殆どの人は「早期結合の言語で決めうちして作られたプロダクトだと
プロジェクトの途中で得られたノウハウを適用しにくい」と言われると
なんでだ?って思うはず。

プロジェクトの途中で得られたノウハウを適用するのに
早期結合の言語かどうかなんて関係ないじゃんと。
確かにその通りなんだよ。関係ない。

おそらくアランケイが考えていたシステムはSmalltalk上で
すべてを動かし、システムを止めること無く変更を
適用するという前提があったのだろう。それならば理屈はあう。

だけど今の時代は、稼働しているシステムとは別の待機系とか
ステージング環境とか開発環境とか、そういった止められる
環境で開発し、必要ならば止めずにシステムをデプロイ
する技術があるため、早期結合の言語であってプロジェクトの
途中で得られたノウハウを適用できるようになってる。

その点でアランケイが言ったことは今となっては間違いになってるんだよ