東京のIT企業が松江に進出08/28 20:15nhk
松江市の技術者が開発したプログラミング言語「Ruby」を活用したシステム開発
を目指して、東京に本社を置くIT企業が松江市に進出することになりました。
新たに進出するのは東京に本社を置くIT企業、「パソナテック」で、28日、
吉永隆一社長が県庁を訪れました。
県庁では調印式が行われ、吉永社長と溝口知事、それに松江市の松浦市長が互いに
連携して事業を進めていくとする覚書にサインをしました。
「パソナテック」は新たな事業所を松江市朝日町のビルの一室に設けて、9月から
運営を開始します。
今後3年間で10人を採用する計画で、松江市の技術者が開発したプログラミング
言語「Ruby」を活用して企業の管理システムの開発を手がけるほか地元のIT
人材の育成などにも力を入れることにしています。
県や松江市も雇用の創出や地域産業の高度化につながるとして企業への助成など支援
を行うことにしています。
吉永社長は「人口減少や高齢化などの課題がある中、地方であっても優秀な人が活躍
できる環境を、産官学で連携しながらつくっていきたい」と話していました。