の処分とした。

 臨時理事会で決定し、厚生労働省に報告。会員権停止により同会の会議や事業に参加できなくなる。退会すると、県内で社労士業務は行えない。

 男性社労士は、ブログで社員をうつ病にさせる具体的な方法を示し「モンスター社員に精神的打撃を与えることが楽しくなりますよ」「適切にして強烈な合法パワハラ与えましょう」などと記載したという。
男性社労士に関しては、弁護士らが社労士法に基づき厚労相に懲戒請求している。〔共同〕http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG30H1W_Q5A231C1000000/

プロフィール

木全美千男(きまたみちお)

特定社会保険労務士、税理士、行政書士、法務博士。愛知県出身。
南山大学経営学部卒業、中部電力(株)・社会経済生産性本部、会計事務所勤務を経て独立。
1988年 社会保険労務士登録。
1989年 税理士登録。
現在、きまた会計事務所所長、(有)モンジュアソシエイト代表取締役。財務・税務・人事労務の専門を活かしたコンサルタントとして活躍中。
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