主文

司法書士の評価が宅建士よりも下であるとする被告>>718の主張を認める。
原告>>720のありえない評価であるとする主張を却下する。

理由

被告の資格保有者数等の数値は事実であり、これらは資格の社会的存在意義を図る尺度の1つである。

原告は現実的にありえない旨主張する。
しかし、原告は甲720号証においても、まともな反論ができず悔しいから被告が主張をしているものである旨
陳述するのみで、当該主張は被告の心証によるものであり、ありえないことについての
客観的事実を窺い知ることはできないから、原告の主張は容認できない。

一方で、被告は乙725号証において、その事実を市場規模等の見地から客観的数値を用いて証明した。
ある資格を評価するのに市場規模は資格者の資格取得の動機になりうるもので重要な価値判断の尺度の
1つ足り得るものであることは否定できない。

以上により、司法書士の評価は宅建士に及ぶものではないとする被告の評価を認めるものである。

高裁判決頼みますw